表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暴君姫と7人の勇者  作者: 礫(レキ)
第1章 サウスイースト大陸編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

33/112

ep5-1 キサラ母登場

「困った、困った。」

ヘイズは、悩みながら自宅に戻って来た。

「どうしたものかな、ねぇ、エル?」


エルは一瞥して無視した。

ヘイズは、恐る恐るエルに声を掛け、

「相談が…。」


エルが鋭い目つきで、ヘイズを威圧した。

「はい?キサラとカレンを私の承諾もなく

外に出しておいて、その上相談ってどういう

神経してるの?」


あ〜あ。やっぱり怒ってるか。

「いやぁ。王女陛下のために仕方なくね…。」


エルはモニタの数字を見ながら

数字の動きをグラフ化して、

グラフを叩きながら、

「しかもなに?!キサラは感情

ブレブレじゃない、

こんなの見たことないわ。」


「ま、最前線だか…。」

エルは顔を引きつらせて、叫んだ。

「さ、最前線?あの子達をそ

んなところにやったの?

あ〜(怒)信じれない!」


「で、この上何!何の相談?」

「王女陛下が、キサラの動向が

心配だから、監視しろって言うから

男の監視をつけるって言っちゃった。」


エルは冷徹に突き放した。

「だったら、お前が行けよ。」

「いや、でも別の任務があるんで…。

カイン君貸してくれないかなって

思いまして…。」


「は?お前のために

私の大事なカインを貸せだと!」

ヘイズは土下座して頼みこんだ。

「この通り、お願い。」


「条件がある。私も行く、あいつらの

メンテをしながら無理をさせないよう

にする。」


す、すまん、グレン。恨まないでくれよ。

エルはモニタ前で作業していた

少年に声を掛けた。

「カイン、行くぞ。早く支度しろ。」


そんなことがあったとは知らずに、

偵察機の説明を続けていたカレンは、

「どうですか?」

キールは、グレンを見て

「どう思いますからグレン様。」

「う〜ん。使い捨てならね、

直ぐにでも使いたいけど…

結構高機能だからな慎重にいきたいよね…

廉価版みたいのはないかな?」


背後に立った人物を見て、

キサラとカレンが顔面蒼白となった。

グレンが振り向くと、その人物が、

「構わん、思う存分にやれ!

金、人、物は国王に請求する。」


グレンがキールに耳打ちして、

「誰?」

「わかりません。」


キサラが立ち上がって、

「お母様、なぜこちらに。」

「馬鹿が、2人を前線に送った

というので居てもたってもいられなくなり

来ました。」


キサラがカレンを見て

「…っということは?カレンを作ったのは、

お母様?」


「全く、あの馬鹿はそんな事も

話してなかったの?そうです。妹です、 

こっちが弟のカイン。」


キールがグレンに耳打ちし、

「恐らく、ヘイズ様の奥方様です。」

「あ、機械気狂いの?♪」


シーン。

キサラ、カレン、カインが下を向いて、

エルがグレンの胸ぐらを摑んで

折檻したことは言うまでもない。


キサラは、その様子をみて、

「バカなんだから。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