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エリナの嫉妬

エリナがスフィアに対して初めて怒る?

『んー・・・よく寝たな・・・』


昨日はアインとネイと初パーティ祝いではしゃぎすぎて、

ぐっすりと寝ていた。時計を見ると10時を過ぎていた。


私はスリップを脱いで私服に着替えた。

リビングに向かうと丁度ドアを叩く軽く音が聞こえた。


アインとネイかな?


ドアを開けると、目の前にいたのは黒いワンピースを着て、

おしゃれな格好をしているエリナだった。


エリナの表情を見るとなんだが怒っている様子だった。

約束は・・・していないよね?

エリナはいつもよりも低い声で挨拶をした。


『おはよう、スフィア』


やっぱり何か怒っているようだ。


『どうしたの、エリナ?』


エリナは一息ついてから私に怒った。


『私、昨日見たんだよね。

スフィアが白髪の女の子二人とイチャイチャしていた所を!

この浮気者!!』


エリナが物凄い事を言ったので驚いてしまった。


『イチャイチャはしていない!!

それよりも何で浮気者になるんだ!?』


『だって、私という彼女がいるのに、

他の女性とお出掛けをしているんだもん!!』


今日のエリナはツッコミをするのが大変だ。


『いやいやいやいや、私達付き合ってないよね!?

それと何か誤解をしているから言おう。

あの二人は彼女じゃない、友達だ』


そう言うと、エリナはやっと落ち着いてくれた。


『えっ友達?彼女と思って焦ってしまったよー』


誤解が解けたのは良かったが、

エリナが何かを企んでいる顔をして私の手を掴んできた。


『さてと・・・』


嫌な予感しかしない。


『それじゃあ、今からデートをしよう!行くよー!』


あーツッコミが追いつかない。


『ちょっ、どこ行くの!?財布を持ってこないとダメだし、

鍵を閉めないとダメだから待ってー!』


エリナに半強制的にお出掛けをする事になった。

まぁ、楽しいからいいんだが。


初めは衣類屋に向かって、次は雑貨屋に行き、

昼ごはんは昨日アイン達と行ったお店「パクぱく」の入る事にした。


エリナは言うには、

私が昨日「パクぱく」から出てくる所を目撃して、

エリナはここに来たかったようだ。


お店に入ると丁度二人用のテーブル席が空いていて、

私達は向かい合うように座った。


私は昨日、パンケーキを食べたから他のを頼むかな。

メニューを眺めているとエリナがショコラケーキを頼むので、

私も同じものを注文した。


私は近くにいた女性の店員さんに声を掛けた。


『すいません、ショコラケーキを二つください』

『ショコラケーキですね、少々お待ち下さい』


女性の店員は厨房の奥に向かった。

さてと、後はショコラケーキを待つだけだ。

その間はエリナと日常会話をしたり、ギルドの話をしたり、

エリナが新しい魔法を覚えたという話をした。


ショコラケーキが届いてテーブルに上に置かれると、

私達はフォークで一口サイズに切って口の中にいれた。


『『美味しい』』


ビターなショコラで甘さも控えめだから昼でもいける。

エリナの顔を見ると、

とても幸せそうな顔をしていたのでここに来て正解だった。


ショコラケーキを食べ終わり、お会計を済ましてお店を出た後は、

食後の運動の為にギルド会場に向かった。

カロリーが高いものを食べたから身体を動かさないといけない。


私達が今から受ける依頼内容はアリゲーターの討伐だ。

食後の運動に受けるような依頼ではないが、私達には丁度良いだろう。


アリゲーターが出没をしている場所は、

前にクラーケンが現れた海と同じ場所だった。

私達はギルドで用意をしてくれた馬車に乗って海に向かった。


前に馬車に乗った時はお金が掛かったが、

依頼を受ける為に用意をされた馬車なので今回は無料だ。


荷台に乗っている間は暇だったので、

アリゲーターを倒す為に作戦を立てた。

作戦を立てる必要はないがただの暇潰しだ。


馬車が海に到着し、荷台から降りて海辺を見ると、

前に来た時とは雰囲気が異なっていた。

砂場には看板が何箇所にも立てられていて、

看板に「アリゲーター出没注意」と書かれていた。


それを見た瞬間に怒りが込み上がった。

皆が楽しむ海を邪魔するなんて許せない。

すると、一体のアリゲーターがいたのに気がついた。

相手も私達に気がつくと襲って来た。


エリナが魔法を唱えようとしていたので、私は引き止めた。


『待って!一体だけなら私に任せて!』


エリナは少し不満そうにしながらも杖を下ろしてくれた。

私はアリゲーターの口を開き、噛み付こうとしている瞬間を狙った。

アリゲーターの習性は相手に攻撃をする時に、

頭を狙って噛みつくために跳んで来るのだ。


怖い人には怖いかもしれないが、攻撃が単調だから戦いやすい。


私は槍を両手で持って力を入れて、

アリゲーターの口から尾を斬り裂くと大量の血が溢れ、

死骸を見ると内臓やら色んな物が丸見えになっていた。


視線を逸らして、後ろにいたエリナの顔を見ると青ざめていた。


『スフィア・・・流石にグロすぎるわ・・・』


うん、私も思った。


ふと海を見ると、次々とアリゲーターが海から上がって来て、

三体のアリゲーターが私達を睨んでいた。

殺された仲間の恨みかな?

私はエリナに視線を合わせた。


『エリナ、任せた』

『ええっ!!とばっちりだわ!?

まぁ、良いわ、新しい魔法を見せてあげる!!』


エリナは杖を構えて魔法を唱えた。


『雷よ!触れた者に感電を!』


魔法を唱えるとエリナの前に大きな丸い玉が現れ、

バチバチと音がなり、雷を纏っていた。


二、三秒後に雷を纏った玉がアリゲーターに向かって発射し、

一体に触れた瞬間に雷が落ちたような音がして、

並んでいたアリゲーターが感電して真っ黒焦げになった。


見た感想を言おう、かなり危険だ。

エリナに尋ねるとこの雷の魔法は、

触れた場所から半径3メートル範囲に雷が流れるようだ。


一緒にパーティを組んでいる時は、巻き込まれない様に注意をしよう。


その後の討伐はさっきの反省を活かして、

アリゲーターを斬り裂くの辞めて、頭を刺して倒す事にした。

充分に頭を刺すのもグロいかもしれないが、こればかりは仕方がない。


エリナは炎の魔法でアリゲーターを次々と燃やしていた。

そんな調子で8体ほど討伐をすると、

海辺にアリゲーターの姿が現れて来なかったので、

そろそろ引き上げる事にした。


私達は馬車に乗って町に戻り、ギルド会場で報酬を貰った。


『どうぞ、銀貨24枚になります』


アリゲーターは一体につき銀貨3枚のようだ。

うん、いいお小遣い稼ぎになった。


私達は仲良く銀貨を分けて、今日はお別れをした。

今日はエリナのせいで朝は大変だったけど、

充実した一日になったな。


さて、私はいつも通り何かを買ってあげてから帰るかな。

この回はとても書くのが大変でした。

一度間違って削除してしまい、二回も書くことに・・・。

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