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暴君姫と7人の勇者  作者: 礫(レキ)
第1章 サウスイースト大陸編

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ep5-8 オアシス攻略

グレン達攻撃隊は夜陰に紛れて、

オアシスの南東ブロックに侵入した。

そこには、家屋が4棟あった。


エル達の医療隊が到着すると同時に

作戦は実行され十六夜が全員を失神させ、

グレンが人外を吸収するといった感じ

で進んだ。


エル達は、かなり手際よく作業が進め

られていて、同時並行で吸収しても問題が

なさそうということで、グレンの魔法剣から

人外攻撃用の魔気を取り出し、キールに

渡した。


これでグレンと、キールで同時並行で

各家屋の急襲を行い、瞬く間もなく南東、

南西ブロックを制圧した。


「結構順調に行っているな。」

カレンが、心配そうに近づいてきた。

「グレンさん、剣を見せて下さい。」


魔気を示す黒い点があと少しで最大に

なるところだった。

「少し休憩でお願いします、

このままやったら以前の様に制御不能に

なりますよ、剣のバワーが上がって

いるので今度は戻れないかもしれませんよ。」


カレンが魔気の除去作業に入った。

キールとキサラは引き続き、人外の駆除に

当たった。


図らずも、グレンと十六夜は二人っきりで

カレンの作業完了を待つことになって

しまった。


十六夜の心臓は爆発寸前ぐらいに

高鳴っていた。

「スマンな、俺のポカのせいで待たせ

ちゃって。」


十六夜は、頸を思いっきり振って、

「ちがいます。せ、グレンさんは

悪くないです。」


グレンは、笑いながら、

「昨日の手合わせは本当に楽しかった。

怪我はしなかったかい?」

「だ、大丈夫です。グレンさんに稽古

つけてもらえるなんて、本当に嬉しくて…。」


十六夜は感極まって泣き出してしまった。

「おいおい。そんなことぐらいで泣くん

じゃないよ。」


グレンは、十六夜の頭をポンポンと

叩いて慰めてあげた。

十六夜は夢の中の出来事の様だと思い、

思わずグレンに抱きついてそのまま

寝てしまった。


その様子を影で見ていたエルとカインは、

「あともう少しで、面白いとこ見れたのな、

残念だ。」


「王女様なのに、あんな感じなんだね。

ビックリしました。」

グレンは、十六夜の寝顔を見ながら、

「少し、疲れたのかな。」


『先生、ありがとうござい、むにゃむにゃ。』

寝言か…?先生か、そういえば道場が

あったころはそんな風に言われてたっけ。

懐かしいな。


カレンが剣とランタンを沢山持ってきた。

「グレンさん、出来ましたよ。」

「あ、ありがとう。」


カレンがグレンと十六夜の様子をみると、

「あら?いつの間にか仲良くなったんですね。

恋人同志みたいですよ。」


十六夜が寝ぼけて、

「誰がですか?」

と言って目を開けると、困った顔の

グレンがいた。


十六夜は目が覚めて、5mくらい後に

ジャンプして、土下座して、

「すみません、すみません。」

と謝った。


「いや、いや。大丈夫。剣もできた

みたいだし、そろそろ行こうか。」

「は、はい。」

グレンと十六夜は北東のブロックに

向かって行った。

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