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第097話 「これでいいのか!?」

どうも~月影ミケ乱デス!


正月に仕事があって書き込みが遅れました。本当に御免なさい。

なんとか、今日は間に合いました。


では、つづきをどうぞ~。

「・・・花香山之神。これは何かな?」


「古き良き羽子板ですよ」


「それはわかるけど。なんで俺が持ってコートみたいな場所にいるのかな?」


「それは、マスターの試練です」


「俺は「雲烏くもがらす」の使用許可がほしいんだけど?」


「でも、これは神々が決めた試練ですし」


「なんで羽根突きなの?」


「タイムリーなので」


今、俺は神殿の亜空間のイベントエリアにいる。外界から隔離された場所で普段はボス戦に使われている。

テニスコート程の大きさで、エリア区切りのラインのみが地面にある。

イベントだとテニスに似た競技の「スマッシュストライク」だろう。SSO時代では一時期流行っていたほどだ。

実を言うと俺もハマっていたりする。基本はテクニックで戦っていたが、これでも上位をキープしていた。


「それにしても、久しぶりに「スマッシュストライク」をやるはめになるとは」


「いいじゃないですか?では、対戦相手を出しますから」


「わかった。どんな奴が来るんだ?」


「まずは、小手調べで・・・一号君で」


「一号君?」


対戦相手側のコートに現れたのは、見覚えあるシルエットをした奴が現れた。

その姿は俺には思い入れが強いやつだった。SSO時代の俺のアバター「タウザン・ヘッド」なのだから。

だが、全体的に言えばすこし動きがぎこちない。コマが足らないアニメを見てる気分になる。

一種のバグだろう、昔のゲームでは良くある処理ミスだったりする。


「なぜ、昔の俺?」


「皆の元気を戻して貰いたくて作ったので・・・ぶっちゃけると私もすこし寂しかったんですけど」


「それはいいですけど。上の許しは出ているの?」


「上も外に出さない事とレンタル要求してましたから」


「何に使うつもりなのやら」


「でも、アストラルは入ってませんから。入れるにしても擬似的アストラルになりますし」


「面倒は起こさないでよ?」


「大丈夫ですよ。神々も変な事には使ってないみたいですから」


神々よ、何に使っている?人形か抱きまくらにしているのでは?

後で問いただすとして、目の前に居るタウザンも構えている。


「では、はじめましょう」


花香山之神が手を上げると光球が現れる、「スマッシュストライク」はこの光球を陣地に2度連続して落ちるまでやる競技だ。

瞬発力、反射神経、判断力が問われるゲーム。他にも色々と必要だけど剣士の練習にすごく影響されている。

普通にテニスみたいなのだが、弾のスピードやスキルを使った必殺技が使えるのでテニスより人気が出た。

SSO時代には、燃える魔球やらイナズマスマッシュなどのオンパレードの試合が毎日行われていた。


試合はすぐに決着がついた。って言うより相手の一号君が弱すぎた。

その後も、二号~三号もあまり変わりのないレベルだった。

チュートリアルのNPCより強いけど、俺にとっては弱すぎるくらいだ。

反応速度が遅いから、サーブの威力以外は問題にもならなかった。

サーブも重い弾だったが、上手く威力を殺して対処した。


「ま~一号君達は弱いですよ。入ってるのもNPCみたいなのですから」


「はっきり言ってNPCより強いけど、俺のレベルだと最下位くらいだね」


俺だってSSO時代の「スマッシュストライク」では、真ん中あたりだったからだ。

得意ではないけど、楽しんで遊んでいたくらいだ。


「試練としては微温いですが、突破した事にします」


「これでいいのか!?」


「神の試練は、神々の気分次第ですから」


試合して疲れたより、精神的に疲れた気分だよ。

神々が、気長に試練を突破していいっと言った意味が漸く分かった気がする。

一種の暇つぶしになっているのだろう。俺は俺で自由にするだけだ。


「で?「雲烏」は使っていいのかな?」


「ええ、試練も終えましたし。問題なく使ってください」


「よかった。アレ使えないと後で面倒だからな」


「何処かに戦争にでも?」


「いや、神々の試練関係だよ」


「そうですか。積もる話もありますし。今日はここに泊まってください」


「ん、わかった」



試練を終えたあとゆっくりとするため神社に設置された部屋へと案内される。

この後、ルンや他の女子が部屋へと入って来て大騒ぎ。

また、眠れない夜になりそうだ。




つづく 

SSO劇場「ルンと白竜物語」

白「ミャ!!!!!」

黒「ほりゃ!まだまだじゃ」

白「ミャ~~~~~ミャ!」

ル「クロ助、もう少し手加減しなさい」

黒「それは無理、竜の流儀は手加減無しが基本なのだから」

白「ミャ~~~」

黒「もう少し考えて動かないと・・・な!?」

(黒竜の尻尾で叩きつけてきたのを、逆に白竜が噛み付いた」

白「ミャ~~~~~~」

黒「イタイイタイ、尻尾はあまり強く噛み付くな!」

ル「白ちゃんがんば」

黒「ルン姉よ、それは折衝な~」

白「ミャ~~~~~~~~~~~ン」

(この後、黒竜の体には白竜の噛み跡がたくさんつけられたのだった。チャンチャン)



では、次回もよろしく~

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