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<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

サンタハザード

作者: 森杜林

【注意】

・一応R15設定しましたが、少年誌~青年誌程度のグロ描写があります。

・多少時期を外した題材となっています。

《――はじめは村の不幸な娘に施しを与えた一人の老人だった》


 やっと一息つける。

 作業が一段落ついた私はパソコンのキーボードを叩く手を止め、安堵とともに椅子にもたれかかった。


《――噂は評判となり、果てには信仰心へと、人々の心は大きくなっていった》


 現在、12月24日の深夜23時過ぎ。

 仕事場の照明は、残業をしている私の付近のみ点灯しており、広いオフィスの他の部分は誰一人いない闇に閉ざされている。

 そのまた向こう、全面窓の先には深夜なお明るい街の灯が煌々としている。僅かながら外の喧騒も耳に入ってくる。

 世間は聖夜の真っ只中らしいが、私の周囲はその浮かれた雰囲気からまるで切り離されたようだった。


《――信仰心を呑み込んだ老人はさらなる信仰心を求め、その意識を広げていった》


 休みたい。世の流されて幸せなひとときを過ごしたい。ぶっちゃけ寝たい。この数時間で何度そう思ったことか。

 だが、そうも言っていられない。これも仕事だから。

 楽しみにしている子どもたちにいち早く夢を届ける、そのためにゲームソフトの制作をしているのだから。


《――同時にその信仰心は裏返り、不信心と不道徳をも見出した》


 眠気覚ましにしばらく夜風に当たって、また作業に戻ろう。今夜を乗り切ればしばらく休める。

 そんなことを考えながら足元のストーブを消し、席を立ったその瞬間――


「ッ――――――!!」

 金切り声が耳を劈いた。


《――曰く、信賞必罰の祖》

《――曰く、純真無垢の友》

《――曰く、疑心暗鬼の敵》


 危機に瀕した人間が身を守ろうとしているのか、あるいは危機を知らせようとしているのか、さながらサイレンのような絶叫。

 続いて部屋の外の廊下を疾走する足音がしたと思ったら扉が弾かれたように開き、


「チーフ! 黒州くろすさんが……サ、サ……『サンタ』に――!!」


《――名は『サンタ』》


 顔面蒼白の美沢みさわさんが職場に飛び込んできた。

 美沢さんは私のプロジェクトに所属する女性プログラマーだ。

 凛とした顔立ちと、どんな時も諦めない前向きな性格。専門分野であるプログラミング以外のことにも積極的に鋭い意見を言う、まさに才色兼備の人気者。

 私は働き者の彼女に今晩は休むように言ったのだが、「チーフを差し置いて自分だけ休むことなんてできません」とすすんで私の残業に付き合ってくれたのだ。

 私より一足先に休憩のために席を離れていた彼女がたった今、恐怖に身を震わせて戻ってきた。

 我々同様に残業をしていたメンバーである黒州が、彼がサンタに感染した。そう反芻して、

 ぞわり。

 聞きたくなかったその知らせを受け私の耳は、途端に不気味な感覚とともに戦慄した。

 恐れていたことが現実に起きてしまった。

 こういう時こそ混乱することなく的確に行動しなければいけない。

 ごちゃごちゃと考えるよりも先に、私は彼女に深呼吸して心を落ち着かせるよう指示しつつ、部屋の扉に施錠した後、近くの本棚を滑らせ移動させて扉を塞いだ。

 普段動かそうと思ってもいない重量をこうもあっさり動かせたのは火事場の馬鹿力というものなのだろうか。

 無論、サンタとなってしまった黒州の侵入を防ぐためだ。

 その足で私は明かりの点いていないオフィス内の通路を感覚のみを頼りに奥に突き進む。

 以前、黒州に言われたことを思い出しながら。


 ***


「このプロジェクトの中核メンバーである貴方達に、伝えておきたいことがあります」

 そう黒州が私と美沢さんに口を開いたのは、数ヶ月前のキックオフミーティングの直後だった。

 黒州は社内でも腕利きのシナリオライターだ。抜群のセンスの持ち主で、今までにも数々の名作を世に送り出しており、その実力は誰もが認めるところである。

 今回のゲーム制作には会社も相当期待しているらしく、過去の実績を買われた彼が今回のシナリオを書くことになった。

「サンタのことです」

 そんな彼がこう切り出した。

「サンタって、あのサンタ伝承の……?」

 美沢さんが聞き返す。

「ええ。今回のゲームのテーマである妖怪について色々調べてみたところ、少し気になる点があってサンタについても情報を集めてみました」

 そうして黒州のサンタに関する説明が始まった。

 サンタ。

