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四人で海に行こう

水着回が来ました。

『んー・・・よく寝たな・・・』


今日はエリナとアイン達で海に行く約束をしている。

集合場所はうちの前で時間は10時だ。


ベッドから起き上がって時計を見てみた。


『んー・・・10時か・・・え?』


その時、ドアを叩く音が聞こえてきたからドアを開けてみた。

目の前にいたのはエリナ達だった。


エリナの表情を見ると、とても怒っているように見えた。


『スフィアー!!!』

『すまない・・・』


怒っていました。


私は直ぐに部屋に戻って着替えて家を出た。

昨日のうちに荷物を用意していたのが救いだった。


『それじゃあ、海に行きましょうか!』


エリナが掛け声をすると、皆んなで声を上げた。


『『『しゅっぱーつ!!!』』』


海に行くためには馬車に乗らないとダメだからその場所に向かい、

御者に銀貨を払って乗った。


荷台には私の隣にエリナが座り、向かえにネイが座り、

左側にエリナが座っていて囲む様に荷台に乗った。


『海に行くの久しぶりよねー!』

『ああ、そうだな』


エリナがやたらと私の傍により、腕を組みながら会話をしてきた。

まぁ、確かに荷台は広くはないがくっ付き過ぎじゃないかな?


決して嫌ではないがエリナの胸も当たっているし・・・。

私が女性だから良い者の、男性だったら顔が真っ赤になるだろう。


海に着くのには数時間掛かるが四人も居るから会話が途切れる事がなく、とても楽しく時間を過せた。


途中でお腹が空いた時にはエリナが手作りをして持って来た

サンドイッチを皆んなで頂いた。

こういう気配りが出来るからエリナは男性にモテると思うが、

未だに彼氏がいないから不思議だ。


こうして時間はあっという間に過ぎ、

海に到着をした私達は荷台から降りて海を見渡した。


綺麗な海と心地良い並みの音、

海には泳いでいる人やはしゃいでいる人、

ビーチパラソルで休んでいる人がいる。

この光景を見た私達は速く海に入りたくて仕方がない。


直ぐに着替えが出来る建物の中に入り、

それぞれが個室の中で水着に着替えた。


私が一番早く着替え終えたから皆んなが出てくるのを待った。

すると、数秒後にエリナが個室から出て来た。


エリナは前とは種類が違う水着、黒色のタンキニを着ていた。

露出が少ない水着だがエリナに似合っていて可愛らしかった。


褒めてあげると物凄く照れていた。


次にアインとネイが個室から出てきて水着を見てみると、

二人ともパンツタイプのビキニを着ていて、

種類は同じだったが色が違っていた。


アインが赤色でネイが黄色だった。

そして、皆んなの水着を見て気が付いた事がある。


『もしかして・・・ビキニは私だけ?』


三人は揃って口を開いた。


『『セクシーだね!!』』

『セクシーよね!』


エリナにはその後に『そしてエロい!』と言われてしまった。


皆んなが無事に着替え終わり、私達は海に真っ先に入りに行った。

水飛沫があがると、とても気持ちよくて海に来た実感が湧いた。


『んー!気持ちいいわねー!』

『そうだね、お姉ちゃん!』

『海は最高よね!』

『ああ、やっぱり海は良いよな!』


四人で大はしゃぎをした。


海で泳いだり遊んだりしていると人がどんどん増えて来て、

遊べる範囲が少なくなったから岩場がある方に移動をした。


この辺は他に人が居なくて落ち着くな。

私とエリナは岩場に座って脚を海につけて休憩をし、

アインとネイは蟹を探した後に再び海に入りに行った。


『お姉ちゃん!くらうがよい!』

『むっ、ネイったらやるわねー。これならどう!?』

『ぶっ!顔面に水が!?』


二人で水の掛け合いをしていた。

私達はアイン達を眺めていると、二人が同時に何かを投げて来た。


そう、ヒトデだった。


エリナは苦手だったらしく、

叫びながらアインの顔面に向かって投げ付けていた。


『きゃああああ!!!』

『わっ!?』


アインはそのまま海に倒れ込み、エリナが心配して駆けつけた。


『お姉ちゃーん!!』

『あっ、ごめんなさい!大丈夫!?』


ちょっとした騒ぎになったが、怪我はしてなくて無事に済んだ。


その後は水の掛け合い、いや、ヒトデの投げ合いを辞めて、

砂浜にある露店で冷えているジュースを買って飲んだ。


帰り際にもう一度海に入って遊び、

シャワー室で身体を洗い流して私服に着替えた。


『さて、暗くなる前に帰ろうか』

『そうね、帰りましょう』

『今日は楽しかったねー』

『うん!そうね!』


また、みんなと海に来れたらいいな。

今日は楽しくのんびりと過ごす事が出来た。

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