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恋愛にステータスは必要だが、ボッチは隠れステータス  作者: ナヤカ
コンプレックス・スープレックス
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ムチャしやがって

 職員室へ連れていかれると、教師たちは殆どいなかった。たぶん、みんな体育館へ行っているのだ。


「入れ」


 などと担任教師が促したのは、職員室の奥にある個室。そこは生徒指導を受ける者しか入ったことのない禁忌の部屋だった。


 中はソファーが向かい合わせで、その間にテーブルが一つ。そして、そのソファーには校長が既に陣取っていた。

 俺はその校長の向かいに座らされる。


「まず確認したいんだが……これは天津、お前だな?」


 担任が取り出したスマホの画面。それは見覚えのあるTwitterの動画、信号無視のやつだった。もちろん答えはYesしかない。


 頷くと、担任教師は深いため息を吐いた。校長は無言で怒りを露にしている。


「なんでこんなことを?」


 答えられない。答えてしまえば、おそらく日向舞のことも説明しなければならない。あの時に悪かったのは俺だ。彼女の名前を出し、巻き込むかもしれないのなら、いっそのこと説明しない方が良い。


「黙ってちゃ分からないな天津」


 優しく問いかけるような声。それで俺の言葉を炙り出そうとしているのだろう。太陽と風。イソップ物語からも分かるように、旅人の服を脱がせるのは強い北風ではないことを知っているのだ。


 俺は頭を下げて謝るしか出来ない。


「すいませんでした」


 しばらくの沈黙のあとに、校長が口を開く。


「天津くん。君は何に対して謝ってるのか分かっているのか? ただ謝れば、それで済むと思っているんじゃないか? 反省の言葉を述べたって意味などないよ。本当に反省しているのなら、全てを話すべきだと思うがね?」

「事情は話せません。謝っている理由は、学校の威光を落としかねない行為だと自覚してるからです」


「……まるで私たちが、学校の権威だけを気にしているような言い方だな。だが、それだけじゃあない。ここに映ってるのは明らかなルール違反だ。そして、君は事故を引き起こしてしまうかもしれなかったという可能性。もしも事故が起きれば、車を運転する人だけじゃない。君のご家族、友人、もちろん私たちも巻き込んでしまうことになる」


 校長は、俺がこうして呼ばれた理由をずらずらと並べて見せた。そうやって校長は、最後にとんだ勘違いを、まるで諭すように言ってみせたのだ。


「――君はクラスではおとなしいらしいね。だから、溜まったストレスをこうした形で発散したくなる気持ちは分からなくもない。私も昔はよくヤンチャしてたからね? 今回は小さな事かもしれないが、そういう者は無自覚で犯罪を犯しやすいんだ。本人は自分の為にやっているが、周りからすればただの迷惑でしかない。分かるね?」


 違う……確かに俺は自分の為に動いたが、そんな稚拙な理由だったわけじゃない。


 だが、それを言うことなど許されない。許しはしない。誰が? もちろん俺自身が、だ。


 彼らは、俺のことなどお見通しだと言わんばかりに言葉を並べ立てた。そのどれもが的外れだった。それでも、反論など出来はしない。そして、誰かが誰かを理解することなど出来もしない。それは理解した気になっているだけだ。ただの驕りだ。


 それでも、俺は苦汁をなめるしかなかった。


 そして「すいません」と「はい」しか言わない俺に、彼らは最終手段を持ち出してくる。


「――君は成績は悪くない。このままいけば大学の推薦だって受けられる。だが、黙っているようでは反省の色なしと見て処罰を下さなければならないよ。それでも、良いのかね?」


 もはや脅迫にも似た言葉に戦慄を覚えた。校長は俺に停学処分を臭わせているのだ。いや、最悪退学すらあり得るのかもしれない。


「もちろん、それは親御さんとも話し合っての判断になるが、君がこのまま黙っているようでは現状は覆らないかもしれないね」


 権力をちらつかせる校長。


 それでも……。


 そう決意した時だった。扉の向こうから聞き覚えのある声が聞こえてきたのだ。


「――ちょっと! あなたっ! 生徒は全校集会のはずですよ!?」

「――天津くん! どこ!? 返事して! 私が話すから!!」


 あんの馬鹿っ……。


 担任教師が動く。それを反射的に止めようとする……が、校長が「君はここに居なさい!」と威圧的な声でそれを制してくる。担任教師はガチャリと扉を開き、そこには、走ってきたのか息の乱れた金剛さんがいた。


