:外域作戦団、及びPFE隊 編成詳細
設定集、部隊編成をただ羅列する回です。
作者の趣味全開。
マニアな人じゃないとなんのこっちゃだと思う。
現在の此処の地。
異世界の一国――「ウォーシャ県連合」の国土の一地域である、この広域一帯では。
侵攻進出してきた帝国軍を迎え撃つべく。陸上自衛隊の異世界での作戦行動のために、専用にパッケージング編成され一つの部隊が進出展開していた。
その概要、詳細をこれより記す――
〝陸上自衛隊 外域作戦団〟
□概要
異世界派遣において、初動即応から一定規模までの戦略作戦行動を担うべく編成された部隊である。
規模は旅団、団規模。
1個機動連隊、1個普通科戦闘群、及び1個戦車戦闘群の3個部隊を基幹とし。他、各職種部隊を編成する。
□編成
・団司令部及び付き隊
⦿作戦団 機動連隊 ※1
・機動連隊本部
・第1科(S-1)
・第2科(S-2)
・第3科(S-3)
・第4科(S-4)
・本部管理中隊「外作機-本」
・中隊本部
・連隊本部班
・補給小隊
・通信小隊
・衛生小隊
・施設小隊 – 75式ドーザ
・対戦車小隊 – 中距離多目的誘導弾システム
・高射小隊 – 93式近距離地対空誘導弾
・狙撃班
・〝PFE小隊〟 - 近距離PFEシステム
・第1普通科中隊「外作機-1」
・中隊本部班
・第1小銃小隊 – 24式装輪装甲戦闘車・25式装輪装甲車・96式装輪装甲車・汎用装甲機動車
・第2小銃小隊 – 24式装輪装甲戦闘車・25式装輪装甲車・96式装輪装甲車・汎用装甲機動車
・第3小銃小隊 – 24式装輪装甲戦闘車・25式装輪装甲車・96式装輪装甲車・汎用装甲機動車
・迫撃砲小隊
・第2普通科中隊「外作機-2」
・第3普通科中隊「外作機-3」
・第4普通科中隊「外作機-4」
・火力支援中隊「外作機-火支」 - 120mm迫撃砲 RT
・偵察(情報)中隊「外作機-偵」– 25式装輪偵察戦闘車・87式偵察警戒車(本部内に持たず、独立して編成)
・機動戦闘車隊
・機動戦闘車隊本部
・機動戦闘車隊本部付隊「外作機-戦本」
・第1機動戦闘車中隊「外作機-戦1」– 16式機動戦闘車
・第2機動戦闘車中隊「外作機-戦2」– 16式機動戦闘車
※1 常設戦闘団、編成は即応機動連隊に準ずる。
⦿作戦団 普通科戦闘群 ※2
・群本部及び付き隊「外作普-本」
・第1普通科中隊「外作普-1」
・第2普通科中隊「外作普-2」
・第3普通科中隊「外作普-3」
・戦闘車両隊「外作普-戦」
・戦車中隊
・戦闘上陸中隊 – AAV7
・火力支援隊「外作普-火支」
・対戦車隊
・重迫撃砲中隊
※2 大隊規模の普通科部隊をベースとして、増強パッケージングした編成。当初は補助目的部隊であったが、着上陸戦の任務担当を後に付加。
⦿戦車戦闘群 ※3
・群本部及び本部付き隊「外作戦-本」
・第1戦車中隊「外作戦-1」
・第1戦車小隊 - 10式戦車・90式戦車
・第2戦車小隊 - 10式戦車・90式戦車
・第3戦車小隊 - 10式戦車・90式戦車
・第2戦車中隊「外作戦-2」
・第3戦車中隊「外作戦-3」
・普通科中隊「外作戦-普」 - 73式装甲車
・偵察中隊「外作戦-偵」 - 10式戦車
・火力支援隊「外作戦-火支」
・特科射撃隊 - 99式自走155mmりゅう弾砲
・重迫撃砲小隊
※3 戦車大隊をベースに編成。
・特科大隊(三個射撃中隊) - FH70
・高射特科隊
・偵察隊
・施設隊
・通信隊
・後方支援隊
・(飛行隊)(常設されず、必要に応じて他部隊より分遣増強し編成)
・特殊武器防護隊
・〝PFE隊〟 ※4
・隊本部及び付き隊
・多目的PFE隊
・第1PFE小隊 - 近距離PFEシステム・多目的PFEシステム
・第2PFE小隊 - 近距離PFEシステム・多目的PFEシステム
・広域PFE隊 - 広域PFEシステム(一式)
※4 中~大隊間の規模、亜壽が指揮を執る。詳細は後述。
以上が異世界作戦部隊――「外域作戦団」の基本編成である。
亜壽はこの外域作戦団内に編成された、PFE装備の扱いを担当する〝PFE隊〟を率いることとなったのだ。
その詳細を続けて記す。
〝外域作戦団 PFE隊〟
□概要
PFE装備の運用、及びそれに伴う戦闘行動を主任務とする隊。おおよそ中隊~大隊間の規模。
亜壽 三等陸佐が指揮を執る。
異世界に存在する、強力かつ凶悪な脅威である魔法魔術、及び強靭な異種族。
そのそれらと拮抗、あるいは無力化すらを可能としうるPFE装備を扱い、そしてその任務を担う特性上。
異世界介入以降、最前線に在り続ける状況が常態化している。
そのため作中では普通科、機甲科などの他隊から部隊火力の増強を受けている。
□作戦時編成
⦿PFE隊
・隊本部
・本部付き隊
・警戒観測隊 - 特異現象探知装置
・偵察狙撃班
・他各隊
・多目的PFE隊
・第1PFE小隊
・運用班 - 近距離PFEシステム・多目的PFEシステム
・戦闘班 - 汎用装甲機動車
・第2PFE小隊
・運用班 - 近距離PFEシステム・多目的PFEシステム
・戦闘班 - 汎用装甲機動車
・広域PFE隊
・運用隊 - 広域PFEシステム(一ユニット)
・戦闘警備班 - 汎用装甲機動車
・(普通科小隊) - 24式装輪装甲戦闘車・25式装輪装甲車・汎用装甲機動車
・(戦車班) - 90式戦車
※括弧書き内は他隊からの応援増強。
今程に亜壽が率い見せた戦闘行動は、主として上記の内のPFE隊によるものであった。
そしてこれより、段階は次へと移り。
外域作戦団の各部隊による、大規模な押し返しの作戦行動の火蓋が切られることとなる――