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念願の異世界転生!
なんだか体が重い気がする。頭もくらくらする。数分後ようやく目をひらいてみると、知らない家の中で寝ていた。外は見たこともない…「ん?あれっ!?なんだあれっ!!ス、スライム!?…夢か?夢なのか!!」頬を思い切り叩く。「いや、本当だ…本当に異世界に来た!…ってことは俺、本当に殺されたのか。」まあ、結果オーライだ。俺は今の状況を整理する。
①ここは異世界
②魔物がいる
③2階建ての家にいる
④森の中
凄いっ!本当にRPGの世界だ。
コツコツコツ…誰か来る。
ドアが開きおじいさんが現れる。
「おおっ!目が覚めたか。儂はソルト・ポット、人間じゃ。おぬしの名前は?」唐突だな…まあいいや。「俺はショウだ。とりあえずこの状況とこの世界のことを教えてくれないか?」