 伝承によると、年末の聖なる深夜に人知れず現れる謎の人物とされている。

 一年間良い子でいた子供の枕元に現れ、プレゼントを置いていくという。

 だがその姿を誰も見たことはなく、大抵はそこら辺の大人がサンタに扮して代わりにプレゼントを用意する。

 というのが世間の一般常識となっている。

「先日、取材のためにある郷土資料館を訪ねたところ、そこに勤務している語り部の方からサンタの祟りの話を耳にしました」

「祟り……?」

 聞いていた我々は無意識のうちに息を呑んでいた。

 その感覚は、禁忌に触れるそれなのかもしれない。

 何しろ、今までいないと思っていたものの正体に近づく瞬間なのだから。

「聞いた話によると、サンタは『実在するはずだという信仰心』と『良い子でいるという道徳心』が集まって生まれた超自然的な神性らしいのです。大人がサンタに扮したというには不可解な状況で伝承通り実際にプレゼントを貰ったという子供の証言もありました」

 超自然的な神性。それはもはや妖怪と同義なのではないか。

「その通りですチーフ。しかも相当不安定というか、たちの悪い存在らしく、しばしば『裏返る』そうです」

 強すぎる信仰心は反面「実在しないに決まっているという不信心や猜疑心」と「悪い子でいるという不道徳」にも敏感になるらしく、こういった負の感情を抱く人間の前に現れては夢、すなわちプレゼントを与えるどころか逆に悪夢を与えるそうで、これが裏返ったサンタだという。

 特に超自然的なものに懐疑的な現代の大人は、真っ先に裏サンタのもたらす悪夢の餌食に遭う。

「悪夢って、どんな……?」

「詳しくは語り部も教えてくれませんでした。ただ、その悪夢のためにたった一人のサンタに滅ぼされた集落がいくつかあるとは言っていました。恐らくは単純な殺害だとは思いますが……」

 殺害以上の恐怖がなにかあるのかもしれない。

「そしてサンタは、表と裏、これらの二面性を併せ持ったまま、さらなる信仰心と不信心を求めて『人間に意思を感染』させるそうです」

「っ……!」

 感染という黒州の言葉の意味は計りかねるが、なんとなく得体のしれない恐怖を感じた。

「サンタに意思を乗っ取られた人間は、さらにサンタを増やすために自分の意志に反して行動してしまい、いずれ人としての死を迎え、存在をサンタそのものに変じてしまう。そ、そうなってしまってはもはや誰にも止められない……」

 語る黒州にも恐怖が見て取れる。だが彼は話を止めず、誰も彼を止めない。サンタの真理を知ってしまった以上、この場は歯止めがきかなくなっていた。

「でもなぜその語り部は黒州さんにこれを話したのですかね」と美沢さんの鋭い質問。

「この環境に感染の可能性があるからです」

 サンタの本質が夢を与えることにある以上、サンタは夢を与える人間に狙いを定めて侵す。

 黒州が語り部に、自分がゲーム制作で期待されていることを話したところ、ゲームという夢を子供に与えるこのプロジェクトの存在は非常にサンタに狙われやすいと語り部は警鐘を鳴らした。

 ましてや今作は世間からの注目度も非常に高い。信じる信じないは別として、我々は誰一人サンタに感染することなくソフトを完成させなければならない。

 何か対策はあるのだろうか。

「語り部によると、二つ、対策はあるそうです。ただ問題があるとすれば――」


 ***


 あった。

 私は薄暗いオフィスの隅の給湯スペースに事前に準備してあった「それ」を手に取った。

 手が震えているのは暖房の切れた寒さのせいか、それともいざ実際に黒州がサンタに感染した事実に直面した恐怖のせいか。

 突然訪れた非日常的な事態に頭が狂いそうになるが、これ以上プロジェクトの犠牲を増やす訳にはいかない。

 私はサンタに打ち勝つために「それ」を丁重に両手で持ち、尋常でない意志の力で平静を装い美沢さんのもとへ戻った。

「美沢さ――」

 声をかけようとしたその時、


 バチンッ


 まさに無理矢理といった感じの音を立てて、オフィスのすべての明かりが急に点いた。茫然自失していた美沢さんが「ひっ!」と驚く。

 かと思ったら街のイルミネーションかネオンサインのごとく様々な色を出して各々が勝手に明滅を始めた。元々無機質な白色の蛍光灯なのに、である。


「聖なる今宵を、祝福しようではないか」


 そこに黒州が立っていた。本棚で扉が封鎖されたままの室内に、どういうわけか破壊の痕跡もなく黒州が侵入していた。

「黒州……なのか……?」

 ただ、顔と背丈こそ黒州だったが、それ以外は違和感でしかなかった。いつもの知的で礼儀正しい口調ではなく、どこかおどけたような、そして生意気にも聞こえるような口ぶり。その上、異様な格好。先程残業の途中に席を立った時と違い、彼は赤い衣装と赤い帽子に身を包んでいた。

