ep4-2 ブロックサンド村
「こんなところで、立ち話もなんなので、近くの村に行きましょう。」
オレ達は、ミリネに案内され、近くの村に行った。
キサラは、通信機に連絡が入ったみたいで入口でやり取りしている。
『注意しろ、キサラ。何かおかしい。』
「え?でも、ミリネ様の言っていることにデータ上には齟齬はないですよ。」
『違うんだ。メガネはミリネじゃない、姉の方だ…注意しろ。』
「了解です。」
オレ達は、村に入ったが雰囲気が変だ、誰もいないしなんだか気の流れが、おかしい。
「ミリネ、雰囲気が変だ。ここは本当に安全なのか?」
ミリネは笑顔で、
「大丈夫ですわ。人がいないのは皆、シェルターにいるからなんですのよ。」
ミリネはシェルターのキーロックを開け、
シェルターの中に入っていった。
「グレン様注意して下さい」
中が異様な気に包まれていたことを感じ取ったキールがグレンに忠告した。
キサラは、入ってないな…最悪でも全滅は免れるか。
「どうなさいましたか、グレン様。」
「なにを企んでるミリネ。」
「ふふふ。勘がよろしいのですね。」
きさらは、ドアロックの前でドアを蹴飛ばしていた。
通信機がけたたましく鳴っている。
「なんですか。」
『先生が…ピンチだ、キサラ何をしている?』
「出遅れて、シェルターの中に入れませんでした。シェルターの中は通信でも映像は入るんですね。」
『バカかお前は…先生の身に何かあったらどうするんだ。』
「映像を確認してキールと連絡を取ります。」
ミリネの体はみるみるうちに崩れていき、
人外が出現した。
「驚いたよ、人外が言葉を使ってオレ達を騙すなんて随分賢くなったじゃないか?」
村人も人外みたいだ、数が多いのとブラックナイト国と違うのは知能がある人外であるため判断が難しそうだ。
「お前は危ない、今直ぐ始末しないと。」
村人の人外も、人の姿から崩れていき、人外が人外を食い始めだした。
おれは、魔法剣に手を掛けたが、接近戦になると、
不味そうだ、まず距離を取らないと。
ピンチだな。
『キール、キール。応答しろ。』
グレンの襟元からキサラの声が聞こえた。
「キサラか。」
『外には出れないのか?』
「人外に囲まれてそれどころじゃない。」
その後、人外の食い合いが加速し、人外が巨大化する傾向が見えて来た。
「グレン様、お下がり下さい、私が突っ込みます。」
「しかし…。」
「グリーンスネークの真髄お見せします。」
グレンは、目を瞑って頷いた。
「わかった。無理はするな。」
キールは、人外の群れに突っ込んで行った。




