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ゴメラ VS モンスターバスター  作者: はなぶさ 源ちゃん
第2部 モンスターバスター VS 最凶竜
56/140

8 制限時間は48時間

☆超A級モンスターバスター一〇星について(光一コメント付き)


① 「地球の守り手」   コーザル・ガイア 真面目そうなあんさん。

            マッチョで美形やね。


2 「光の戦士」     シャンタナンダ・アバター

            インド人のじいさま。温厚な仙人風や。


③ 「大魔女リディア」  アルテア・リディア・サティスフィールド 

        ふわふわした雰囲気の金髪超絶美女 一〇八 六二 九二 


4 「千里眼の巫女」   神那岐水音  優しそうな清楚な美女 

          八〇 五八 七八  めっさええ人な感じやね


5 「宇宙からの超人」   マルク   ウルトラマッチョなレスラー風。

            でも、顔は温厚そうやね。


6 「天才陰陽師」    安倍孔明 細っこい真面目そうなあんさん

            悪人系やないが、気難しそうやな。


7 「魔神戦士」     カイザス・ド・メロービング スマートなチャラ男風。

人は悪くなさそうやねんけんど、なんか引っかかる気が…。


⑧ 「魔神使い」     土御門美夜  清楚やけど、しっかり者の美女

 八五 六〇 八二  誠也さん、ようゲットされたもんや。


9 「不死の騎士」    バザロヴァ姉妹 美女というより美少女系やね

            八四 五九 八三  きつめの姉はんとおっとり姉はんや


10「無敵のシードラゴン」 石川瀬利亜  いつの間にそんなに成長を!(特に胸)

            八八 五九 八三 所作次第では絶対にモテ期到来や!!


 「空へ飛び出す船かね。魔法の力でそれをなすには相当な技術革新か、あるいはそれこそ天文学的に膨大な魔力が必要だろう。

 だが、我が優秀な弟子のレジウスくんなら、両方ともやってくれるかもしれんな。

 そして、動機が妹さんに地球を見せたいからとは、いかにもらしい動機だね。本当に楽しみにしとるよ。」

 小太りの眼鏡の初老の『博士』は豪快に笑いながら言った。

 


 それから一万五千年後、全高1キロメートルを超える『星舟』はようやくその日それに飛び出そうとしていた。

 どことなく『恩師・マギウス博士』に似た風貌のドクター・フランケンが最終作業に入るのをレジウスは感慨深く見ていた。


 「レジウスさま、間もなく最終チェックが終了します!わしについて来てくれた戦闘員兼作業員A~Jたちも感無量です!!」

 ドクターと、戦闘員服を着た集団が嬉しそうに星舟を見やっていた。


 「…いや、作業員たちを別に記号で呼ばなくても名前で呼んでやればいいのでは?」

 「え、このドラマにあるように『機械化帝国皇帝』みたいになって、世界制覇の後、圧政を敷かれる予定ではないのですか?」

 ドクターが休憩中に全員で見たSF映画の話をするのを聞いて、レジウスは眉をしかめた。


 「……最初に説明したと思うが…もう一度言っておいた方がよさそうだな。

 われわれは『既存の政治システム・統治システム』はそのままにして、その上部に『皇帝・帝国システム』を乗せるだけだ。簡単に言えば、各国の政治・経済システムは非常に不合理な物・民衆を過度に抑圧、虐げるものがなければ各国政府に任せる。

 各国政府からは資源・金銭などを徴収する代わりにこちらの『魔道技術を提供』し、各国の発展を支援する。持ちつ持たれるの関係を作る。

 民衆も支配者も『命と生活が保障』されれば、簡単に従うものだ。

 こちらの『圧倒的な力』に逆らいさえしなければ今までと変わらない生活が保障されるのだ。ドクターからもらった情報が正しければ、ほとんど戦いはないはずだ。」


 レジウスは『魔道要塞・星舟』を見ながらにやりと笑った。




 「では、モンスターバスター協会・緊急会議を開きます。今回は議長を私、アルテアが努めさせていただきます。ちなみに先代勇者オルテウスは『牡蠣が当たって』現在療養中のため、欠席とさせていただきます。」

 目を青白く光らせて、「大魔女・リディア」が周りを見回した。


 石川邸地下の「秘密会議室」に瀬利亜を除く超A級モンスターバスター9組と、齊藤警部、久能巧が集まっていた。


 「相当な強敵らしいな。どうやって倒すかの目途はついたのかね?」

 ようやく現場に復帰した全モンスターバスターのリーダー・コーザル・ガイアが口を開いた。


 「事実上『倒すことは不可能』です。破滅的な戦いを避けながら、どうやって、『世界征服をあきらめさせるか』が会議のテーマになります。」

 アルテアの言葉に会議場は騒然となった。


 「ふざけんな!悪党風情を倒せないようじゃ、モンスターバスターの名がすたる!!」

 「不死の騎士」の双子姉妹の姉、アナスタシア・バザロヴァが吠えた。


 「アナスタシアさん、少し落ち着いて下さい。まずは以下の動画をご覧ください。」

 アルテアが水晶球を使うと、まずは瀬利亜とレジウスの、そして次に巧&アルテアお手製のキメラとレジウスの戦闘の動画が流された。


 「…このように『魔法戦士レジウス』は全モンスターバスター中、最高クラスの格闘戦ができる瀬利亜さんとほぼ互角の格闘戦ができます。

 さらに、『魔神戦士』ことカイザスを圧倒できるキメラゴーレムを瞬殺できる魔法を操ります。おまけに魔法防御、肉体の再生能力が膨大で、現時点ではレジウスに確実にとどめを刺す方法がありません。」