 これが、サンタ。その存在をありえないと思う者に悪夢を与える、妖怪か神話生物に類するもの。

「キミたちは良い子かな? それとも悪い子かな?」

「……っ」

 いつの間にか蛍光灯の光はいつもの白に戻っていた。

「おいおい、そんな怖い顔しないでよニイちゃん。そんな顔するのは悪い子の証拠だぞ? そこのネエちゃんも怯えてちゃダメだぞ?」

 黒州の眼が、何かを考え勿体ぶっている風にぐるりと周囲を見回す。まるで悪い子に対する仕打ちを思案しているかのようだ。

「サンタさん、差し入れのクッキーです」

 私は先程給湯スペースから持ってきたクッキーを盛った皿を黒州に差し出した。

 ――まず一つ目の対策、サンタは差し入れの食べ物、特にクッキーを好むらしいです。これでサンタの気をいくらか紛らわせてなだめることができます。

 そう黒州が提案して準備したのがこのクッキーだ。まずはこれで黒州の出方を伺う。

「お、気が利くねえ。うん、キミはいい子だ」

 黒州は皿のクッキーを見て満足そうに目を細めた。その目が一瞬気色の悪い薄目に見えたが、多分恐怖による思い違いだと信じたい。

 良かった。差し入れ効果覿面だ。

 私はこのすきに、幾分平静を取り戻して顔色の戻った美沢さんに振り向き、この後の「手はず」について黒州に感づかれないように伝えた。その時のひそひそ声は最早口パクほどの音量だったが、こんな状況での意思伝達には十分だった。美沢さんが頷きを返してくれた。

「それでさぁ……そっちのネエちゃんは何もくれないわけ? そんな悪い子は放っておけないねえ?」

 気の済むまでクッキーを食べ終えた黒州が美沢さんを指さす。その目はまるで人質の生殺与奪権を掌握した強盗のようだった。

「さ、サンタさん、私、サンタさんとじゃんけんで遊びたいです」

 黒州の凄みに屈することなく美沢さんが申し出た。

「おお、キミはボク……、の遊び相手になってくれるんだね? 嬉しいなぁ」

 美沢さんの掛け声でじゃんけんが始まった。

「じゃんけんぽん」美沢さんがチョキ。黒州がチョキ。

「あいこでしょ」美沢さんがチョキ。黒州もチョキ。

「あいこでしょ」またしても二人ともチョキ。

 よし、いい感じだ。

 私は固唾を呑んで二人の勝負を見守りながら、扉を塞ぐ本棚へジリジリと後ずさった。


 ――二つ目の対策は、サンタになってすぐの人間を無理矢理気絶させることです。

 サンタが先述の集落を滅ぼした時、住人の一人がサンタに感染したが、パニックを起こした他の住人によって即座に殴られて気絶した。その村人が気が付いた時、集落にサンタはおらず、自分以外皆殺しされた跡がただ広がっていた。その「元サンタ感染者」の手記が見つかっているらしい。

