ep3-7 新しい仲間
オレとゼノンは七大貴族の連中に絡まれる前に、王城をでた。
何分、七大貴族が全て、スモールレイク外で活動しなければならなくなったので、スモールレイクに閉じこもっていた奴等には相当きつい話らしく、王女が退室したあと喚き散らしていたから、絡まれないように出てきたというわけだ。
ミアと市長は王都に一晩泊まってから移動するらしい。
結構、謁見の間では緊張してたらしく、メンタルが相当やられたらしい。
「グレン、お前はこれからどうするんだ?」
「う〜ん。まぁ、どこかに侵攻しないといけないんだろうけどな。ゆっくり考えるよ。」
ゼノンは頸を振って、
グレン、悪いが多分お前に時間は与えられないと思うぞ。
ドン。
「イタッ!」
「勝手に移動しないでください!」
怒り心頭のキサラが後ろに立っていた。
「い、いや。置いていったわけじゃないんだけど…キサラはどこの配属になったの?」
キサラはオレに詰め寄り、
「あなたのとこに決まってるでしょ?」
「ああ、そうなんだ…二人ってこと?」
キサラは、考えこんで、
「もう1人追加される予定です。」
「そうだね、ゼノンが一緒に行動出来ない分必要だね。でどんな奴?」
キサラは、ため息をついて
「凄腕ではありますが、気に入らない奴です。」
おい、おい。いきなりケンカとかしないでよ…気に入らない奴ってどんな奴なんだろう、仲良くできるかな?
暫くすると、ホワイトストーンに着いた、俺達は、出城にゼノンは市長の官舎に向かった。
オレは見晴台に登り、ブラックナイト国の向こうの名も知らない国の方を眺めていた。
キサラが横に来て、
「ブラックナイト国の向こうはサンドダスト国です。行きますか?」
オレは必死に否定した。
「いやいや。まだ何も知らないし。ね?」
キサラは頸を振り、
「進まないと始まりません、王女様の命令でもあります。」
「分かったよ、やればいいんでしょ。」
オレはガックリと肩を落とした。
「グレン様、私が付いています。大丈夫です。進みましょう。」
聞き覚えがある声がしたと思ったら、キールだった。
「キール!」
「また、お近くで仕える事が出来、嬉しく思います。」
キサラは不機嫌そうな顔で、
「7大貴族と並ぶかしのぐ者と言ったら、コイツしかいないというのと、王女の強い推薦で仕方なく。」
知らなかったな、キールって王女と知り合いだったんだ。
キサラはキールに詰め寄り、
「分かってるわね、王女のことは喋っちゃだめだからね。」
「無論だ。王女からもきつく云われてる。」




