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暴君姫と7人の勇者  作者: 礫(レキ)
第2章 サウスウエスト大陸編

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ep14-8 地下街を抜けて

巨大な人外が消えたあと辺りには蒸気のみが

残り、その蒸気の中からグレンが出てきた。


「お疲れ様です。」

蒸気から出てきたグレンを当たり前かの様に

ナギが迎えた。


「お前等、ちょっと待て。なんなんだ、

これは?」

グレンはリンクを制して、

「説明はするけど、その前に放置は

流石にな⋯」

と言って、ツイストを担ぎ上げて、

「話は外でしよう。」


全員、たちこめる蒸気の中から外に出た。

外に出ると、眼下には広大な海と港町が

一望できた。


ナギが海を指差して、

「先生!凄い、大きい港町ですね。」


グレンは港町をまじまじと見て、本当は

ここに直接来る予定だったのに、だいぶ

遠回りしてしまったな。


「カイン、周囲の状況は?」

カインはモニタを見ながら無表情に答えた。

「周囲に人外及び外敵反応無し。」

カインにくっついているレムは、グレンを

睨みつけ、

「ジジイ、いちいちうるさいぞ。」


グレンは苦笑いして、

「まさか、心の声じゃないよな。」

カインは頸を振って、 

「冗談は顔だけにしてくれ。」


グレンは出口近くに座り込み、全員に近くに

来る様に促した。

「リンク、さっきのやつだけど、これだ。」

グレンは背中に背負っている魔法剣を取り出し

リンクに見せた。


リンクは剣を覗き込みながら、

「な、なんだこれは?禍々しい気を放って

いるぞ。呪いでもかかっているのか?」


グレンは頸を振って、

「良くはわからんが、こいつが人外を吸収

してくれる。その力で我々は人外と戦って

きた。」


「吸収?無制限に出来るのか、なら⋯。」


グレンは頸を振り、

「無制限には出来ん。限界を越えると剣に

人格を乗っ取られるらしい。」


「剣が人を乗っ取るのか?怖いものを

扱うんだな、お前等は。」


グレンは苦笑いをして、

「そうじゃないと、我々をとっくに人外

の餌食だ。」


リンクは意識を失っているツイストを見て、

「コイツっていつもあんな戦い方してる

のか?」


「う〜ん。いつもというか2回目だからな、

でも、1回目からは格段に進歩している、

覚醒は近いんじゃないかな。」


その言葉に、ナギが反応した。

「先生。覚醒とはどういうことですか?」


グレンはナギを見て、

「お前も見ているだろ、技を発動した直後

コイツは浮遊して、次の獲物を狙っている、

しかも今回は、それが確実に見て取れた。」


ナギは、鋭い目つきで拳を構え、ツイスト

を見た。

「危険性がありますか?」


グレンは慌てて否定して、

「いや、それはないだろ。あいつが狙って

いるのは今のところ人外のみだ。

我々を敵とは思ってないよ。」

と、言ってナギを落ち着かせた。


リンクは頸を捻りながら、

「なんであいつがそんな能力があるんだ?」


「古の末裔だからだ。」


「古の末裔?」


「スモールレイクには7大貴族というのが、

いてな。そいつらが古の末裔なんだ。」 


「あいつが、そうなのか?」

「そうだ。」


タウがリンクを見て、

「我等にもその様な力があればいいのにな。」

と言った。

リンクは頭を下げて、

「精進します。」


グレンがタウの頭をポンポン叩いて、

「力ってのは限界まで頑張った奴が初めて

発動するんだ、誰でも可能性はある。

まずは試してみることだ。」


リンクがグレンの腕を掴んで、

「気安く、タウ様を叩くんじない!」


グレンは、頭を掻いて、

「それは済まなかった。」

と、言って笑いながら立ち上がった。


「さあ、そろそろ港町にいってみるか。」

グレン達は港町に向けて歩いて行った。


ここまで読んで頂いた方本当にありがとう

ございます。感謝致します。


次週は、グレン達がいよいよ港町に入ります。

ゼノン達の地下街での活動もあります。

そして、聖域でも動きがあるかも知れません。

そういえば、ブラットはどうしたんでしょう


その辺も含めて次週御期待下さい。

評価していただけると、モチベアップに

繫がりますので、よろしくお願いします。


感想、ブックマーク、いいね等

お待ちしています。


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