表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/45

学園生活

無事に入園式を終え、学園生活の第一歩となる1日が終わった。


余談だがヘレナやこの前のお茶会でヘレナをいじめていたパメラも同じクラスになった。

最初パメラも同じクラスということで私に話しかけることを遠慮していたヘレナだが、ヘレナも混ぜて会話に花を咲かせていた。


パメラはパメラでヘレナが混ざったことに当初嫌悪感をあらわしていたが、ヘレナに嫉妬して嫌がらせをしていたけどもパメラ本来の性格は根はいい子そうだと喋っていて感じたので、ヘレナとパメラを一緒にさせても問題なさそうだと直感で感じたのでどっちも巻き込んだ感じだ。



おかげでパメラもヘレナを受け入れた感じがあるし、ヘレナもパメラにも心を開いてる様な感じを受けた、良かった。





入園式から数日経ったある日


今日は初めての魔法の授業だった。私はワクワクしながら席についていた。

離れた席からヘレナとパメラがそれぞれ私のことを見て微笑んでいたことは気づかなかったが…。



おじいちゃん先生が水晶を片手に教室に入ってきた。

魔法の最初の授業は属性検査らしい。


属性とは火、水、風、地、光、闇の6種類あり、光と闇の属性は希少で大体が4属性のうちのどれからしい。

あと大体基本1人1属性持ちなのだが、これまた稀に2属性3属性持ちがいるらしい。3属性以上はほんと一握りだ。


しかし例外もいる。王族は全属性持ちで光と闇さえ持っていた。さすがに世間一般では光と闇の単体属性持ちすらほぼいないのに、光や闇の他に属性持ってる複数持ちなんて人はまず聞いたことない。


たしかヒロインですら光の単体属性持ちだったような気がする。

さすがヒロインなだけあってレアな属性持ちだ。



その属性の検査は簡単でさっきおじいちゃん先生が持ってきた水晶に魔力を流し込めばいいだけ。

水晶の光によって何属性か決まってくる。



そうそうそう!!!このタイミングが一番ドキドキだったのよ!!


私は何属性なのか…自分の順番がくるのが楽しみなようで怖い。



先に終わらせていたヘレナが私の方へ寄ってきた。ヘレナは風属性だったそうだ。

ヘレナ曰く水晶が緑に光ったらしい。


「でもそんなに強くは光らなかったんです…私魔力はそんなに無いみたいですわ…」

とヘレナは少し落ち込みぎみに言った。


離れていたからよく分からなかったけど、ここから見た限りだとほわっと淡く光った感じだった。でもその位だとこの年齢の子達の平均くらいではないのだろうか?


「もう少しで私の出番ですわ!」

パメラもドキドキしているのだろう。少し声が震えていた。


パメラが水晶に手をかざすとヘレナよりも少し強く赤く光った。


「…ほう、ゼランド嬢、なかなかの魔力じゃな。属性は赤だのう」



おじいちゃん先生は水晶を覗き込みながらパメラに教えていた。



それから何人かの生徒が検査を受けて、みんな赤だったり青だったり緑だったり黄色だったり水晶から淡く光が発していた。



いよいよ次は私の番か…。


緊張しながら台座に置かれた水晶に手をかざした。



途端に水晶が淡く光った。

それを見たおじいちゃん先生は「ふむ…魔力の強さは平均的か…だがこの色は…」と呟いて覗き込んでいた。


というのも水晶の色が赤から青、緑から黄色、色んな色が混ざっている。

カラフルなマーブル模様みたいな水晶が淡く光っていた。



周りの生徒たちはそんな私の水晶を見て驚いている。教室がざわざわしだした時おじいちゃん先生がおもむろに口を開いた。



「これは…珍しいどころの騒ぎじゃないのう…まさか4属性持ちとはのう…」

おじいちゃん先生も驚きを隠せないようだ。


「グリアベル嬢、君は火、水、風、土の4属性持ちじゃ。4属性持ちなど聞いたことないぞ…光や闇の単体属性持ちより珍しいぞ」




4属性持ちかぁ…たしかにびっくりした。でも魔力の強さは想定の範囲内だった。

自分の魔力をいじってた時から自分の魔力の最大値はざっくりと把握してたから、魔力の強さが平均的なのはまぁそんなもんだよなぁって思った。


これで魔力も強かったら完全にチートだもんね。私は転生者だけどごく普通の令嬢だし前世もごく普通のアラサー女だ。

まぁ4属性持ちって時点で結構チート感あるけども。



…とのんきに考え事をしていたら、いつの間に授業が終わり私の席にヘレナとパメラが来ていた。


「リーナス様!すごいですわ!私4属性持ちの方初めて見ましたもの」

パメラが興奮気味に私の両手を握った。


話は変わるがヘレナにもパメラにも私のことは名前呼びでお願いした。パメラも最初は遠慮していたが慣れたようだ。



「ふふっありがとう。でも私の魔力は平均的みたいですから鍛錬を頑張りたいですわ」



属性検査は無事に終了し他の授業も特に変わったこともなく終わり、私はヘレナとパメラと3人で寮に向かっていた。



すると前方から私の存在に気付き手をあげながら私達の方に近づいてくる男の人がいた。

グリアベル家の長男で私の兄のイーシスだ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