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暴君姫と7人の勇者  作者: 礫(レキ)
第1章 サウスイースト大陸編

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ep1-4 出兵準備

オレはみんなのどよめきを抑えようとして、

「格好だけでいいんだよ。そんなことしたらさ、大変なことになっちゃうでしょ?」

キン。

キールの剣がオレ喉元にまた突きつけられている。

「甘い、甘過ぎます。地下牢に入れられる様な人材が国王からそんな信頼を得ていると本当に思いますか?馬鹿ですか?もう既に我がグリーン家は監視対象です。」

キールって、本当に口が悪いよな。

あ〜。監視対象は困ったな。

「キール。どうすればいい?」

キールは、オレを睨みつけて、

「御覚悟を決めて下さい、最悪2人で攻め込みます。」

「まて、まて。2人って?」

「私とグレン様です。」

オレは頸を振って、

「無理無理。オレ、そんなに強くないよ」

キールが眼光鋭い顔を近づけて、

「私が、知らないとでも思っているのですか?!」

「ひっ!」

「魔法剣…使えますよね?」

オレは恐る恐るキールに聞くと、

「何で知ってる?」

「グリーンスネークの異名は耳と聞こえたものの映像化にあります。この所領で起きることは全て把握してます。逃れることは出来ません。」

怖い、怖すぎるよ、グリーンスネーク。

その後の作戦をキールから聞いたが、殆どさっき聞いた最悪な状態じゃないかと駄々をこねたら、

出兵に見せ掛けた交渉だというのだ。

監視役の手の届くのはあくまでも国内だけ隣国の状況までは簡単に手が回るものではないと言うことらしく、長年外郭を担ってきたグリーン家には隣国との繋がりもあるので、その辺のテクニックが今回使えらしい。

要は隣国に媚び売って助けてもらうということだが上手く行くんだろうか。

「ま、グレン様しだいです。」

というのだがサッパリわからん、オレに何ができるというのか?

オレはキールに言われるがままに、出兵準備を始めた。

しかし、キールの奴、魔法剣の事知ってるなんて、正直参った。

魔法剣は、多分言っても誰も信じないだろうけど、

泉の女神様に貰ったんだ…。

ほら、誰も信じないでしょ。

オレだって、冗談でしょって気分だったし、ゼノンのイタズラじゃないかと散々疑ったが、どうも本物らしいということみたいだった。

で、『神々の槍と悪魔の魔法剣どちらが欲しいのですか?』と来たんだよ、普通は、槍なんだろけどグリーン家は代々剣の一族だから槍なんて持ってたら一大事だ。

だから、何か怪しい光を帯びた魔法剣を選んだということなんだけど、こいつが本当に扱いづらくて、

まともに使えるようになったのがごく最近。

取り敢えず準備は、このくらいで明日早朝出発らしいからそろそろ寝よう。


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