スクエア王国
さぁ これですべての大陸をまわった。駆け足だったなぁ-
とうとう4大陸の最後の国に、訪問する。スクエア王国だ。
移動中、ヒトミちゃんの事を聞いた。ヒトミちゃんは、13歳(中学2年生だ)。
学校の授業が終わり部活に向かったが、忘れ物を取りに教室へ入った時に召喚陣が足元に現れて 気が付いたらルクレシア王国だったらしい。ほんとテンプレ展開なんだが、ケレ-ス様仕事してくださいよ!
何の説明もなかったら 流石に中学生は 不安ですよ? アオイちゃんでもそうだったらしいからさ。
中学では、バスケ部だったらしい。いつも思うんだけど 武術系のクラブに入ってない人が、いきなり戦うとか普通無理だと思う。俺だって自慢じゃないが文科系だった。大人だからなんとなくテレビなんかで
ボクシングやら空手とかの格闘技みて真似したりしてたから何とかなってる。みんなもそうだろ?妄想は自由だもんねw
そんなヒトミちゃんに この世界の事を説明して 各自の召喚された時のことを話した。
とても興味深そうに聞いていたよ。ヒトミちゃんを鑑定してみると 魔力量、ステ-タス共に高いが俺達基準では最弱だ。アズミとアオイちゃんもこの前の魔物の襲撃の時に大幅にレベルアップしてるからな。
実践がないと強くなれない。まぁ一般の国の兵士クラス何かは 今のヒトミちゃんでも圧倒できる強さではあるんだが。少し訓練しないといけないな。アズミはあれなんで アオイちゃんに頼もう。
そんな話をしながらも船の航海は順調に進み、スクエア王国の港に入った。
スクエア王国の港は 多くの船が止まっている 南の玄関だからな。交易も盛んなのだろう。
船をおり 入国審査へ向かう。ルクレシア王国の親書を渡すと すでに連絡は入っていたようだ。
うん。たぶん教皇の指示だろう。無事 入国し王城に案内される。 案内してもらっている間に
この国の事を聞いた。この国は、多種多様な人間が共存しているんだ。(魔族を除く)
街を見渡すと確かに亜人や獣人の姿も見える。心配した奴隷制度もない。良かった その情報だけでも
この国のイメ-ジが変わるからな。そんなことを考えながら気が付くと王城に着いていた。
慌てて馬車を降りて 王城に入る。
スクエア城 会議室~
「よく参られました 私がこの国の女王 アソ-ト・タカクラ・スクエアです。勇者様もお会いできて光栄だ」
この国は、女王制なんだよ。でだ、タカクラって言ったよな? クロ-ド王国と同じなんだろうか?
「初めまして アレフガルド王国 国王 シゲル・アレフガルドです。」
と定型のあいさつをして 勇者と嫁たちの紹介も終えた後、この世界の危機について説明と協力をおねがいした。女王はとても驚きながらも俺たちの話を真摯に聞いてくれた。すぐに対応するという事で話は付いた。ルクレシアの親書にもその旨が記載されていたようだ。 その後 気になる タカクラという名前の事を聞いたら 予想してた通り過去の転移者がこの国を作ったようだ。それでこの国には他種族に対する偏見が無いんだとわかったよ。転移者の氏名は タカクラ・ノゾムさん。昭和60年と日付が書いてあったが、転移の年代がランダムになっているのかな? クロ-ド王国の転移者は昭和の初めの人だったはずだ。
機会があったら神様にもきいておかないと。因みに 勇者たちは俺と同じだったから。(確認済)
前回 召喚された人は帰れなかったのか、帰らなかったのかすごい気になるが 本人はもう亡くなってるからなぁ。この女王にも俺たちの境遇は話した。興味深く色々質問されたよ。自分のル-ツに繋がる話だもんな。それからは、国賓の扱いになり 何日か城に滞在できることになった。御先祖と同郷と言うのが気に入ったようだ。
その夜~
うん。白い部屋だ。・・・・・ うわぁ 神様 集合してんじゃん。絶世の美少女達が テ-ブルでお茶してます。
「ちょっと 何してんの? 早く来なさい!」
「久しぶりね シゲル」
「あらあら お茶の準備しないと・・」
三者三様の対応だ。 いつもちょっと偉そうな口調のミネルヴァ様。感じがいいのがヘファイストス様。舞ぺ-スのケレ-ス様だ。
「はいはい すみませんね」
テ-ブルに座ったら
「ケーレスから聞いてると思うけど 魔人が復活しそうなのよ。 まだそれほど怨念も溜まってないと思ってたんだけど この間の クランプ-ルの件で 決定的になったわ」
「でも シゲルが居るから大丈夫じゃない?」
「お紅茶でいいかしら?うふふ」
うん なんか緊張感にかける。
「はい 聞いています。できる限り対応しますよ。今日で4大陸全てに転移できますから」
「アンタの事は心配してないのよ。問題は、複数が別々に出現した場合 どうするかなのよねぇ」
「ああ それは俺も危惧するところです。俺も身体1つなんで どうしても後手になりますね」
「分身する?できないけど」
「魂は割れないわよ うふふ」
って冗談ですか? ミネルヴァ様は本気っぽいのが怖いんだよ
「勇者や精霊・神獣のパワ-アップってできないんですか?それとケレ-ス様。サトミにちゃんと説明してくださいよ?」
「パワ-アップの件は今考えてるわ。爺様が。 勇者の件は・・・ケレ-スまた忘れてたの?」
「ミネルヴァだってそうじゃないのよ。人の事言えません」
「「そうですね」」
とにかく この複数現れた場合の対応と俺以外のパワ-アップの件をこの後も話し合ったんだ。