「金剛……何か知ってるのか?」

「はいっ! 全部知ってますっ! 天津くんは悪くありません!」


 それは違う。悪いのは全部俺なのだ。信号無視も明らかなルール違反。そして、違反とはどんな理由があろうとも悪でしかない。


 ……なのに、それは違うはずなのに、彼女がそれを言った瞬間、胸の奥から込み上げてくる熱いモノを感じた。不覚にも涙を流してしまいそうになる。それを歯を食い縛って堪えた。


「入りなさい」

「はい」


 彼女は、堂々と入ってきた。その表情には固い決意を浮かべて。


 彼女は、一切の躊躇もなく話し出す。俺がなぜ信号無視に至ったのかを、その全貌を。


 金剛さんは必死に訴えた。俺が意味もなくそんなことをする人間じゃないと、そこには意味があったのだと、俺の隣で、俺なんかよりもずっと俺らしく。


 だが、話終えた彼女に対し、校長が告げた言葉は辛辣なものだった。


「――それは天津くん本人から聞いたのかね?」

「そうです」

「じゃあ、実際に(・・・)君が見ていたわけじゃないんだね?」


 それに金剛さんは、一瞬呆然とした。


「あの……私が嘘をついているとでも?」

「いや、君じゃない。もし嘘をついているのだとしたら、天津くんの方だ」

「……何を言ってるんですか?」


 校長は難しい顔をして俺を見やる。


「聞いた通りなら、別に彼が黙っている必要はないと思うがね? 黙っているのは、天津くんに後ろ暗いことがあるからじゃないのかね?」

「……は? ちょ、ちょっと待ってください。なんで、そうなるんですか? だから言ってるじゃないですか。天津くんは、友達を探して……」


「その友達は、この学校の生徒かい?」


「それは……違います」

「他の学校か……ちなみに何処かね?」

「それ……は……」


 ここまで何の躊躇いもなかった金剛さんは、途端に歯切れが悪くなった。


 それでも、彼女の決意に揺るぎはなかった。


「……姫沢高校です」


 それに苦い顔をしたのは、校長と担任教師の方。彼らは「少し席を外す」と言って個室から出ていく。そして、残された俺たち。


「なんで来たんだよ……」

「天津くんが職員室に連れていかれたって聞いて」

「で、なんでお前が来るんだよ」

「今度は私が助けるって言った……」

「無理がある。ネットに出回ってる以上、もはや俺たちが出来る範囲を超えてる」

「それでもっ……とっ、というかさ! 文句を言いたいのは私の方なんだけど。やっぱり、自分だけで終わらそうとしてた!」

「自分でやったことだからな」

「そんな……」


 金剛さんは悲しそうな顔でうつむく。いや、あなたが落ち込む必要もないんですけどね……。



「ただ……まぁ、ちょっと嬉しくは……あった、な? ……ありがとな」


 

 それがたとえ無意味なことだったとしても、こうして動いた彼女の気持ちに嘘はないだろう。おそらく俺以外の奴等はみんな体育館にいるはずだ。それに従わずやってきた金剛さん。ほんと……なにやってるんだか。


「うんっ!」


 彼女は顔を上げ、こんな状況だというのに嬉しそうに笑った。


「ただ、これ以上の庇いだては止めた方がいい。校長、俺に何かしらの処分を与えるつもりだ。謹慎くらいで済むかと思っていたが、大学推薦の話なんかを持ち出してきたから、もしかしたら停学もありえるかもしれない」

「停……学……? は? なんで?」


 訳がわからないという表情。正直、俺だってそうだ。


「俺の動画……そんなに凄いことになってんのか?」


 その問いに、彼女は言いづらそうにした。


「まぁ、ね。あの信号無視の動画だけ、すごい拡散してるっぽい。まぁ、呟きから見ても悪意あるよね? あれさ。グロ注意なんて書かれてたから、私、車に轢かれる動画かと思ったもん」

「まぁ……」

「それに投稿した人のフォロワー数が多いのもあるかも。他の呟きとかも世の中に対する悪口とか、酷い物ばかりだったから、なんであれをフォローしてるのか良くわからないけどさ」


「なるほど、な。じゃあ……それが原因なんだろ」


「それが?」

「あぁ。SNSで自分の学校の生徒がルール違反を犯す証拠映像が上がっていて、それが話題になってる。もしも、学校と俺が特定された時、もしかしたら校長や教師は、上の教育委員会から何かしらの報告書を提出しなけりゃならない。だが、何もしなかったら報告書なんてないし、知らぬ存ぜぬを貫き通さなければならない。ただ……それじゃあ世論は納得しないかも……しれない」


