恥ずかしいがりやの紅羽と強気なお佳
菜須よつ葉side
お佳は紅羽を強引に買い物に誘ってデパートの水着売り場までやって来た。
「紅羽の水着を選ばなきゃね」
と、お佳は紅羽のビキニを探し始めた。
「ちょっと! ビキニなんて着られないよ」
紅羽はお佳に抗議をするけど聞く耳を持たないお佳はどんどんビキニをチェックし続ける。
「紅羽、サイズは?」
「えっ?」
「だから、サ・イ・ズ!」
「・・・・・」
お佳は紅羽では絶対に選ばないようなビキニばかりを選んでいく。
「お佳、お佳も水着選んだら? 私も選ぶから」
紅羽は何とかお佳の選ぶビキニを回避しようと頑張ってみる。
「えっ? 私の? あぁ、それなら大丈夫。もう決めてあるから!」
「えっ?」
「だ・か・ら、もう選んであるの!」
「・・・・・」
でも、お佳の選ぶビキニだけは着られない。諦めて紅羽はビキニを探し始めた。
「うーん、やっぱりそっち系かぁ」
お佳は、紅羽が手に取るビキニを見て呟いた。
ふたりはそれぞれ選んだらビキニはお佳は濃紺でセクシーな大人っぽいビキニを選んでいた。紅羽はピンクの花柄でリボンが目立つビキニを選んでいた。
「ちょっと紅羽! 中学生じゃないんだから! 今時の高校生の方が大胆なビキニ着るわよ」
お佳が紅羽の選んだビキニに苦言を呈した。
「お佳みたいにスタイルよくないもん!」
紅羽は拗ねたようにお佳に言い返す。
「はいはい。紅羽のお胸は成長期だもんね」
「・・・・・」
何だかんだ言いながらも水着を選び、みんなで行く初めてのお泊まり旅行を楽しみにしている。




