神さまポーション
うん 神さまが自重するべきだなこれ...
「えっと デニスさん?どしたの?」
「シゲルさん お時間よろしいでしょうか?」
おぉ ケモ耳の上目とか ご馳走さまです!
「大丈夫。なんか話? 」
道で話とか ないな。時間も時間だし
宿屋の食堂でも行こうか?
「こんな時間だし、食事がてら 俺の滞在してる宿屋でいいかい?飯がまぁまぁ美味いんだよ」
「はい!大丈夫です!」
おぉ これがリアル尻尾ブンブン!
〜太鼓亭〜
「で、どうしたの?」
「実は....」
話を聴いてみると デニスさんは Eランクの冒険者で お母さんが病弱の為 薬草を集めていたそうだ。で薬草採取してる時にゴブ達に遭遇したと。このお母さん なんか普通の薬草では 治らないらしい。
「なるほどね。明日でも良いなら 1回お母さんと会わせてよ。多少なり回復魔法使えるしさ」
「いいんですか?回復魔法?それって教会しか使えないんじゃ...」
げふん、やばっ そうなの? きいてないよ?ー 神さまー
「と とりあえず 明日みてみるから!」
ってことで明日 ギルドの前で待ち合わせする事にした。やっぱ色々知らない事が多すぎるよね。
〜その夜 太鼓亭〜
とりあえず ステータス確認しとくか。
もうびっくりしないからね。
シゲル 35歳 男 レベル:100
職業:おっさん(剣士?)
筋力:10000
体力:10000
耐性:ばっちこーい!
早さ:10000
魔力:20000
技能:全言語理解 . 剣術LV10 経験値10倍
全属性魔法LV10空間収納LV10 全回復速度2倍 錬金術LV1 鍛治LV1 鑑定LV5 生活魔法 オートマップLV5
装備:頑丈な服
:神の短剣
:解体用ナイフ
..... ふーん 人だよね? 職業おっさんは固定なの?? なんか色々上がってるけど?
うん。自重しよう。そおしよう。
〜翌朝ギルド前〜
「おはよう!待たせたかな?」
「いえいえ 待ってません ありがとうございます」
うん。なんか感謝された。why?
「じゃ とりあえず行きますか?」
「はい!よろしくお願いします」
〜デニス宅〜
「ただいま!」
ゴホッ
「あら 今日は早いのね」
「お母さん 今日は シゲルさんが身体見てくれるって!」
「お医者さんかい? ただもう治らないよ」
「はじめまして。Cランク冒険者のシゲルと申します。縁あってデニスさんと知り合いまして。何かお力になれないかと」
「まぁまぁ それはありがとうございます
娘がお世話になっております。わがままな娘ですが どうかよろしくお願いしますね」
「ちょっ ちょっとお母さん!そんなんじゃないって! もうっ!///」
おやおや ラブコメだった?フラグたったんかい?
「コホンっ。とりあえず見せてもらいますね。いえ そのままでいいですよ」
とりあえず 鑑定? そおいえば人を鑑定した事なかったな。
ライザ 48歳 女 犬獣人 LV5
.... えっと 状態は ふむふむ。病気というかあれだな。内臓系が弱ってる。これならポーションでいけるか?上級はヤバそうだし 中級で。
「では 見てみたんですが、とりあえずこのポーション飲んで下さい。」
「はい。これですね」
ゴクゴク... あれ?なんか 光ってないか?
うん。効いてるようだな。そうだろ?
「どうですか?」
「あれ? なんか身体が軽いわ♪ 」
うん。なんか飛び起きてます。元気な事は良い事だ!万事おっけえー ブイブイ
「お母さん?! そんな 此処何年もベッドから起き上がれなかったのに!うあーん」
良きかな良きかな 今日は良い事した。
さてさてそろそろ落ち着いたかな?
「シゲルさん ありがとうございました!
まさかお母さんがこんなに元気になるなんて!感謝してもしきれません!」
「いいって。たまたまポーション持ってだだけだから。元気になって良かったよ」
「とっても高価なものじゃないんですか?お支払いは今すぐはできませんが ちゃんと払いますので!!」
「気にしなくても良いよ。俺ももらった物だしね。しかも使う事が...」
そうなんだよ もう使うことないんじゃない? すぐ回復するし。
「ダメです!そおいうわけにはいけません! シゲルさん パーティは組んでおられませんよね? でしたら 私を使って下さい!お願いします!」
うーん。そおきたか。必要ないっちゃないんだが。どうするか?
おっさんぼっちも需要ないだろうし...
「わかった じゃあ 明日からな。明日朝にギルドで。」
「娘の事よろしくお願いします。出来ればそのままもらって下さい」ニコニコ
「お母さん!また そんな事言って....ぶつぶつ///」
「ははは おっさんですよ? じゃ今日はこの辺で」
「シゲルさん 本当にありがとうございました。明日必ず来てくださいね」
さっと手を挙げて。さてさて どうなりますか。




