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暴君姫と7人の勇者  作者: 礫(レキ)
第2章 サウスウエスト大陸編

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ep15-1 港町ですることは⋯

【毎週金曜日午前中定期更新】

【8話分連続投稿実施中】


1週間のご無沙汰です。


いつも通り、8話に分けてを10分毎に投稿

しています。


もし良かったら、評価、感想、

ブックマーク、いいね等

頂けるとこれからの励みになりますので

よろしくお願いします。


活動報告も毎週投稿していますのでそちら

も見ていただけると嬉しいです。

グレン達は、港町の入口まで来ていた。

特に何の支障もなく来られたのがちょっと

不気味なくらいだ。


「先生!なんだか活気があって楽しそう

 ですね。ブルー・シーもこんな感じ

 だったのかもしれないですね。」

と、ちょっと寂しそうな感じでナギは

グレンに話し掛けた。


「う〜ん。まずは宿を取ってから、街に

でてみるか。」

ナギとリンクが宿を探しに行ったが⋯

ちょっと組み合わせ的に不安だな。


「何言ってんの、そんなに贅沢は

 できないの!」

「馬鹿をいうな!そんなところにタウ様を

泊まらせられるか!」


何だ何だ、もう揉めてる。

「おい、揉めるなって。」

宿屋の主人が引いている。

困ったもんだ。


「せ、先生。こいつが、スイートじゃなきゃ

 ダメだなんて言いやがるんですよ。」

俺はチラっとタウを見た。

「僕は何でも大丈夫です。」


「じゃ、大部屋2つお願い。とりあえず

1週間で。」

宿屋の主人は安堵した顔で、

「はい。まいど。」


リンクがさっきから俺を睨んでる。

「な、何だ。タウが何でもいいって⋯

言ったぞ。」

「そうじゃない。部屋割はどうなるんだ。」


ナルホド⋯意外とそういうのは気にするんだ。

「男女で別れればいいのではないか?」

「ダメだ。私はタウ様を護衛しないと

 いけないのだ。」


「じゃ、タウをそっちに連れて行けば?」

「そ、そうか。そうだな。」

何だ?良くわからん反応だな。


ツイストが浮かない顔で、部屋の中で横に

なっている。

「どうした?浮かない顔して。」


「いやぁ~。向こうの部屋楽しそう

だなって。」

グレンは思わず吹出したが、

「行ってくれば、いいじゃないか。」


「いやぁ~。袋叩きになるのは嫌なんで、

やめておきます。」


そんな話をしていたら、ナギが部屋に

飛び込んできて、

「先生!街に行こう。」

「そうだな⋯ツイストどうする?」


「いやぁ~。俺は少ししたら酒場に行って

ますよ。」

グレンは頷いて、

「じゃ、あとで合流するよ。」

といってグレンは出ていった。


「いいな、楽しそうで。今頃ノア何してる

 かな?」

そんなことを言いながら、ツイストは酒場に

繰り出した。


グレンとナギは、街を歩きながら街の雰囲気

を見ていた。

「先生!見てください。あんなお店があります、

あれ、おいしそうです。」

⋯なんかはしゃいでないか?


グレンが見た感じでは、表向きは海産物を

中心に経済が発展しているが、貧富の差

も激しく奴隷商が、昼間なのに普通に商売

している。


治安は一見良さそうだが、自警団だよりで

軍人は全くいない⋯自由な市場なんて

こんなものなのか?正直なんでもありの

商人の街という感じだ。


「先生。どうしましたか浮かない顔を

して⋯。」

ナギが青ざめて、

「ひょっとして、私とだと楽しくない

ですか?」


こいつ、何言ってるんだ?

「は?この街のことを考えてたんだ。」


ナギは、ホっとした表情で、

モグモグ。

「そうれすね、たのひいとこみょ

おおいれすけろね。」

「食べ終わってから、喋ってくれ。」

ナギは赤い顔をしてペコペコ謝った。


「そんなに悪い街に見えませんが何か

 気になりますか?」


グレンは首をひねりながら、

「衛兵がいないのにこの治安が維持され

 てるのがまず不気味だ。人は集まれば

 揉め事が増えるのが普通だ。」


ナギはあまりピンと来ない様で、

「そんなものですかね。」

といって、裏路地の方に目をやった。


「それより、裏路地の子たちが、怯えて

表通りに出てこないことが気になります

けどね。」


グレンもそれには同意し、

「もうちょっと、調べた方がいいかもしれ

ないな。」

といって、屋台で購入した飲み物を

ガブ飲みした。


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