表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
未来へ繋がる絆  作者: 香月 よつ葉
受験
7/160

鳴治館大学合否発表

菜須よつ葉side

(はぁ……長かったなぁ)


紅羽はどうしても通いたかった隣県の鳴治館大学。担任の先生からはどうしても行きたいなら頑張って勉強しなさい。と言われて今まで頑張ってきた。


センター試験でボーダーライン突破し憧れだった鳴治館大学の入学試験を受けることができた。


平常心を装っているつもりだけど緊張しているのか、そんなことがふと思い浮かんだ。何故かと言うと、今日は鳴治館大学の合否発表。


発表方法は大学の掲示板か、大学のホームページで確認する二通り。どちらも午前10時に同時発表。


紅羽はパソコンの前へ座り、電源を入れようか? いや、まだ早い。と心の葛藤と戦っていた。合否まであと10分。


紅羽はひとつ深呼吸をしてパソコンの電源を入れ鳴治館大学のホームページを開く。


 鳴治館大学


【入学選抜試験結果】


経営学部


・・・・

・・・・

・・・・



教育学部


あっ、教育学部! 紅羽に緊張が一気増してきた。


922301

922325

922336

922339

922347

922352


紅羽の受験番号は「922339」


あったぁ!!

紅羽は4月から憧れだった鳴治館大学の学生になれることが決まった瞬間だった。



◇◆◇◆◇◆


真新しいスーツに身を包み鳴治館大学の入学式に向かった。


広い講堂の入り口に学部ことに受付があり学生証をもらい入学式会場である講堂に進み自分の学部の列に進む紅羽。


各学部二列ずつ並べられていて前から詰めて座るように指示される。ドキドキしながら言われた通り進む。


紅羽の心の奥に、あの日の約束が思い出され落ち着かない。咄嗟に周りを見渡す紅羽。



(あの人、受かったのかなぁ……。約束覚えてるかなぁ)


紅羽の心の中で色々な想いが駆け巡っていた。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