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暴君姫と7人の勇者  作者: 礫(レキ)
第1章 サウスイースト大陸編

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ep2-1 ミアの陰謀

あれ?地下牢って、確か昨日も入れられた様な…。

まぁ、いいか。

ガヤガヤ。

なんだから人がやってきたみたいだ、寝たふりしよう。

「おい、寝たふりはいいから、こっちこい。」

ゼノンか。アレ?ミアも一緒だ、なんかあったかな?

「どうした?」

ゼノンは、ため息をついて、

「今回は残念ながら即日釈放はまかりならんということだ。」

ミアが、思い詰めた顔をして、

「すみません、私のせいで。」

「いやいや。私のどこかが気に入らないんでしょう、よくわかりませんが。」

ミアとゼノンは絶句した。

こいつ、全然感じとる能力を持ってないのか、少しナギ王女が哀れに思えた。

「お前さ。前から思ってたんだけど、身を固めた方がいいんじゃないか?」

ゼノンが言うとミアが大きく頷いて、グレンの反応を伺った。

グレンは、頭を抱えながら、

「う〜ん。い〜や、柄じゃないな。」

「は?」

「良く考えてみろよ?オレだぜ?自分でいうのもなんだが、ずーっと怒ってなきゃいけないぜ?出世もしないし、それどころか落ちぶれる可能性もある、現に今地下牢にいるし。」

ゼノンはグレンを、見て意外と自己分析だけはできているんだなと感じた。

隣のミアはなんか目を瞑って考えてる…、何を言い出すのかな?

「政略結婚ですわ!」

何を言い出すかと思えば、その手できたか。

自分には気はないけど仕方なく…という筋書きでいきたいんだろうけど…どうだろうか?

「政略…結婚?う〜ん。ま、そういう話が出れば考えなくもないけど…ないよな?」

ミアは急いで電子端末で、連絡を取り始めた。

ゼノンは、ため息をついて戦争にならなきゃいいけどなと思いながらその場を去っていった。

一方、キールはホワイトストーンで詰めの協議を行っていた。

ホワイトストーンの市長と協議を続けているが中々まとまらずに時間だけが過ぎていた。

市長が机を叩き、

「それに何のメリットが、あるか真意なのかわからないとこの話は応じられない。」

キールは苦虫を潰した顔で

「どうすれば、信じてもらえますか?私が人質になっても構いませんがそちらはいやでしょう?」

膠着状態の時に、顔色を変えた役人が市長のもとにやってきて、何やら伝えているが、グリーンスネークを知らないのか、話は筒抜けで、どうもミア姫から婚姻の話しを至急進めろと連絡があったらしい。

市長が向き直ったかと思ったら頭を下げ、

「お願いがあります。グレン殿をブラックナイト家に頂けないか?」

「それは、婚姻ということですかな、ミア姫と。」

市長は大きい頷き、

「表向きは、政略結婚ということでお願いしたい。」

キールは、頭を抱えながら、

「では、ホワイトストーンは、我が領土ということでよいですかな?」

市長は大きく頷いた。

キールは、返事は本国に帰ってからと言いながらも

全力で、グリーン家を説得すると約束して、ホワイトを出た。


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