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罪を背負っても気にしません〜お気楽吸血鬼は龍と共に  作者: カフカ
1章 始まりました、異世界生活
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3話 突撃!隣の襲撃地

感想や評価してくれてもええんやで(/ω・\)チラチラ

オーガを倒し、そのまま森を走り抜ける


「ん…、なんか血の匂いすんぞ」


「んー言われてみればしますね、それに金属音も多少」


「じゃあ行ってみますか」









〜???side〜

「おい!隊列を乱すな!!」


「弩弓奇隊、装填!弩弓偶隊狙え!!」


「盾持ち部隊踏ん張るんじゃぁ!!」


「「「「ゴァァァァ!!」」」」


「「「「ウォォォォ!!」」」」


クソっ!このままじゃこちらがジリ貧状態になる

モンスター共と兵士達では体力の差で押されてしまう

突撃して押し進むか、それとも退路を作るか、どうする?


「隊長!!オーク共の奥にリーダー格と思わしき個体確認!」


「了解した!そやつまでの道を作れ、私が出る。

マリウス!ニーナ!リヒト!私に付いて来い!!」


「あいよ、姫様」


「了解」


「全く無茶すんぜぇ、、うちの姫は」


「ニーナ、一撃凄いのを頼むぞ

その攻撃に合わせてリーダーと思わしき個体の元へ突撃だ」


「任せて」


「じゃあ僕達は姫様の警護だね、頼むよ城壁君」


「お前もちゃんとせぇよ、聖騎士殿」


「有無、それでは行くぞ!!」


「『炎よ、汝の子たる我らの敵に終焉を』『灼熱地獄(インフェルノ )』!」


ニーナの唱えた魔法がモンスター達を炎の波でを呑み込む


「進めぇ!!敵のリーダーを倒せ!剛剣『雪崩絶ち』」


リヒトの大剣が大量のモンスター達を切り裂いていく


「姫様に道を作れ!!聖槍『絶槍翔( ゲイボルグ)』!!」


マリウスのから放たれた槍は赤い紅色の光を纏い飛んでいく

モンスター達を薙ぎ払って道を作る


「道は出来た!突撃いぃ!!」


私は剣を天に突き立て叫び、突き進む


「俺も!」 「私も」 「僕も」


「「「姫様に続くぞぉぉ!!お前らは持ちこたえろ!」」」


モンスターの波に出来た道を少数で駆け抜ける

そして奥に待ち構えている巨大なモンスターの所へ


「虫が、調子に乗りおって」


その姿は3対6本の腕を組み、私達の前で出てくる


「こいつ、強いな」


「うーん、厳しいな」


「辛い」


「弱音を吐いてんじゃねぇぞ、お前ら」


「「「いくぞぉ!!」」」



「…………ぁぁぁあああああ!!!」


「なんの音d、あぐぁ!?」


『ズカーン!!』


「「「…………??」」」


「痛ってぇなぁ、あいつ遠慮なしに投げ飛ばしやがって」


「すみません、ちょっと手加減を間違えました」


「ちょっと!?ちょっとの威力じゃねぇから!!?」


「あの、どなた?」


「こらニーナ、知らない人に話しかけたら駄目じゃないか」


「姫様よ、話しかけたくなるだろ?この登場は」


変なタイミングで登場したせいで変な空気になったな

でもコイツらは誰なんだ?

金髪の男にあれは…メイドか?なぜこんな所に


「お前らは誰だ?なぜここにいる」


「えっ?えーと血の匂いと戦闘の音がして向かって来たんだ」


「飛んでた?」


「あぁ、あれは」


そんなふうに私達の前まで歩いてきながら話していると

金髪の男の胸から巨大な剣が生えてくる


「カハッ」


「なんだ!?」


「貴様らぁ俺を無視するとはいい度胸だなぁ?

コイツは特にムカついたが死んでしまってるもんなぁ!」




〜NOside〜



「ご主人様、周り反応をみて楽しまないで下さい」


「「「「……えっ?」」」」


「いやぁ、ビックリしたんだけど周りの反応が面白くてさ」


「え……お腹に剣が…?」


「貴様、何故生きている!?攻撃は食らっているはず!?」


「俺は死なないよ、だって吸血鬼(ヴァンパイア)だもの」


「「「吸血鬼(ヴァンパイア )!?」」」


「単なる吸血鬼(ヴァンパイア )でも死ぬ時は死ぬはず!?」


全員が衝撃を受ける

3人は吸血鬼(ヴァンパイア )が助けてくれたことに

モンスターは吸血鬼(ヴァンパイア )が目の前で敵対していることに


「そろそろ終わりにしましょう、ご主人様の話はまた後で」


「了解、いくぜぇ!」


背中側の剣の腹を手刀で切り裂く

刺さった剣を手で抜き取り、モンスターを見上げる

5mもある巨大な姿を見る

そして手に持った剣先を、脇腹付近に投げる

その場でジャンプをして刺さった剣を踏み台にして

そのまま頭上まで飛び上がる


「鬱陶しいわぁ!!」


上段の手を香深目掛けて拍手をする

しかしそれを両腕で受け止める


「でけぇ声出してんじゃねぇ!!うるせぇ!」


そして左手の上へ飛び移る

そのまま首元まで走り抜ける、そして首を殴りつける


『ゴキン!』


首から大きな音が響く、さらに蹴りを繰り出す

蹴られた部分がそのまま切り裂かれる


「グァァ!貴様ぁ、許さんぞぉ許しはせんぞぉぉ!!」


「うるさいって言ってんだろうが、このデカブツがぁ!!!」


モンスターは首元へ手を振り下ろす

それを躱して逆側に移動する、そしてその場からジャンプ


「これでトドメだ、死に晒せやぁ!」


重量で加速しながら踵落としで肩から太ももの付け根部分を

切り裂いていく、そしてその巨大な体が膝をつく

香深が着地するとクレーターが出来るが気にしない


「ハァハァ……クソが……」


「遺言なら聞いといてやるよ、デカブツ」


「ふっ、ならば言わせてもらおう

俺は七つの大罪・傲慢のディルの部下ジーグである

ディル様に出会うことがあれば出会えてよかったと

伝えといてくれ」


「わかったよ、それじゃぁさいならだ。羅刹」


「ハイ」


「俺は上へ飛ばしてくれ 」


「わかりました」


羅刹は香深の脇を掴むとそのまま投げ飛ばす

10数mほど上空へ到達すると縦に回転しながら落下する

そしてそのまま地面に落下する

そのまま脚を頭に直撃させる、ジークの頭が吹き飛んだ


「なんて馬鹿げた戦闘だ……」


「これは…」


「なんて奴だ」


「ありえねぇよ、これは……」

4人は巨大な死体とめちゃくちゃになった地面を見て呟く


「(ドやぁ)」


従者は誇らしげであった

香深「あっ、やばい酔ったかも」


『バタッ』


3人「「「えっ!?」」」


羅刹「ご主人様ぁぁぁ!?」

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