ep12-1 壊滅集落
【毎週金曜日定期更新】
今回は午前中に投稿できなくてゴメンなさい。
来週からは必ず午前中に投稿できるように
頑張ります。
【8話分連続投稿実施中】
1週間のご無沙汰です。
いつも通り、8話に分けてを10分毎に投稿しています。
もし良かったら、評価、感想、ブックマーク等頂けるとこれからの励みになりますのでよろしくお願いします。
活動報告も毎週投稿していますのでそちらも見ていただけると嬉しいです。
朝食を済ませた後、また昨日と同じ様に
ゼノンが木を伐採しながら進んでいく。
「おい、脳筋!」
ゼノンがこめかみをピクつかせながら、
「アリス姫?それって俺ですか?」
「他にいまい、それより10m隣に道があるぞ。
だから脳筋なんだ。」
集落が近づいた証拠だろう、馬車が通るには
十分な道だった。
その道を見つけてからは、集落までは
2〜3時間程度で、着いた。
そこは、想像していた集落とは違っていた。
辺り一面が焼け野原と化して、食いちぎ
られた遺体がゴロゴロ転がっていた。
「これは、どういうことだ!」
ゼノンが、食いちぎられた遺体をみて、
怒りを顕にしている。
エルは遺体を入念に調べ、呟いた。
「これは、最近⋯昨日か、一昨日くらい
にやられたもんだね。」
俺達は、辺りを確認しながら、集落の広場
の様な場所に出た。
広場は凄惨な、状況ななっていた。
吊るし頸の上に食いちぎれた遺体。
ゼノンが、咄嗟に叫んだ。
「こどもを近づけさせるな!!」
「どうして、こんな⋯。」
ミアは、座り込み、7大貴族は茫然と立ち
尽くしていた。
ナギだけが、1点を厳しく睨んでいた。
ナギの視線の先には、大量の血を使用
した血文字が書かれていた。
『ようこそ、スモールレイクの姫君と
雑兵の諸君 血の宴を楽しみ給え』
グレンは、渋い顔をして、
「悪趣味だな。」
と言って、血文字の書かれた壁を焼き
払った。
エルは、横目でナギを見て、
「知り合いか?」
「ま、まぁ。知っていると言えば、
知っているが⋯まいったな。」
ミアは、ナギに詰め寄り、
「あんた、こんなことするやつに知り
合いがいるの!!そいつ、ここに
連れてきて八つ裂きにしなさいよ!」
ナギはため息をついて、ミアを睨んだ。
「私だけじゃない。王族なら誰でも知っ
てるだろう?ミアやミリネが知らない
訳がない」
ミリネが、深刻な表情でナギに近づい
てきて、
「聖域王カーチス様なの?この仕業って。」
「確証はないが、この悪趣味さと私を執拗
に追う所とあの呼び方は多分そうだろ。」
と、ナギは心底嫌そうに言った。
「え?ナギってアイツと関わってるの?」
ナギは怒りを顕にして、
「ふざけるな!あんな奴に関わってなど
いない、殴っただけだ。」
「正確には、蹴りの方が多かったと
聞いています」
と、ヘイズが付け足した。
「う〜ん?恨みを買ったの?コレは?」
グレンは血文字の文言と比べると腑に
落ちないと思っていた。
ヘイズが頸を振って、
『何としても、お前を手に入れてやる』
「なんて言ってたらしいですから、執着の
方が強いかと思われます」
グレンは、考え込んで
「良くわからないが、この集落のやられ
方は人外のやり方だ、人のやり口
じゃない⋯たとえ。」
ミリネがグレンの言葉を遮るように、
喋り始めた。
「グレン様、そこが問題なんです。
カーチス様は、生き物を創造する能力を
お持ちです。
創り出し、飼い慣らしている可能性すら
あります。」
エルが、そこに付け加える様に、
「ま、手下もいっぱいいるだろうから本人
は来ないよね。」
「ゼノン、全員を埋葬しよう。そして、
このままにはしておけない。あとは、ナギ
王女を狙っているのも確かだから、護衛も
今まで以上にする必要がある。」
グレンは、そう言って、ゼノンともに集落の
人々の遺体を埋葬した。
エルは、カレンとともにこの先の集落の
情報を集めていた。
カレンは明るい声で、
「この先に、大きな城壁を持つ都市がある
様です。」
ミアがカレンに厳しい口調で言った。
「城壁なんかあったって、ブラックナイトは
3日も持たなかったわよ、無駄な期待は
やめた方がいいわ。」




