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暴君姫と7人の勇者  作者: 礫(レキ)
第2章 サウスウエスト大陸編

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ep12-8 スモールレイク国民は⋯

グレン達は人外を殲滅した功績から、城塞都市

で歓迎を受けて少しの間滞在することになった。


ナギとアリス姫とグレンは領主に呼出されて

宮殿に行っていた。

領主の居室に入るとすぐに本題の話に入った。


「頼まれていた、スモールレイク国の国民の行方だが恐らく2カ月前、港町シー・リバーに突如あらわれた所属不明国の軍船というのがそうだろう。彼等は北の果ての、収容所送りだ。」


「収容所⋯か。」

ナギが落胆するグレンをみて、

「ま、バラバラに奴隷にされるよりましです

よ、先生。」


「で、いつ送られるんだ?」

と、アリス王女が聞いた。

「1週間後という話だ。」

「シー・リバーまではどのくらいだ!?」

グレンが前のめりで聞いた。


領主は、頸を振りながら、

「どんなに早くても2週間は掛かる。収容所と

言っても農作業がメインだから疲れるかも

知れないが死ぬわけじゃない。」


それでめグレンは、納得がいかない様子

だった。


アリス姫がおもむろに、通信機を取り出し

会話を始めた。


「カレンか、北の果ての収容所に向けて1

週間後に偵察機を出せるか?そうじゃ我等が

たどり着くまで監視じゃ。」


アリス姫が会話を終えるとグレンの肩を叩き

ながら、言った。

「カレンが偵察機を出してくれるそうじゃ、

良かったな。」


領主がナギに尋ねた。

「次はどこへ向かうのですか?」

「山の上の城って言ってたわよ。」


「あ〜。幽霊城に行かれるんですね、気を

つけてくださいね、取り憑かれることが

あるらしいので。」


ナギはちょっとワクワクした感じで皆んなの

元に帰って行った。


「は?幽霊城?聞いてないわよ。」

いきなりミアが反発してきた。

「私もちょっと嫌ですね。」

キサラも反対の意見の様子だ。


ゼノンがニヤニヤしながら、ふたりを見て

いた。

「なに?ゼノン気持ち悪いんだけど?」


「いや、以外とかわいいところあったんだっ

てね。ハハハ。」

と、大笑いしていた。


キサラは、真っ赤な顔でツイストやノアを

チラチラ見ながら、

「私は、皆さんの安全を考えただけで、私自身

は全く問題ありません。」

と、強気に発言した。


ミアも、声が上ずりながら

「わ、私だって平気よ。こどももいるから、

どうかなって思っただけよ⋯だいたいお化け

なんかいるわけないでしょ。」


相反して、エリーとケイトは、

「私達、お化け大好きだよ。どんな形かな?

触れるかな?握手出来るかな?楽しみだね?」


ナギもエリーとケイトみたいにワクワクして

いるみたいだ。


それはそうと、気になることも言ってたな原始

のモンスターが出るかもか⋯用心はしておいた

方が良いかも知れない。


その日はゆっくり休んで次の日に出発すること

にした。


城塞都市を空っぽにするのは流石に危険なので、

ブラットを置いていくことにした。

注意事項は太陽の反対側に設置して彼の前に

立たないことだ。

小瓶も渡して置けば、人外を一掃できるだろう。


「しかし、馬車が故障するとはな⋯。」


途中まで軽快に馬車は動いていたが、坂道が

エグすぎて、ロボット馬車がオーバーヒート

してしまったようなので、平坦なところまで

人力で運んであとはカレンに何とかしてもら

おうという算段だ。


取り敢えず、運んでは見たがどうなんだろう。

山見で馬車って平気なのか?

そもそもダメなんじゃ?


カレンが

「部品交換でなおりました。」

と言ったが、

「この山道は流石に無理じゃないか?」

カレンは頷いて、

「山道用にパワーアップしました。」

流石と言わざるを得ない。


上を見上げると、幽霊城が迫力ある絵面で

見えてきた。








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