表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
それでも僕は私をつらぬく  作者: やしょゆ
6/6

パーティ2

しばらく体を動かす遊びをした後、パーティ会場に戻っていく子どもたちも居り、庭に残されたのはシャロン達3人と数人だった。


「人数が減っちゃっけど、どうする?」

「そうね、残ってるのは女の子が多いですしねぇ」


またみんなで何をするかで頭を寄せていた。


「私おままごとがしたい!」


連れてきたときとは違い、しばらく遊んだことで、周りにも馴染めてきたアイナの提案でおままごとをすることになった。アイナはいつも家でするお人形遊びを自分で演じられると楽しそうに登場人物の指示を出し始めた。


「それじゃあティーダくんは毎日のお仕事で疲れてストレスの溜まった夫役ね!」

「う…うん?」

「そして私はそんな夫に怯えつつも健気に支える奥さんをやるの!

シャロンちゃんはそんな二人の間に産まれた子供であなたはお隣の奥さんそしてあなたは…‥‥‥」


どこかのリアルおままごとのようなあらすじの説明を受け、おままごとを始める子どもたち、シャロンは赤ちゃん役ということでほとんどセリフは無くアイナが生き生きとした表情ですすめ昼ドラさながらのドロドロ愛憎劇を見ながらアイナの家庭環境が心配になっていた。。。


「なぁ今度はチャンバラゴッコしようぜ」

なんとかおままごとを終わらせ、離婚二回、不倫三回起こした仕事で疲れるDV男役ことティーダくんがチャンバラをしたいと言い出した


「そろそろ時間なんじゃないかな残念だけどチャンバラは今度ね」

そろそろ大人たちも解散する頃だろうと思いシャロンは会場に戻ることにした

「えぇえ、シャロン強そうだから一緒にやったら絶対楽しいと思ったのになぁ」

「ふふっ、負けて泣いても知らないわよ?」

「将来冒険者になる俺が女なんかに負けるわけ無いだろぉ」

「あら、冒険者?楽しそうね」

「おう!街の外にいる魔物なんかと戦ったりお宝を見つけたり!かっこいい冒険者になるんだ!」

「いいですね、私も街の外を見てみたいわ」


ティーダの将来の夢を聞きながらみんなで会場に戻るとちょうどパーティもお開きになったのか数人の親達が迎えに着てその場で別れ、残ったのはティーダとアイナとシャロンだけになった


会場の中を三人で歩き壁際で話をしているバリドとシャミルを見つけた


「それじゃあティーダくんまたね」

「じゃあね」

「うん、また遊ぼう、そう言えばシャロンの家の名前何ていうんだ?」


(あぁそう言えば名字名乗ってなかったわ)


「シャロン・バラルドよ」

「俺はティーダ・クラウス」

「それじゃあまた遊びましょうね」


ティーダと別れシャミルたちのもとに戻った

「おかえりシャロンじゃあそろそろ帰ろうか」

「はいお父様」


シャミルと合流して帰ろうとした時バリドが近づいてきた

「おぅ、嬢ちゃん今日はありがとな家も近いしこれからも仲良くしてやってくれよ」

「はいアイナまた遊びましょうね?」

「うんシャロンちゃんまたね」


アイナたちと挨拶をすませシャミルとシャロンは帰路についた

家につくころにはもうだいぶ日が暮れており、リランを含め三人で食事を摂りながらパーティであったことを話たあと、疲れていたのかすぐに眠くなり寝室へと向かいいつもより少し早いが眠りについた




いつもより短く話が切れた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