崇拝
「「おやすみー」」
「おやすみ」
ハピーが仲間になった日の夜、結界が使えるショウが魔物撃退係になった。折角なので近くにいる魔物を狩りレベルを上げていた。
ガタガタガタ…
「なんだ?」
周りを見ると馬車が近ずいてきていた。その馬車はショウの目の前で止まり、中から2人の冒険者が出てきた。
「今から俺らがここを使う。痛い目にあいたくなかったら…わかるよな?」
ショウは2人の冒険者のステータスを確認する。
(1人はLv.5もう1人はLv.6か…スキルも大したことないし気術を使えば楽勝だな。少し遊んでやるか。)
「何?兄さん達〜、もしかして俺ら2人でかかれば逃げていくだろうとか思ってないよね〜。」
ショウの挑発に冒険者は…
「殺すつもりは無かったんだが、お仕置きが必要のようだな。」
「あぁそうだな…」
冒険者2人は槍技と斧技を発動させてきたがショウに容易く躱され木刀で至るところを叩く。
「てめぇなんかに負けてたまるか!」
そろそろ飽きてきたのでショウは木刀を思い切り振り下ろし頭を潰す。
「て、てめぇ、よくも…ぐはぁ」
もう1人の冒険者も殺す。
「はぁ、ん?また新しいスキルか…崇拝Lv.1(殺した人や魔物の視力・聴力・嗅覚を奪える。)これまた凄いスキルを…」