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暴君姫と7人の勇者  作者: 礫(レキ)
第1章 サウスイースト大陸編

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ep4-5 新アイテム誕生

スモールレイク国の王城では、王女が苛つきを隠せずにいた。

「絶対に、退却は認めないそこを死守せよ!」

『ですが…。敵が多過ぎます、あと半日で突破されます。』

「ブラット!ドリの応援に行けないのか!」

『こっちも突然現れた人外に大事してますが、数日で全滅する勢いです。』

「どいつもこいつも役立たずめ、ゼノン!ゼノンはどうした」

『こちらも国境近くで、発生した人外に対応中で、応援は無理です。』

何なんだ、同時多発的に人外が発生しているのか、どうすれば…なにか手はないのか。

やはり先生にお願いするしかないのか。

しかし、最短では半日、最長でも数日で突破されるのでは先生でも間に合わない。

「出来ました!」

カレンの空き家からカレンの声が聞こえた。

カチャ。

キサラがカレンの空き家に入り

「すまんが時間がない、直ぐにヘイズ様の所へ行ってくれ。」

「このアイテムの凄いところがですね…」

キサラがカレンの胸ぐらを摑んで血走った目で、

「今直ぐ、行け!!」

カレンは急いで飛び立って行った。

「凄いね、飛べるんだ。」

ヘイズとドリが苦戦を強いられている砦に、カレンが飛んできた。

「あれ?キサラに追い出された?」

「半分正解で半分間違っています、新アイテムが完成しましたのでもってきました。」

カレンが見せたものはランタンに見えた

ヘイズが

「ランタンみたいだね。」

と素樸な意見を述べた。

カレンは、構わずにアイテムの使い方の説明を始めた。

「ここに銀製の武具を通すと、グレン様の武器の即席版ができます。」

ドリが怪訝そうに弓矢を通して人外に発射した。

弓矢が人外を吸収し、戦況が一気に好転した。

「い、行けるぞ!ヘイズ、貴様の部下は凄いな。」

「いやぁ。ははは。」

ヘイズは砦から周囲を見渡し、

「カレン、ブラット殿が苦戦中だ。ゼノン殿にアイテムを渡してゼノン殿に応援をして貰うのだ。」

「ブラット様を最初じゃなくて良いですか?」

ヘイズは、不敵な笑みを浮かべ、

「彼らはね、ちょっと前線の辛さを味わった方がいいんだ。今回はいい薬だ。」

カレンは一礼して、ゼノンが戦闘中の国境近辺に向けて飛んだ。

ゼノン達の軍勢は国境からだいぶ押されて、グリーン家領目前まで攻め込まれていた。

ゼノンの部下たちはガタガタ震えていた。

「ゼノン様、無理です。引きましょう。」

ゼノンは、部下の胸ぐらを掴み、

「いったい、何処に引くというのだ。背後のグリーン家には隠居とミア姫がいるんだぞ!!もうこれ以上引けぬ、引く時は死ぬ時だけだ!」

バツが悪そうに、カレンが2人に近づいてきた。

「あの〜。ヘイズ様からこちらに行く様に言われてきました。」

ゼノンはキョロキョロして、

「援軍というわけではなさそうだか…。」

「これを使って人外と闘ってください、グレン様の剣と同等の効果があります。但し、銀の武器限定です。」

ゼノンは疑いながら、槍をランタンの様なアイテムに入れ、槍を振るった。

一振りで人外の八割が消滅した。

「う、うぉ~!!」

ゼノンの軍勢から歓声が上がった。

「こ、これは凄い。ヘイズ殿に感謝を伝えておいてくれ、落ち着いたら私自身礼に行く。」

カレンは、一礼して

「落ち着いたら、ブラット様の応援に行ってほしいということです。」

ゼノンも一礼し、

「分かった。早々に片付けて応援に行く。」

「何かありましたら、キサラ様までご連絡下さい、そこにおりますので。」

そう言ってカレンは、飛んでいった。

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