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暴君姫と7人の勇者  作者: 礫(レキ)
第2章 サウスウエスト大陸編

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81/120

ep11-1 西へ行け

【毎週金曜日午前中定期更新】

【8話分連続投稿実施中】


1週間のご無沙汰です。


いつも通り、8話に分けてを10分毎に投稿しています。


今回から第2章に突入します。

新キャラクターも続々登場します。

御期待下さい。


もし良かったら、評価、感想、ブックマーク等頂けるとこれからの励みになりますのでよろしくお願いします。

活動報告も毎週投稿していますのでそちらも見ていただけると嬉しいです。

操舵室は、エルとカインとカレンで取り敢えず

は対応することなった。

「あのさ、疑問だったんだけど、どのくらいで着くのかな?そのサウスウエストって。」


カレンは考え込んで、

「あの地図ではなんとも言えませんが、最悪

数年規模は覚悟しないといけないと思います。」

カインはニヤリと笑って、言った。

「あ〜。ボクとカレンしか辿り着かないって

ことか。」

カレンは、

「ま、そんなこと、お母様が承知するわけない

ですけどね。」

と言いながら、端末のデータを確認する。


ナギはご機嫌で、グレンとゼノンと船内

パトロールを続けていた。

「異常なしだね♪」

「なんだか、ご機嫌だな。」

ナギは、頸を横に大きく振って

「そんなこと全然ないよ。」

「そうか?昔は目の下にクマ作って怒鳴りまくり

だったのにな。」

ナギが大事そうに、

「先生にいただいた指輪のお陰で良く眠れて

いるからかな。」

と、嬉しそうに言った。

こいつ、何言っても幸せモードで返して来やがる。

ゼノンは呆れ果て、空を見ていた。

「なんだか曇ってきたな一雨くるかな?」


ナギは、空を見ながら何か重大な事をわすれて

いるような気がする。

進行方向を見ると巨大なトンネルの中に船が

吸い込まれていっている気がする。

「あ!あ〜。不味い、操舵室に行こう。」

ナギは操舵室までダッシュで行き、操舵室に

入るなり、

「全速で後退しろ!」

と叫んだ。

横目でカレンが、

「ずっとやってますが、ダメなんです。」

エルが操舵室に入って来て、

「話にならん、無理だ無理。」

カレンが心配そうにエルに話し掛けた。

「ダメでしたか?」

「ダメも何も、この船着水してないんだよ、

浮いてんの。そんなのエンジンどんなに回しても

無理だよ。おまえ!何か知ってんのか?」


ナギが気まずそうに話しだした。

「じ、実はサウスイーストの周りはワームホール

が各所にあってほとんどがワープホールで

なんなくサウスウエストに行けるんだけど、

運が悪いと別空間へ行くらしい。」

「⋯らしい?とは?当たりくじを引いたことは

ないということか。」

と、エルがナギに苛立つように言った。


「あ、なんだか光が見えてきました。」

次の瞬間辺りがものすごく眩しくなり、

轟音と共に船が止まった。

エルは顔を引きつらせて、

「エンジンルームに行って来る。」

といって急いで走って行った。

外を見ると海はどこにもなく砂漠のど真ん中に

いるみたいだ。


グレンてゼノンも操舵室に入って来て、

「どうなっているんだ!砂漠の真ん中だぞ?!」

エルが面倒臭そうに、2人を見て

「説明するから全員広間に呼んでおけ。」


暫くすると、ゼノンが操舵室に入って来て、

「全員揃っているぞ。」

と、声を掛けた。

「仕方ない、行くとするか。頼んだぞ、王女様。」

「え〜?!私がやるのか?」

エルがわざとビックリした顔をして、

「あたりまえだろ、自分の不始末だ。」

ナギは、腑に落ちないと思いながら、

エル達とともに、広間に行った。


エルがみんな揃っているのを確認し、話し始めた。

「まず、現状をカレンから説明する。」

カレンが端末と資料を持って話し始めた。

「え〜。まず、船団千隻の中でこの地についたのは2隻です。」

周囲がざわつき始めた。


ミアが手を上げて、

「死んだってこと?」

と不安そうに言った。

「経験者の話だと逆が想定されますが、

安全ではない可能性が高いです。」

「なんで?」

クリフが理由を聞いてきた。


「考えてください。指導者のいない民間人では、

単なる難民若しくは不法入国者です。

どう扱われても不思議ではないです。」

「リミットはどれくらいだ。」

グレンが静かなトーンで聞いてきた。

「王女。」


ナギが前に出て、

「リミットは長くて1週間、短くて3日。

あと、空間が違うから時間の流れも違う可能性

がある。」

「どこへ向かえばいい?」

ゼノンが槍を担いで、今直ぐにでも飛び出す

勢いで聞いてきた。

「向かう方向は同じ西だ、西に進むのだ!」

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