 金剛さんは少し首を傾げてみせた。


「それと天津くんとどう関係があるの?」

「今回のは、俺が信号無視をしたとか、事故を引き起こすかもしれなかったとか、俺の人間性とか、あまり関係ないんだ。重要なのは、それらがこの学校の生徒だと発覚した時、学校側はしっかりとした対策を取りました、と言える報告書が在りさえすればいい。たぶん、あの日の詳細を知りたがってるのも、調書なんかを取るためなんだろ。要は教育委員会や保護者を納得させるための先手みたいなもんだ」


 事細かに説明してやると、金剛さんは少し引いた目で俺を見ていた。


「なんか……天津くんが見てる世の中って、悲しいね……」

「それが現実だ。そして現実ってのは多数決が絶対なんだよ。だから、不特定多数の世論の意見に怯える。だから、多数側の奴等は、それが自分の意見じゃなくても便乗して、さもそちら側であるかのように振る舞うんだ」


「なんか……人狼ゲームみたいだね」


 ここまできて人狼ゲームを引っ張ってくる金剛さんに笑いそうになった。どこまでハマってるんだよ。


「誰だっていいんだ、たぶん。人狼を殺す為に誰かを処刑しなけりゃならないなら、少しでも可能性のある奴を生け贄に捧げる。そのクジを、今回は俺が引いてしまったに過ぎない」


 ほんと、どれだけ処刑されれば気が済むのか。俺を脅威に見すぎだろ。これだから最強ってのは不運だ。


「だから、金剛さんはもう何も言わなくていい。たぶん、俺が何かしらの処罰を受けることは覆せない」

「そんな……」

「ルール違反はルール違反だよ。カンニングだって、それが偶然起こったとしても、見つかれば処罰の対象になるのと同じ」

「でも、天津くんは悪くないんだよ? それを受けたらきっとみんな……天津くんのこと」


 金剛さんが言いたいことは理解した。だが、それは杞憂というものだ。


 なぜなら。


「もう殆ど悪者みたいなもんだろ。今に始まったことじゃない」


 そう。既に皆からの俺の印象は最悪のはずだ。そうなるように、俺が操作したのだから。


「……世の中ってさ、酷いね。天津くんの事なんか全然知らない人たちがあの動画だけで天津くんを判断して……知ってるはずの学校の人たちも……クラスの人たちですら、本当の天津くんを知りもしないで……」


 それを俺が選んだのだ。彼女が気にするようなことじゃない。


「だが、金剛さんは俺のことある程度知ってるだろ? それって優越感だと思うんだが?」

「優越、感……?」

「あぁ。この世界の殆どが知らない事を金剛さんは知っている。それって、優越感だろ?」


 なんとか余裕の笑みを浮かべて見せると、彼女は一瞬ポカンとしてから、ぷっ! と吹き出した。


「……ほんとっ、ここまできてなに言ってるんだろ」

「それに関しては同意だな。ほんと、俺どうなっちゃうんだろ」

「やめてよっっ……急なネガティブやめてっっ……」


 その時、扉がガチャリと開いて、金剛さんはハッとして姿勢を正す。しかし、少し見られていたのか、入ってきた担任教師はわざとらしい咳払いをしてみせた。


「……金剛、さっきの話を他に知ってる奴はいるか?」

「……いえ、私と天津くん以外は知りません」


 言い切ったよこの子。俺が金剛さん以外に話してる可能性とかは切り捨てたのね……。まぁ、実際彼女以外には話してないから良いんだけどさ。


「そうか」


 それから彼は、少し言いにくそうに頬を書いてから。


「これは、まぁ、お願いみたいなもんなんだが……今回のことは他の誰にも話さないでくれると助かる」

「それじゃあ、天津くんは許されたってことですか?」

「いや……一応天津には何かしらの処罰を与える」

「それじゃあ、みんな天津くんを誤解したままになりますけど」

「誤解でもなんでもない。信号無視はルール違反だ。だな? 天津」


 ここで俺か。だが、彼の言うことに嘘はない。


「はい」

「それは……何故、皆に話してはいけないんですか?」

「うん? まぁ、事をなるべく穏便にするためだ。その方が天津の為でもある」


 彼は言葉で金剛さんの問い詰めをヒラリヒラリとかわす。……そうじゃないんだろう。彼らはやはり怖いのだ。今回の事が公になった時に責められるのが。だから、事前に俺を責め、自分達に管理能力はあるのだと保険をかけて置きたいのだ。秘密にして欲しいのは俺の為じゃなく、やはり彼らの為。事が発覚する可能性を少しでも潰すため。……そして、発覚しても言い訳出来るように俺に処罰を与えるのだろう。


