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年の差恋愛

作者: DOLL









「お邪魔しまぁーす!!」




「ぉお、いらっしゃい桜」




「(はう//功ちゃん・・//今日もかっこいい)」




「桜??顔、赤いよ」





 そー言って功ちゃんはあたしも頬に手をあてた。





「ぃや/あの、///大丈夫だから!!!!」




「そぉ??」




「ぅん//!!じゃぁおばさんとこいくから」




「桜、用事終わったらおれんとこ来いよ!ゲーム、手に入ったし」




「・・ん、わかったぁ」





 なんとなく功ちゃんはずるいと思う。多分功ちゃんはあたしが功ちゃんのこと「お兄ちゃん」じゃなくて「男の人」として見てる、って気づいてると思う。それなのに・・・あんな言葉、ずるいよ。





「功ちゃん〜??」




「ぉ桜、ここおいで」






 ポンポンって自分の隣を叩いた。そうゆう行動、功ちゃんのひとつひとつのしぐさ全てがかっこいいって思っちゃうおってやっぱ重症かな??苦笑





「やっぱだめよ!!」




「・・・・唯、何いきなり」




「桜の言ってる功ちゃん、よ!!相手は32でしょ??」




「ぅうーーーで、でも!!」




「でもじゃない!!心配で言ってるの、桜が傷つくのはやだよ・・」




「唯・・・ありがと。でも、一緒にいるだけでもいいの・・・」





 唯の言ってることはごもっともだと思う。あたしだって、相手が32歳で自分は17歳で・・功ちゃんがあたしをそうゆう対象にしてないっていうのは重々承知だし・・・。





 ガッ ビリ




「ひゃ!!・・・・・ぁ」




「桜!?どした??」




「いや、何でも・・・」




「ぁあ!何でもなくないじゃん!スカートのレース破れてる・・ネコか・・」




「あー大丈夫!!家かえって直すし!!」




「いいからおいで」




 グイッ





 ネコが飛びついてきてあたしがはいていたロングスカートの裾についていたレースが破れてしまった。それに気づいた功ちゃんがに右手をひっぱられ(多分)功ちゃんの部屋につれてかれてる。変に緊張して右手に汗かいてないかな、って心配してしまった・。





「あの、ほんと大丈夫だよ??//」




「・・・・・ぅん」




「ちょ、きゃ//何すんの!!」




「ちょっとうまく出来ないから座って」




「う・・・・うん」





 功ちゃんの部屋。2人きりで少し薄暗い。こんな状況にドキドキする。こんなときあたしは凄く凄く功ちゃんのことが好きで胸が切なくなるくらい痛いのに功ちゃんは何も思わないんだな、って思った。そしたら急に変な勇気がわいてきてしまった。





「おし、おっけー!!直ったぞ!!」




「あ、ありがと」




「ん・・??元気ないな、桜、」




「・・・・功ちゃん、好きな人いる??」




「随分いきなりだな笑」




「//えっと、いるの??」




「ぅーん、いるよ」




「・・・(そっかぁ・・やっぱいる、よね、)」




「桜??」




「あたし、功ちゃんのこと好きなの」




「・・・・・ぇ?」




「本気だよ。あたし、お兄ちゃんとしてじゃなくて、、功ちゃんのこと好き、功ちゃんは違うってわかってるけど・・」




「・・それ、本気なんだ、」




「、うん」




「・・・・そっか」




「、、、//あの、あたし帰る。スカート、あ、ありがと」




「ちょっと待って」






 時が、止まった気がした。





 だって、今、あたし、功ちゃんの腕の中にいる、んだよ。え??ちょ、ちょっと、何してんのよ功ちゃん!!//





「//あの、功ちゃん??離して??変な事言ったのは誤る、から」




「いらない、」




「へ??」




「誤るとかいらない」




「・・・・・・なんで??」




「・・・・・・・桜、馬鹿??呆」




「な//なんでよ!!こっちは精一杯なの!!」




「、かわいい」




「は!?//何いってんの??あたし17だよ??」




「だからなに?かわいいから言っただけ」




「・・・・・(それって別にすきって訳じゃないってこと??)」




「桜、おれ32だし、桜は17だからおれのこと好きっていってもおれと付き合うって事考えたことないと思うけど、おれ、桜の事妹としてみた事ないし桜がおれのことを意識してるのみてすっげーうれしかった」




「//それは、功ちゃんもあたしのこと好きってこと?」




「うん、好き」




「ほんと??」




「ほんと」





 そういった時の功ちゃんの顔はふわって笑ってて今までで最高にかっこよくて、安心した





「ぅう〜〜」




「はいはい泣かないの」




「だって、ぜっ、たい、無理だ、と、おも、思ってた、し、だからー!」




「ん、大丈夫、もおおれは桜の恋人だから」




「こ、いびと//??」




「そ、桜もおれが好きでおれも桜が好き、ちがう??」




「ちがくない」




「ん、だから恋人」




「//功ちゃん・・・大好きだよぉーーーん」



 ちゅ



「功ちゃん・・・///」




「桜、かわいい」




「//ありがとぉ」






 それから功ちゃんはあたしに甘い甘いキスをいろんなところにいーっぱいくれた。目とか頬とか。今までできなかたことを取り返したかったんだって。だけど、そんな経験がないあたしはすごーく緊張した。でも、さっきとは違う甘くてすこーしだけ切ないような胸の痛みを感じた。やっと功ちゃんと繋がれたって実感ができた。




 ちゅ




「「愛してる」」





 





読んでくださりありがとうございます。

心から飛び跳ねる勢いで感謝いたします。


この作品、結局さいごはハッピーエンドなのです。

悲恋、ニガテなのです。

書いてる最中に泣いてしまうのです。←

年上との恋、あまり叶いそうにないのに・・

桜ちゃんよくやった!といってあげたいです笑

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