 「地球システム内に誘い込めば、なんとかなるかもしれん。」

 確実に倒せると言えない分、苦々しげな顔で、コーザルが口を開く。


 「確かに倒せるかもしれませんが、魔法技術の高さは私とほぼ同クラス。背景にした魔力は私の百倍を超えると推定されます。万が一地球システムを破壊されたり、乗っ取られたりするリスクを考えると、それ以外に方法がない場合以外はお勧めできないですね。

 魔法戦、格闘戦の両方に自在に対応できないとあっという間にやられてしまいます。

 ですから、瀬利亜さんが神那岐の太刀を自在に使いこなせるくらいの存在でないと、最前線には立たせられないのです。

 巧さんが心臓に欠陥がなければお願いしたいところなのですが…。

 『ミラクルファイター』ほどの強者ですら、今回の戦いではあまりご活躍していただけないと思います。」

 アルテアが残念そうに齊藤警部を見やった。


 「だったら、私が捨て身で突っ込んで!」

 アナスタシアがアルテアを睨みつけるように叫ぶ。

 「…あなたたちの『騎士のシステム』を見破られなければ有効かもしれません。でも、サポートに回るエレーナさんの存在に気づかれたら、その時点で終了します。」

 「く……。」

 アナスタシアが悔しそうに黙る。

 双子の姉妹の霊力を極限に高めて、アナスタシアが無敵の鎧とどんな魔物も打ち砕く剣を顕現させ、今まであらゆる魔物を打ち破ってきた。だが、レジウスの使う魔法はおそらくエレーナを守っている結界をやすやすと貫くだろうと予想された。


 「で、政府からレジウスを退治してほしいと頼まれたらどうなさる予定ですか?」

 「…『倒せない』から適切な交渉を我々でします…と答えるしかないでしょうね。」

 斎藤警部の質問にアルテアはため息をついた。




 海沿いの別荘では朝からゆったりした時間が流れていた。

 私が昨日よりずっとうきうきしているのを光ちゃんとちーちゃんも感じてくれていて、二人の表情が非常に明るいのだ。 

 今日は昨日ほど眠たくないので、二人が普段の学校やその他の話をいろいろしてくれている。

 光ちゃんがしてくれたバレンタインデーに『私がチョコを二〇〇個もらった話』はちーちゃんも口をあんぐりさせながら聞いていた。

 …バレンタインならもらうようよりあげる側になる方が嬉しいのだが…。

 私はちらと光ちゃんを見やりながら思った。


 天気が怪しくなってきたので、天気予報を見ようとテレビを光ちゃんがつけてくれたとき、急に緊急ニュースが飛び込んできた。

 …なんだあれば!! 空に信じられないものが浮いている!! 

 ラピュタは本当にあったのか???


 その後に流れたニュースを見ながら三人は凍りついた。


 以下、私がダイジェストで説明させていただきます。


 ハワイの米軍基地の近くの上空に「直径一キロを超える巨大な金属製の要塞」が突然出現し、基地やハワイの住人達はパニックに陥った。

 たまたま停泊していた艦隊や地球防衛軍ハワイ支部が共同で動き出したが、基地からの魔道兵器で米軍艦隊と地球防衛軍はけが人すら出さずにあっという間に完全に無力化された。ほとんどの関係者が『金縛りの魔法』で動けなくなってしまったのだ。

 そして、魔法が効かなかった少数の強者も、謎の魔法戦士にあっという間に無力化され、米軍にも防衛軍にも動けるものは一人もいなくなった。


 そして、魔法要塞から各国政府に映像とコメントが送られた。

 「我は一万五千年前から復活したアトランティスの皇帝なり。

 各国政府と『話し合い』を持ちたい。『必要以上の武力行使』をする予定はないので、四十八時間以内に各国政府に返答をお願いしたい。」


 おっさん、なにさらしてくれんねん!!

 それは『話し合い』ではなく、『脅し』と言うんだよ!?


 頭に血が上った私は気が付くと、海岸に走り出していた。


 「瀬利亜はん、落ち着いて!一体どこへ行く気やねん!」

 …は?!ついつい走り出したけど、本当にどこへ行けばいいんだろう。

 光ちゃんの言葉に、私は立ち止まって、決まり悪そうに振り返った。

 「ごめん、心配かけさせて。本当にどこ行くんだろうね…。」

 私の言葉に光ちゃんが安心した顔を見せてくれたその時、私の背筋に冷たいものが走った。


 「小娘が!まだ回復してないようだな!今ならわしでも勝てる!」


 体長十メートルくらいの黒竜が姿を現した。先日戦ったとか言う従属竜のようだ。今の私でなんとかなるのか?!

 奴がこちらに牙をむく寸前、光ちゃんが私と竜の間に割り込んできた。

 「瀬利亜はん、危ない!!」


 「瀬利亜さん、光一さん!!」

 ちーちゃんの叫び声が海岸に響き渡った。


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