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暴君姫と7人の勇者  作者: 礫(レキ)
第1章 サウスイースト大陸編

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ep10-2 残党狩り

ヘイズが、ゼノンのところに戻った時には、

城の瓦礫は粗方、整理されていた。


「ん?ヘイズ殿来てたのか?」

「はい。ここには生存者はいない様ですね。」


ゼノンは瓦礫の山を見て、

「恐らく、別のところにいたんじゃないかと

思うぜ。血のニオイもしないからな。」


「そうでしたな、ゼノン殿は鼻が

きくんでしたな、ではいないというのが、

妥当なのでしょう。」


「それにしても、兵士や使用人が全く

いないのは解せないな。」


「では、その辺も、調べないといけませんね。」

「そうしましょう。」


奥の方から、グレンと十六夜が暗い表情

出てきた。


「ん?グレン、奥で何かあったか?」

「い、いや。大したことじゃない。」


山間部の方向から、空中機動兵器がこちらに

やってくるのが見えた。


空中機動兵器が、グレン達がいるところに

着陸して直ぐにエルが降りてきて、

「す、済まない。あんなことになるとは。」


グレンは、いつもの表情に戻り、

「アレって、エルさんがやったんですか?」


エルは腕組みをして、

「う〜ん。直接は違うが、けしかけたという

意味ではそうかもしれない。」 


十六夜も、話に参加して来て、

「他にあんなこと誰ができるんですか?」


ヘイズが後から声を掛けて、

「ブラットが古の兵器を発動させちまった

らしい。」


十六夜が青ざめて、グレンとゼノンは

何のことだか分からないという表情になった。


十六夜は、ヘイズの方に掛けよって、小声で

「ど、どういうことだ。禁忌だろ、あれは!」


ヘイズは腕組みをして、首を傾げ、

「多分、先代から伝わっでないので

しょうな。」


十六夜は青ざめながら、

「まずいぞ、封印が解ける、早目に準備

しないと。」


カインとカレンが慌ててやってきて、

「グレン様!人外の反応が、それもかなり

巨大な。地下からします、地下を探して

下さい。」

と叫んだ。


グレンが即反応し、

「なるほど、まだ残党がいるのか、行くぞ

ゼノン、十六夜。」

と言って走り出した。


え〜!!一体どこに向かっているの?

「どこに向かっているんですか?!」

十六夜の声が飛ぶ。

グレンの足が止まり、

「地下って何処から入るんだろう、

カレン判る?」


カレンは端末を見ながら、

「城の近くにはないので城壁の入口付近に

入口があると思います。」


グレンは、城壁の入口付近まで戻ると、

人外の魔気の雰囲気が漂っていたので、地

下の入口は容易にわかった。


「これ開けると、大量に出てくる危険性が

あるから、その時はゼノン頼むぞ。」


グレンは勢い良く地下の入口を開けた。

運よく、人外は飛び出して来なかった。


3人は、地下に入って行った。

地下には濃い魔気が漂っていた。

奥の方から夥しい数の人外の群れが来ることが

確認出来た。


「ゼノン、道を開いてくれ。オレと十六夜で

突入する。」


ゼノンは、やれやれといった顔で、

「そろそろ、魔気が切れる頃だ。魔気の

瓶をくれ。」


十六夜がゼノンに小瓶を5つ手渡した。

「はい。」


ゼノンは、そのうちの一つを持っていた

槍に振りかけると、2人の前に立ち槍を

大上段に構え振り払うと旋風が巻き起こり、

通り道が確保できるまで人外を殲滅した。

「やったぜ。」


ゼノンはドヤ顔だったが、2人は目もくれず

走り始めた。

「よし、十六夜。行くぞ!」

「あ〜あ、感謝が足りないんだよな、

あいつらは。」


グレンと十六夜は群れに突入し、

ゼノンはゆっくり歩を進め、取りこぼした人外

を手当たり次第に斬り刻んだ行った。


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