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川村さん家といっしょ!  作者: ガンナーAK
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いつもの朝

AM7:00-

川村家の長男·大河(たいが)はこの時間でも惰眠を貪っていた。大河は18歳の高校生。当然このまま寝ていたら学校に遅れるだろう。ピピピ···と、本日三度目のアラームがなった。

「うるせぇ···」

と一言つぶやくと、アラームを止め、再び眠りについた。

と、その時

「大河ーー!!起きなさーーーい!!!」

バタン、と勢いよくドアを開け、ドタドタと大河の部屋に入ってくる者が一人。

背丈や、顔立ちから年齢は9~10歳程。ダボダボのセーターにジーンズ、大きめのエプロンを着て前髪をあげた少年である。可愛らしい顔立ちの顔の眉間にしわを寄せ、大河の寝ている布団をバシバシ叩く。

「やめ、やめて...起きるから、てか起きてるから...」

参ったという顔をして大河は起き上がった。美しい黒い髪を短髪にし、これまた美形なつり目が特徴の顔はモデルに等しい。耳元にはピアスの穴が開いていて、あまり素行が良くないことが見てとれる。

起き上がった事に満足したのか少年は

「おはよう、大河。」

と微笑んで見せた。それに答え、大河も

「父さん、おはよ。」

と微笑んだ。



そう、そうなのである。この少年、実は今年28歳になる、立派な大人なのである。

18歳の息子がいるには若すぎるが、再婚相手の連れ子なため、実子ではない。


そんな可愛いお父さんのいる生活を、一緒にご覧あれ。

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