ep6-7 突入前夜
カレンが作成していた空中機動兵器が
完成ということで、見に行くことなった。
完成した空中機動兵器は、二人乗りで
1人が操縦、1人が火器管制といった感じだ。
キサラが空中機動兵器を見て、
「思ったんだけど、これで一掃しちゃえば
いいんじゃない?」
カレンは頸を振って、
「それには、攻撃となる銃弾が足りません、
連射できるほど潤沢な銃弾が確保できれば
いいですが、可能な限り節約しないと
いけません。」
キサラも頷いて、
「なるほど、確かにね。」
カレンは、話しを続けて、
「あと、問題はグレンさんです。
剣に貯められる人外の魔気を定期的に
抜かないといけません。
ですが、魔気を抜くには危険が伴います…
どうしたらよいか決めかねてます。」
十六夜が前に出て、
「どうすればいい?お前は出来るんだろう?」
カレンは悩みながら、
「私は浄化結界の上に浄化薬を使用して
抽出しましたが、御存知かと思いますが、
浄化結界は基本気流が落ち着いている室内で
やらないと効果が有りません。」
十六夜は頷いて、
「私は上級の浄化結界が作れる、
わたしがやろう。」
カレンはエルの方をチラチラ見て、
どうしたらよいかわからない反応をしていた。
エルはニヤリと笑い、
「いいんじゃない、やりなよ。
やりたいんだろ、後悔しないようにやりな。」
キールとキサラはエルのところに行き、
「なんてことを言ったんですか、
取り返しがつかないことになったら
どうするんですか?」
「そうですよ!国中が大混乱になります。」
エルは、拳で2人の頭を叩いた。
「あのな!そんな事は本人わかって
行動してるんだよ、
覚悟してここにいるんだ、
国のことだってしっかり帝王教育
されてんだからわかってる、
でもここにいるってことは、
こっちを選んだ…親だったら泣いて
抱きしめるとこだよ、キール!
あんた年食ってるだけで、ダメだね」
キールは頭を下げひと言呟くように去った。
「申し訳ない。」
カレンがエルのところへ来て、
「本当にいいのでしょうか?」
「止めたって無駄。いざってときはあんたが
乗り込めばいい、覚悟しておきな。」
カレンは、エルをみて心配そうに、
「でも、お母様は?」
「私のこと心配するなんて1000年早い!」
エルはそう言って笑いとばした。
カレンはその後、キールに
何やら話してキールが頷いた。
その様子を見ていたキサラが2人に
話しを聞きに行った。
「何話してたの?」
「あ〜。オレがこっちの空中機動兵器に
乗るって話。」
キサラは顔を真っ赤にして怒った。
「それってどういうこと!!」




