プロローグ
ワクワクしながら書いています!皆様もワクワクしてくれたら嬉しいです(⑉> ᴗ <⑉)
都心部からやや離れた街で小さな看板がつけられている探偵事務所がある。
【ヴェリテ探偵事務所】
ヴェリテ、は探偵の名前ではなく「かっこいいから!!」という理由だけでつけられた名前だ。
当の本人は気に入っているが依頼者からすると「言いにくい」「なんでこの名前?」といまいち。
1台の車が事務所の駐車場に入る。
真道理はその様子を2階の窓から見ていた。
「…なーんか厄介なのがきたよ。どうしよっかなぁ」
「端から断るのはだめですからね。話は聞いてください」
お茶を準備しながら助手が声をかける。
「わかってるよ〜。杏梨ちゃんは真面目なんだからっ」
ウインクをしてテヘッとしたが無表情で無視された。
彼女は杏梨。
名字は知らない。1年前に記憶喪失となり身寄りが無い為この事務所で働いている。名前も忘れてしまっていたが仕事をする上で呼びにくい為真道がつけた。
これも「かわいいから!」という理由でつけたのだが杏梨はまんざらでもないらしい。
コンコン、とノックの音がした。
どうぞ、との声にゆっくりと扉が開かれる。
「ようこそ、ヴェリテ探偵事務所へ」