 ――ただ、感染者が元に戻るには、サンタの意思に完全に乗っ取られる前に気絶させないといけないそうです。

 ――つまり、もし私たちの誰かが感染しても「意思がまだ完全に乗っ取られていない」ことを残りの人達が察知できる状況であれば望みはまだあるということです。


 それで事前に我々が考えたのが、この「チョキで連続あいこ」だった。

 この状況、黒州が「チョキを出し続ける」という意思がまだ残っている証拠にほかならない。

 私は希望を抱きながら、本棚から後ろ手で音を立てずに辞書を手に取った。

 ……黒州、すまない……。心の中で彼を侘びておく。

 そして未だにチョキを連発している黒州の背後に回り、その場で一回転。


 ゴスッ。


 ページ数三千ページ弱、重量にして三キロほど、レンガに匹敵する紙製鈍器が、ハンマー投げのハンマーのように振り回され、その角が黒州のこめかみにクリーンヒットした。

 頭からふっとばされた黒州は勢い余って本棚の支柱にもガンッ、と顔面からぶつかる。あまりの衝撃で本がバサバサと床に落ち、黒州もその場に力なく崩れ落ちた。

 私は肩で息をしたまま倒れた黒州を見守った。美沢さんも私の背後から覗き込む。

 どれくらい経っただろうか。

「……つっ」

 ほどなくして黒州の四肢にピクリと動きが見られた。

「黒州?」

 私はもしもに備えて辞書を構えて呼びかける。

「チ、チーフ……?」

 力なく黒州が答えた。

「ホントに黒州なのか?」

「何だこの格好!? もしかして……?」

「そうだ、黒州はサンタに感染していたが、私がどうにか気絶させた」

 自分の服装の変化に理解が追いつかない黒州は「どうりで頭とか顔が痛いわけだ」と勝手に納得してゆっくりと立ち上がる。

「これで安心、ですね」

 美沢さんがほっと胸をなでおろす。

「ああ、もう問題ありません、サンタなんてもういない。さあ仕事の続きを――」


 ズドン。


 黒州が台詞を最後まで言い切ることはなかった。

 壁に血赤の花模様が一瞬でぱっ、と広がる。

 その中心には野球ボールほどの大きさの白い光球。壁にめり込んでいた。


「聖なる今宵を盛大に、盛大に! 祝福しようではないか」


 赤い衣のサンタが、いた。

 サンタだった黒州と私の間に、新たなサンタが立っていた。

 いつの間に、どういった原理でここに乱入したというのか。理解が追いつかない。

「何をそんなに驚くことがあるのかい? 『ボクたち』がいないとほざく不届き者に、悪夢を見せてやっただけさ」

 突然現れたサンタは、少年だった。

 左右不揃いに見開いた三白眼と、片端を釣り上げた口。その奥に八重歯が牙を剥いている。

 こちらを猟奇的な表情で睨む少年サンタの右手は後ろ、つまり黒州の頭の方を向いていた。

 その手には、拳銃が握られていた。拳銃と言っても、実在するどんな拳銃とも似ていない。ゴテゴテとしたそのフォルムは、テレビの特撮ヒーローが持っていそうなものだった。

「お前、黒州を……!」

 ここに来てやっと状況が頭に入ってきた。

 サンタがいないという先程の黒州の発言に不信心を見出したコイツが、この場にいる全員に悪夢を見せたのだ。

 光弾の出る銃で黒州の頭を撃ち抜き、血染めの脳漿をぶちまけたのだ。

 よく見ると黒州の頭は上半分が跡形もなく消え去り、壁際には視神経の切れた眼球が二つ、転がっていた。

 ぐらり、と黒州だったものが糸の切れた操り人形のようによろめき膝をつき、ゆっくりと倒れた。

 じわじわと血の海が広がっていく。

「いやああああああああ!!」

 美沢さんの悲鳴が深夜のオフィスに谺した。

「貴様ああああああ!!」


 私の中で、何かが起きた。

 脳内をどす黒い何かが駆け巡り、私自身が変質していく感覚があった。

 ちょうど水に墨汁を垂らしたように、次第に意識が黒に支配されてゆく。

 大事なソフト開発メンバー、その中核人物が失われた。

 多分、このプロジェクトはよくて延期、最悪白紙撤回。

 では私のこころに渦巻く、子どもたちに夢を与えたいという気持ちはどうすればいいのか。

 まず目の前の仇敵を消す。なんとしても抹殺せねばならない。

 サンタはこの世にいてはいけない。いたとしても伝承の域を出てはいけない。実在してはいけない。

 気が付けば、私は憎き少年サンタの首を刎ねていた。

 何で? 私は何を使ったというのか?

 首の支えを失った頭が床に転がり落ちるのを、何の哀れみもなく眺めているうちに、無意識に取った行動に意識と認識が遅れてくる。

 知らないうちに手にはおもちゃの剣が握られていた。切っ先には血糊がべったりと付いている。

 ちょうどサンタの銃と似た、対になりそうなデザイン。小太刀か脇差しくらいの小さめの剣。

 虚空から取り出したそれでコイツを斬ったということらしい。

 瞬く間に死者が二人出来上がって、鉄分の血生臭さが辺りに漂い始める。

 絶望することに疲れ切った美沢さんが声にならない呻き声をボソボソと発する。

 私は悟った。

 私は、サンタのようでサンタではない「何か」に変貌したのだ。

 夢を与えたいという強い気持ちを持ちながら、サンタを信じないどころかむしろ憎みさえした結果、サンタへの破滅の道を半歩踏み外し、代わりにサンタへの嫌悪の道を踏み出した。

 いわば、復讐。誰にも止めることのできない一方通行。

 もはや、衝動。自分で止めることのできない下り坂。

 私は背後で座り込んで途方にくれている美沢さんを肩越しに一瞥し、

(すまない)

 と目で伝え、扉を開けることなく通り抜けてこの場を後にした。



 キミは「ボクたち」のようでいて、「ボクたち」ではない。

 「ボクたち」を認めないことがどれほど苦しいことか、

 じきに分かるさ。

 無駄な足掻きをするくらいなら「ボクたち」を認めちゃいなよ。

 屈しちゃいなよ。

 負けを認めちゃいなよ。

 「ボクたち」になっちゃいなよ。

 一緒に夢を配って、


 一緒に、悪夢を、配ろうよ。

実はホラー初挑戦です。あんまりホラーしていなかったらごめんなさい。

某所で「バイオハザード」というお題を貰って構想を練っていたのがちょうど作中のようなタイミングでしたのでこんな内容になりました。バイオ要素ないですね。むしろコズミックホラーっぽいかもしれません。

恐怖描写、もっと練習したいです。

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