~天界での出来事~
俺は死んだのか?辺りは白い光に包まれていた。
「ここは…どこだ?」
俺は辺りを見渡しながら呟いた。するとその呟きに対しての声が聞こえた。
「ここは天界の神殿です。そしてあなたは、お亡くなりになられました。あなたは、なくなられた時に人を庇って通り魔に刺されましたね?なので、あなたには違う世界すなわち、異世界にて新しい人生を歩める権利が与えられたのです。どんなことでも叶えて差し上げましょう。さぁ、願いを申し上げてください。」
天使のような女性がそう言った。
「え?ちょっと待ってください。よく分からないのですが。あなたは何訳の分からないことをゆってるんですか。ふざけてないで早く元の生活に返してください。」
俺は少しイラつきながらそう言った。すると、天使のような女性は申し上げにくそうに言った。
「確かにこんなこと信じられませんよね。いいでしょう。あなたが亡くなられた時の映像を見せましょう。これを見たら信じられるでしょう。現実を受け止めてください。」
その天使のような女性は、映像を映し出した。それも何も無いところに魔法のように…。
映像を見た時は信じられなかった。だが、少ししてから自分が死んだんだと理解した。
「お、俺はどうすれば。いいんだ…。これから、どうしたらいいんだ。俺にはわからない。」
「あなたは、異世界に転生すれば良いのです。あと、それ以外の選択肢はないのです。」
「あぁ、分かったよ。俺はいつも人のしたについていた、だから俺は上になりたい。その為に誰にも負けないような力をくれ。生まれは普通でいいから。俺に力をくれ。頼む。これが俺の願いだ。」
「あなたには天界、魔界、人間界、この3つの世界を基本とした世界に転生していただきます。そして、平民の家に赤子として生まれます。もちろん、力を持ってです。よろしいですね。」
「あぁ、頼んだ。いろいろありがとう。新しい人生を楽しんでくるよ。」
「では、転生の準備を始めます。」
天使のような女性がそう言うと、俺は白い光に包まれた。
今回もご覧になっていただいてありがとうございます。私は、まだまだ勉強中でございます。まだ足りないところがあると思います。ですが、どうか温かい目でお見守り下さい。今回見て面白いと思った方は、応援して頂けたら光栄です。何か提案があれば、コメントを頂けたらと思います。