 至極真っ当な判断。彼らは教育者である前に社会という大きな組織に組み込まれている一人の人間だ。そして、そんな人間はすげ替えられる程にはいる。だから、自分の地位や名誉を守るために、他者が見ても納得せざるを得ない形のある物を欲した。その形が処罰だっただけの話。


「天津。その姫沢高校の友達(・・)だが、名前は?」

「いや、俺に友達は居ませ――」

「日向舞という女の子です」


 俺の言葉を遮って金剛さんが答えてしまった。


「……そうか。一応、生徒の確認だけ向こうに取るから今回の事が知れることはないだろ。明日また職員会議にかける。金剛は戻れ。全校集会も終わってるからな」

「天津くんは?」

「天津は、処罰が決まるまでここにいてもらう。明日もだ」

「わかりました」


 金剛さんは納得のいかない表情を浮かべていたが、結局教室へと戻った。

 俺はそのまま個室に取り残され、教師からは反省文を書かされることになった。


 帰り、下校時刻などとっくに過ぎた頃にようやく帰宅を許可され、トボトボと帰るとなんと金剛さんが下駄箱の所で待っていた。


「――ずっとここに?」

「まぁ。靴はあったし、まだ居ると思って」

「帰って良かったのに……」

「たぶん、やっぱり天津くんの言ってたことが正しいのかも。直接聞いたわけじゃないけどさ……今日の全校集会、信号無視とかじゃなくて話の殆どはSNSのことだったみたい」

「そうか……」


 金剛さんとは乗るバスが違うため、一緒に歩くのは門のところまでだ。そしてその距離はあまりに短い。


「じゃあな」

「うん。……ごめん、助けになれなくて」


 最後までそう言ってくる彼女には、もは呆れてしまいそうになる。


「助けられたよ。そのお礼も言ったはずだ」

「でもさ、結局天津くんは……」

「高慢だな」


 放った言葉に金剛さんは、言葉を失う。


「自分だけで世の中を変えられるとでも思っているのか? そんなのは無理だよ。それが出来るなら、世の中なんてとっくに誰かに支配されてる。出来ないから、こんな世の中なんだ。それでも、一人だって出来ることがある。それは自分にとって小さなことでも、他人にとっては案外大きかったりもするもんだ。それを十分成したくせに、それ以上のことを望むのは高慢だよ」


 少しキツい言い方だったかもしれない。それでも、彼女の行動は俺にとっては大きなものだった。素直にそれを伝えれば良かったのに……俺という奴は、そういう時に限って言葉を並べたてて誤魔化そうとしてしまうのだ。


 だが、金剛さんは少し表情を弛め、微笑んでくれた。


「天津くんらしいね。でもさ……」


 金剛さんは、その笑みのまま告げる。



「天津くんは、私の世界を変えてくれたんだよ」



 そう言って金剛さんは「また明日」と、付けたし俺から去っていった。


 私の世界、ね。


 俺が変えたかったのは、俺だけの世界だ。それが変えられたかどうかは別として、俺がやったことは、誰かの世界と繋がっていた。そうやって、繋がって関わりあって、絡み合ったそれを世界と呼ぶのだろう。


 それは良くも悪くも、たとえ小さくたって、影響して反響して、徐々にその色を変えていく。


 きっと、世界にはその色が増えすぎたのだ。だから、混ざりあった色はやがて黒へと変化した。そして、人々はそれを消しさろうと白を無理やり継ぎ足したのだ。


 でも、白にはならなかった。


 あるのは灰色という、寂しく悲しい色だけ。


 混ざれば混じりあう程に、求めれば求めあうほどに、色は重くなっていく。


 それに人々は納得して生きるしかない。やがて人々の思考は、灰色という性質から、何事にも白黒つけたがるようになる。


 その過程には、赤や緑や青や黄色、もっと美しい色があったはずなのに。それらを忘れて、白か黒かをつけたがったのだ。


 だから、俺は黒とされた。


 そこには、もっと違った色が含まれていても、それがどんなに美しい色であったとしても、灰色の者たちにはそうは見えない。


 俺は思考を止めて帰ることだけに専念する。


 そうやって、自分を正当化しようとするのは、俺の悪い癖だ。


 理解してもらえないことに理由付けしようとするのは、無駄なことだ。


 世界など変えられない。それで納得すればいいじゃないか。


 


 

全校朝礼ではなく、この場合集会ですね。前話は訂正しておきます。

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