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暴君姫と7人の勇者  作者: 礫(レキ)
第1章 サウスイースト大陸編

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ep9-6 城壁の攻防

グレン達は、エル達を見送ったあとすぐに、

ブルー・シー国に向かっていた。


カレンの情報によると高密度で、人外が

城壁の近くに溜まっているらしい。


「グレン、アレってどうやって中に入る?」

城壁には門がなく、文字通り壁しか無かった。

「隠し扉とかかな?」

「人外と闘いながら謎ときなんてやって

らんないぜ。」


十六夜が城壁の上を指差し、

「上から行きましょう。」

ゼノンが城壁を見て、

「アレって登れるの?(汗)」

「多分行けます。」


「君達は、超人的な身体能力があるからね〜。

ま、ついていけるように頑張るよ。」

グレンと十六夜は壁を蹴り上がり登って行った。

「ま、マジか⋯。」


その様を見ていた、ゼノンはがっくり肩を

おとし、懐にしまい込んでいた、

小さな槍を壁に向かって投げつけた。


グレンと十六夜が城壁の上にたどり着くと、

無数の人外に飛び掛かられ、

十六夜は態勢を崩して、城壁から落下した。 


「おっと。危ない。」

落下中に壁を登ってきた、ゼノンに腕を

掴まれ、地面に落下せずに済んだ。


グレンは、1人で人外と対峙していたが、

「キリがない、下に降りる。」

人外で埋め尽くされた、城壁の内側に1人で

飛び込んで行った。


その光景を見ていた、十六夜はその場で

膝から崩れた。

「せ、先生が死んじゃう⋯。」

ゼノンは十六夜な肩を叩き、

「俺が死なせやしない。

見てな、ゼノン様の槍捌きを。」


ゼノンも同じ様に人外で埋め尽くされて

いる城壁の内側に飛び込んだ。

その瞬間光とともに人外が飛び散って行った。


グレンとゼノンは周囲の人外を凄まじい

勢いで殲滅して行った。

「お〜い。十六夜、来ても大丈夫だ。」


城壁の内側に降りた十六夜は、あまりにも

自分の不甲斐なさに恥ずかしくなり

下を向くしかできなかった。


そんな十六夜を見てグレンは、

「十六夜、こいつは特殊だから気にするな、

力技は得意なんだよ、こいつは。」


ゼノンは満面の笑みで、

「速さは敵わないが、力技だけは負けないぜ!」

十六夜は、今初めて、

この2人がスモールレイク最強である意味が

理解できた。


弱点を補完し合い、互いの能力を理解し、

信頼感は揺るぐことがない

最強のコンビだ⋯私なんかが入り込める

余地なんかないんじゃないか。


ゼノンが十六夜の肩を叩いて、

「自分の出来ることをやれば、

いいんだ⋯決めたんだろ。あいつの隣に

いるって。」


十六夜は、頷いて

「すまない。ありがとう。」


ゼノンはグレンを指差して、

「あとな、あいつ、あんなんじゃ死なねぇ

から安心していいぜ。

どうやったら殺せるのか教えてほしいよ。

はははは」

と、豪快に笑った。


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