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暴君姫と7人の勇者  作者: 礫(レキ)
第1章 サウスイースト大陸編

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ep8-5 過酷な山越え

クリフとシープは、特級命令書を手に

ブルー・シー国と旧ブラックナイト国

の間に聳え立つダークスノー山脈の

山越えに挑んでいた。


季節は真冬、通常この季節に山越え

しようなんてものはいない。

「あの〜、どうしても山越えじゃないと

だめなんですかね?」


シープは、命令書を見ながら、

「ダメだろうね、凍死と縛り首どっちがいい?」

クリフは、半笑いで

「名誉ある、凍死でしょうかね。」

「ま、そういうことだ。

死なないように神に祈るしかないよ。」


祈りが通じたかどうかはわからないが、

数時間後に嘘のように吹雪が止んだ。

「今のうちに、ブルー・シー国側に急ぐぞ、

今度吹雪に巻き込まれたら本当に死ぬぞ。」


クリフとシープの部隊は天候が変わる前に

なんとかブルー・シー国に入り豪雪地帯も

抜けることができた。


クリフは、シープに

「これからどうするんですか?」

シープは呆れ顔で、

「あのねぇ、私は君の上司じゃないんだ、

君も命令書貰ってるんだからちゃんと

読みなよ。」

と言って窘めた。


クリフは、初めて命令書に目を通して、

愕然とした。

「見えないように築城するってなんですか?」

「ナルホド、その中に病院をつくるのが私の使命だね。じゃ早いとこよろしく。」


クリフは肩を落として、部隊の幹部を

呼び出し相談を始め、やがて作業に

着手したようだった。


シープは安全確保と情報収集の為に周囲の

探索を開始した。

「いやぁ~、ヘイズの調査機体は優秀だね、

情報収集が結構早く出来る⋯けどね。

現実は厳しいね。」


シープの、調査により周囲は安全であることは

判明したが、平地は、ほぼ人外に埋め尽く

されている。

人なのか人外なのか判別不能な生き物も

散見している。

「これを、我々で制圧するのは

無理でしょう?と、いうことを取り敢えず

報告するか。

⋯直接は怖いから文書で送っておこう。」


シープは、スモールレイクに報告後、

クリフの部隊の作業を見に行くことにした。

シープが現場に行くと、闇の中に巨大な城が

建っていた。


「お、おう。結構出来てるじゃないか。」

「シープか。だいたい9割位は完成している、

明日くらいから中に物が搬入できるからそ

っちはまかせるぞ。」


クリフは、一息ついて、

「街の方はどんな感じだ?調査してるんだろ」

シープは、肩を竦めて

「ありゃ、ブラックナイトと同じだな。

しかも理由のわからん奴もいるし、

お手上げですって本国に報告した。」


クリフは苦笑して、

「ぶちギレなきゃいいがな。」


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