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なんか、バレたら即アウトっぽいけど大丈夫かな…?

これは幼稚なおままごとに過ぎません。お茶の間のテレビを見る感じでもいいので、見てくれたら嬉しいです!

 皆様、ご機嫌よう。

 私は、キャサリン・ハーマイルドですわ。

 自分で言うのもなんですが未来の王妃です。

 なぜなら私の婚約者 トゥーレ・ヨミンティナが王太子殿下だからです。

 

 ちなみに、この結婚は政略結婚ではないのです。ちなみに、殿下からプロポーズをいただいたのです!が、最近殿下の反応がそっけない気がしてこのままだと、恋愛結婚→政略結婚になってしまいます!!(私は政略結婚から甘々結婚になると言うお話が大好きですのに!!)


 こういうことを考える時、私は数少ない休憩の時間なのです。(くる日もくる日も王妃教育、王妃教育とうるさいのです)ちなみに本日は(お父様に圧をかけてもらって獲得した)一日休みですの!


 こう言う時、普通のご令嬢ならば、ティータイムにするでしょう。

 ですが!私は違いますわよ!!! 


 えぇーと、このウィッグをしてから髪を編み込んで、度の入っていないメガネをかけます。


 部屋から出て通り過ぎる使用人たちに挨拶をする

 「ヨーメイ!おはよう!」

 「あ!トーマスもおはよう!」


 「はぁ、今日も天使だわ」

 「こんなに多い使用人たちの名前(人件費で学校買えるぐらい)を全員覚えてくださって…」

 『我らがお守りせねば!!』


 通り過ぎた後、使用人達が何かを言っていたが、急いでるので気にしない!


 家から出て街へ向かう(徒歩)

 そう!私の暇な時にすることは! 

 変装して街に出ると言うことだ!


 街の文房具屋さんで商品を物色する

 すると突然

 

 「キャッ、すごいかっこいいお方ね」

 「どこかの貴族かしら?」

 「もう、貴族がこんなところにくるわけないじゃない!」


 何か目立っている人がいるみたいだ、私も後ろを振り返り、その人を見る。

 そこにいた人物に思わず体が動かなくなってしまう。

 (トゥーレ殿下…!?何故ここに!?)


 そこにいたのは婚約者のトゥーレ・ヨミンティナ殿下だった。

 こんなことバレたら王妃教育係に怒られてしまう、知らないふりをしなければ

 

 (相手は一般人、王太子殿下じゃなくて一般人…)

 そう自分に言い聞かせて、長年の王妃教育の賜物“ポーカーフェイス”になる。


 (よし!商品選びに戻ろう!)

 そう思い、棚を見る

 

 「すまない、街の案内をしてくれないか…」

 (ギョアッ)

 いけない、思わずすごい声がでっちゃった。


 きっと私じゃない他の人に声をかけたに違いないわ!!


 「おーい、君に言っているんだが?」


 やっぱり私でした…(´・ω・`)


 「えーーと、何故私に…?」

 「君だけ私を見ても目を輝かせなかったから。」

 「あ、はぁ。」

 選んだ理由がすごい軽いわ


 「ここでは目立ってしまうみたいなので場所を変えませんか…?」

 「そうだな」

 私たちは噴水前の広場にあるベンチに腰掛ける


 「名前を聞いても…?」

 そう聞かれたので、街にお忍びできている時に使う名前を言う。

 「サリーです。あなたは…?」

 「そうか、サリーか可愛らしい名前だな。俺の名は……………」

 すんごぉい沈黙が長いわぁきっと考えてなかったのね!


 「トゥーレだ」

 うーわぁ、本名言っちゃうの?

 隠れる気0%なの!?


 「よろしくお願いします。トゥーレさん!」

 いつもは未来の王妃として接していたが今見たいに接するのは婚約前以来だ。

 (あっちはお忍びできてるんだしこっちだって楽しみたいわ)


 トゥーレがいきなり顔を赤くした。

 (熱でもあるのかなぁ。まぁ仕事の量すごいしな)


 この日から私達は一緒に街を回ることが多くなった。

 

 見てきただきありがとうございました。

この作品を面白いと思ってくれたら幸いです。

ぜひ私の他の作品も見ていってください(今は少ないですが増えていく予定です)


次回かその次に終わる予定です

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