異世界初日ゴブリンと出会う
「焦ってもしょうがない、まずは状況確認だ。
えーと…何すればいいんだ?とりあえず洞窟から出るか」
三浦純也は光のある方向へと進んでいく。あれは…人じゃなさそうだな。
「なんか上に表示されてるぞ。」
HP12/12 lv.2 ゴブリン
「おー!やっぱりここは異世界だったか!」
やっと異世界にいると確信できたからはしゃいでいるとさっきのゴブリンに見つかってしまった。
「やっ、やばい」
とっさに手が前にでた。すると「炎」が出た。そしてゴブリンは燃えて灰になった
「な!なんかでた!。今のどうやったんだ?」
そう慌てていると突然声が聞こえた
『ゴブリンの言語を獲得。』
ゴブリンの言語?なんだそりゃ。その答えは次の瞬間にわかることになる
「にっ、逃げろ」
これはっ!ゴブリンの言語か!するととっさに声が出る
「待ってくれ。いや待て」そう威圧をかける。
すると、止まって戻ってきた
「悪い、倒してしまって。言い訳を聞いてくれ」
「わかった」
そして僕は今までのことを話す
するとゴブリンは慌てて
「ちょっと来てくれ。言わなきゃいけないことがある」
「ここじゃダメなのか?」
「ああ。見せたいものがあるからだ」
「わかった行こう」
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するとゴブリンの村らしきところに案内された。
門番のゴブリンとなんか話してるな。小さくて聞こえない。
「来てくれ」
そしてついていく
「村長、つれてまいりました。」
「お、おお、本当か!」
おじいちゃんみたいなゴブリンが興奮している。
どうしたんだ。おれは男だ興奮するのはやめてくれ…て違うか。なんか事情がありそうだ。
「あのー。どうしたんですか?まったく話が読めてこないんですけど」
「ああ、すまない興奮していた。私はここの村長を務めているよろしく頼む」
「よろしくおねがいします」
「それでは本題に入らせてもらうまずなぜおぬしがここに呼び出されたか。それはそなたがこの世界いやこの世の救世主だからだ」そして話はつづく
村長が言うには世界は複数存在していて俺がいた世界やこのいまいる異世界など無数に存在している。そして魔王がいる。その魔王はあらゆる世界を渡り様々な世界で暴虐の限りを尽くしていた。そのせいで壊れた世界はいくつも存在するらしい。そしてそこに現れるのが救世主でそれが俺らしい。
「どうして俺ってわかったんですか?」
「人なのにゴブリンの言葉を話しているからだ」
なるほどつまりあのゴブリンを倒したときに聞こえた声は俺にしか聞こえないんだろう。
「わかりました。僕は救世主になりましょう。ですが条件があります」
「なんなりとお申し付けください」
「一つ目はこの世界の常識を教えてほしい、二つ目は魔法と剣術を教えてほしい、三つ目は衣食住の提供だ、四つ目はこの世界を自分の目で見たい。だから道案内をつけてほしい。あまり時間はかけないだからたのむ」
「わかりました衣食住、魔法世界の常識道案内はできます。ですが剣術は使えるものがいないので申し訳ございませんがむりです」
「わかりました、この条件でいいでしょう」
「それでは今日は宴を開きましょう」
そして最初の異世界の生活が始まったのであった