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強欲の国  作者: くぎら6
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スキルチートで奴隷ハーレム作りたいな

突然だが僕こと、田中 優人( たなか ゆうと )は先日17の誕生日を迎えた。


普通の家庭に育ち高校生活3年目に突

入、受験で精神を鍛える為に学校にいくはずだった。


何故過去形かと言うと今朝登校してる途中いきなり視界がぶれた、多分目眩と言うものだと思う。


いきなりのことで慌てたが落ち着いてまた慌てた、目の前に祭壇らしきものがありまわりが太陽の明かりではなく、炎の明かりで薄暗い場所にかわっていたからだ。


うん、頭を整理しようとしたが全く整理出来なかった。もっと前の記憶お辿るべきか?


と、現実逃避をしていると祭壇の上に一冊の本があるのが目についた。僕はその本の前まで歩いて行くとその本が蝋燭の明かりで薄暗くだかはっきりと見えた。


「何だこの本外装が紙じゃないみたいだ」


表面を手のひらでなぞり僕はそうつぶやく。


[めくってください。]


「な!なに!?」


突然響いた声に僕はまた、慌てた。


[めくってください。]


「はい!!」


僕はこの声に反射的に返事を返して触れている本をめくる。


[迷宮の踏破者を異世界より招かれし客人と確認しました。宝物三点か特典が与えられます。次のページからお選び下さい。]


「な!なに!?今迷宮の踏破者って言った?って言うかいせかいより招かれし客人って!?」


[迷宮の踏破者を異世界より招かれし客人と確認しました。宝物三点か特典が与えられます。次のページからお選び下さい。]


「やっぱり言ってる!って言うかこの声何処から聞こえて [迷宮の踏破者を異世界より招かれし客人と確認しました。宝物三点か特典が与えられます。次のページからお選び下さい。]


「遮られた!?な [迷宮の踏破者を異世界より招かれし客人と確認しました。宝物三点か特典が与えられます。次のページからお選び下さい。]


「ちょ [迷宮の踏破者を異世界より招かれし客人と確認しました。宝物三点か特典が与えられます。次のページからお選び下さい。ノロマ野郎]


「…はい」


心をへし折られた僕は素直にページをめくる。すると一ページの中に物凄い情報が載っている。目で見えてる以上の情報が頭に流れ込み頭痛を起こす。


だが不思議と宝物と言う物が何を指すのか理解する。


「…いつつ、はぁ。…宝物って効果付きの装備か迷宮とか異世界とか言ってたし魔物とかいるんだろうな。…攻撃力十倍とかチート武器じゃないか?いや、異世界と言ってもどんな世界かわからないし案外普通なのかな?

でもこれ武器、防具、アクセサリー揃えられるからやっぱり最強なんじゃ…あれそう言えば三点か特典がって」


するとまた頭痛がして特典が何か理解する。


「…はぁ。痛い…。特典は携帯小説でよくあるスキルチートっぽいな。こっちはポイントによってつけれるスキルが選べるのか…うん異世界より招かれし客人のせいかもだけどこっち選んだ方が絶対お得だ。」


僕は意識して確信した。なぜなら千ポイントあるのに異世界言語完全習得五十ポイント、アイテムボックス(無限)百ポイント、完全鑑定百ポイント、成長覚醒百ポイント、スキル数無限二百ポイント、とスキルチートものの定番らしきものをとってもまだ四百五十ポイントもあるのだ。剣術など一から五までランクがあるが1で一ポイント、2で五ポイント、3で十ポイント、4で十五ポイント、5で二十ポイントだ。火魔法や身体強化なども一緒である。特典に即決である。


僕は残りの四百五十ポイントを数時間かけて決めた。以下の通りである。


剣術5に二十ポイント、投擲術5に二十ポイント、弓術5に二十ポイント、身体強化5に二十ポイント、隠密5に二十ポイント、気配察知5に二十ポイント、火魔法5に二十ポイント、風魔法5に二十ポイント、回復魔法5に二十ポイント、マナ吸収率5に二十ポイント、マナ消費効率化5に二十ポイント、レアドロップ率上昇5に二十ポイント、生活魔法5に十ポイント。ここまでで二百五十ポイント残り二百ポイントである。


そして、僕は意識の中に見つけてしまった。<奴隷>のつくスキルを。


思春期の僕が奴隷と聞いて思いつくのは、美女、美少女、を好きにできる。と言う事だった。


…思春期だものしょうがないんだよ!!


うん、落ち着いた。奴隷関連はこんなのを選んだ。<奴隷>スキルポイント振り分け百ポイント、<奴隷>成長促進五十ポイント、そして残り五十ポイントは!!精力アップ5五十ポイント高いけどこれしかない!!だって奴隷ハーレム目指したいから!!


…全然落ち着いてなかった。でも後悔はない。男の子だもん(星)


…うん。落ち着いた。色々遅い気がするけど。


僕が脳内で暴走してると再び声がした。


[特典の反映を開始します。完了後ダンジョン入り口に転送します。]


「えっ?ちょ!!いっったあーー!?」


そして、僕は死んだ。スイーツ(笑)


完結




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