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TolaE  作者: 藤 孝介
1/2

神々との戦い。

仮想世界のお話です。


神の指先から十個の攻撃が放たれる。

「解析」

神から放たれた攻撃が一つ直撃し≪ゴッドバレット≫と解析結果が出る。

「ゴッドバレットだと!?」


この攻撃は知っている。

先月開かれた全力大会にて俺と戦った女が使っていた攻撃。

俺の回し蹴りを腕一本で防ぎ、ゴッドバレットと言った瞬間ヤツのオーラが眼に収束し、光の奔流に飲み込まれた。

気が付くと相打ちとなっていた。

実質俺の負けだ。


その時のシーンが頭を過ぎる。

(今のゴッドバレットは前兆がなさすぎる。)


パリーン


(<命の宝玉>が割れた!?あれから進化したと言うのにっ!)


<命の宝玉>

ライフを蓄積できるアイテム。

最大容量は自身のライフ分となる。

実質ライフニ倍のアイテム。


「鑑定!」

ピィィン

「なに!?弾かれたっ…なら!」

次なる一手を打つ。

真眼(しんがん)

≪神≫

「マジか…」

真眼は真実を見る眼。その真実が神という名前のみで他の情報が出なかった。


それはつまりレベル差があるということ。

(俺は500レベルだってのに、見れたのは名前…いや、種族だけかよ!)

「神だってこたぁ知ってるんだよ!」



???:≪ここに人が来たのはいつぶりだろ。…彼にも幸せになってほしい。そう思える。≫



神の白いオーラに隠れて伺えない顔に一滴の涙と、優しい笑みが見えた気がした。

涙が落ちてウォータークラウンを作った瞬間に足元が海に変わる。


「え!?ちょっ」

俺は海に落ち、浮上しようともがくがどんどん沈む。

そして、DEADの文字が浮かぶ。



神の優しい笑みは「このステージに上がるにはまだ早い」と言ってるように思えた。



〜続く〜

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