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プロローグ
それは・・・・・・悪魔と呼ぶには神々しすぎた。だが女神と呼ぶには禍々しすぎる。
闇より深い体を持ち、燃えるような髪を揺らす。
舞い上がる火の粉が煌めいて女神を神たらしめる。そしてそれ光を飲み込む闇が悪魔が神であることを否定する。
ついこの前・・・・・・好きな人を失った俺の心さえも奪うその女は傷ついた俺と俺の血で濡れている男の間に立ちふさがって微笑んだ。
「大丈夫。私が貴方を守るわ」
炎と闇のドレスを着飾る女の人が男へと駆けていく。
舞い散る炎と光。それを眺めてふと思う。
これで・・・・・・良かったのか。いつも守られて、俺は見てるだけ・・・・・・。それは違うんじゃないのか。
心臓の鼓動と共に体に生気が蘇る。
戦おう・・・・・・。そして俺が愛した人を殺したあいつを倒すんだ。
「うらあぁぁぁぁぉぁ!」
俺の叫び共に体の内側から何かがこみ上げてくる!
それは・・・・・・俺の記憶の断片と一緒に俺の頭へと映像を映し出す。
そう・・・・・・始まったのは一週間前だった。




