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スピード

『スピード』


 ○監督

 ヤン・デ・ボン


 ○公開

 1994年


 ○出演

 キアヌ・リーブス

 デニス・ホッパー

 サンドラ・ブロック


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 言わずと知れたアクション映画の金字塔ですね。坊主頭のキアヌ・リーブスがスクリーンに映し出された瞬間見惚れてしまいました。ええ、キアヌ・リーブス大好きです。

 マトリックスあたりでは、色白で不健康そうな面持ち(役作りもあるでしょうが)で陰のある印象の強いキアヌですが、この映画では精悍でガッシリした今とはまた違う表情のキアヌを見ることができます。

 物語は序盤から息つく暇もありません。爆弾魔とSWAT隊員の必死の攻防戦が描かれているのですが、爆弾魔が相手なので時間との勝負というのはもちろんのこと、それに加え予期せぬハプニングもてんこ盛り、という畳み掛けるような展開がこの作品の魅力だと思います。デニス・ホッパー演じる爆弾魔の狡猾さにもご注目。うーん、悪いヤツ!

 その他にも爆弾を仕掛けられたバスの乗客の中で繰り広げられるドラマ(個人的にはここが好き)や、ヒロインのサンドラ・ブロックの活躍(このアニー役のサンドラ・ブロックは溌剌としてとてもキュート)、犯人との駆け引き等々見所が満載。バディもの好きとしては相棒であるハリーとの掛け合いも見逃せません。

 当時はまだシネコンのない時代で単館上映でしたので、注目されている映画は街で一番大きな映画館で上映されていました。(今はもうそのほとんどが無くなってしまいましたが)

 今のように上映毎に完全入れ換え制ではなかったので、気に入った映画はそのまま居残って観ることも可能でしたので私もこの映画を見終わった後、余韻に浸りながらそのまま二回目の観賞へ……展開を知っているので今度はじっくり味わうように観たのも良い思い出です。


 主演のキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックは「イルマーレ」という韓国映画のリメイク作品でまた共演していますね。こちらもロマンチックでとても素敵な作品です。

 キアヌ・リーブスは「マトリックス」、最近では「ジョン・ウィック」シリーズなど、当たり役は色々ありますが、「コンスタンティン」(「トランスフォーマー」でお馴染みのシャイア・ラブーフがいい味出してます)のようなひねくれたダークヒーローも個人的には好きです。シェイクスピア原作の映画「から騒ぎ」では悪役(なんて美しい悪役!!)を演じたり、「雲の中で散歩」(映像の美しさは必見)の傷心の帰還兵や、「リプレイスメント」で演じたフットボール選手なども魅力的でした。

 サンドラ・ブロックは「デンジャラス・ビューティー」シリーズや「トゥー・ウィークス・ノーティス」などのラブコメも大好き。アカデミー主演女優賞をとった「しあわせの隠れ場所」のお金持ちの肝っ玉母ちゃん役も良かったですが、個人的には「あなたが寝てる間に…」のようなきゅんとするラブストーリーや、「クラッシュ」の偏見に満ちた上流階級の奥様役が印象深いです。(「クラッシュ」自体もとても心に残る映画でした)


 何だか余談の方が多くなってしまいましたが、ひとつの映画からお気に入りの役者さんを見つけ、その役者さんの他の作品を見つけると、また違う役者さんを好きになり……映画を観るとそんな楽しいスパイラルに陥ってしまうのです。





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