第094話 「・・・クリスマス料理だよな」
どうも~月影ミケ乱です。
クリスマスイブ、皆さんは美味しいケーキを食べてるのでしょう。
家はいつもチキンを焼きます。そのための機械もあるからな~ww
では、つづきをどうぞ。
「ジャンプチキンのロースト上がったよ」
「ロックシュガーで作ったシナモンクッキーも焼き上がりました」
「ストライクバイソンの肉に下処理終わりました!」
「ジャンプチキンの出油を使ってスタッフィングの調理をお願い。芋はスイーツジャガをつかって」
「了解しました~」
そこは戦争、調理と言う戦争を俺は挑んでいる。
手際良く、効率良く料理していく俺のスピードもかなりのものだ。
アシストしてくれるのは、「ホーム」の厨房管理をしてる獣人族のマッフルさん達だ。
獣人族は大雑把な人が多いが、マッフルさん達は「角木族」と言う鹿とかの草食系獣人の集まりだ。
他の獣人族とは違い、力より英知や技術を研磨するタイプだ。
マッフルさんは、SSO時代に一族ごと助けた人だった
彼等は、料理と言うテーマで研究をしている。
色々と世界を回っていたが、途中で帝国兵に捕まりそうになるイベントで俺と遭遇した。
帝国兵を抹消して、そいつを使った貴族も一緒に表舞台から退場させた。
その後、マッフルさんの一族は帝国から狙われる事が多くなり「ホーム」へ退避してもらった。
そのまま「ホーム」に住み着いて、色々とホームで手伝ってもらった。
「シェフ、次は何を作ります?」
「俺はシェフじゃないんだけどな~」
「何を言ってますか~。こんな美味い物をいっぱい作れる人なんですから」
「元々、調味料が充実してるのはマッフルさんのお陰でしょう」
「環境やレシピはシェフのお陰ですよ」
「兎に角、シェフはマッフルさんです。俺はオーナーみたいなのだよ」
「そうですか。では、オーナーと呼ばせてもらいます」
どうして、こんな事になっているのか。
そんな状況は、2時間ほど時間を逆上るしかない。
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フィン達が現れてから、空気が変わったのかさっきよりギスギスしている。
シーリアンは偏見はあまりない、獣人に普通に接する事もあるからだ。
アーネスッテはちょっと苦手意識があるみたいで、微妙に距離を置いているのがわかる。
キンリとセキナが、少し警戒ぎみに全員を見ている。
ラクラは俺や外組に平謝りしながら、キンリやセキナに注意をしている。
「主様、本当にすみません」
「いいよ、ラクラが悪いわけではないから」
「ですが・・・」
こんな風に会話がループしやすい。ラクラはある意味この中で苦労人だろう。
とにかく、この状況をどうにかするしかない。
っと、その時。
ぐーっとおなかの鳴る音が聞こえてきた。
音の方をみると、おなかを押さえながらフィンが笑っている。
「う~ん、おなかすいた~」
みんな、微妙な空気に包まれる。
だが、その音を聞いてまた同じような音が聞こえてきた。
今度は、白竜が音を立てた。
「ニャ~」
「白ちゃんもですか?・・・」
「仕方ない、とにかく食堂へ行こう。ラクラ、案内たのむ」
「あっ、はい」
「みんなもそれでいいね?」
「フィン、主様の料理が食べたい」
「え?」
「こら、フィン!無理いっちゃだめでしょ」
「いや、問題ないよ」
「ですが・・・主様」
「俺が作る方が早いしな」
「やった~!!フィンはチキン丸焼きがいい」
「そうか、ならついでに趣向をこらすか」
「わ~い!!」
みんな、フィンの行動に苦笑しだした。
互いを見て、さらに苦笑をする。
フィンと白竜の天然さは、誰にも微笑みを与える力がある。
移動を開始して、城へと向かうことになった。
移動中、シーリアンたちとキンリたちが自然とフィンの話から会話が盛り上がる。
どうやら、ある程度打ち解けたみたいなので俺も安心した。
「それにしても城がでかいな」
「ホームの会議をする場所でもありますから、それ以外にみんなで食べるスペースを考えると・・・」
「ま~「ホーム」の状況は、後で調べるとして。今は食堂まで案内して」
「わかりました、主様」
この時、俺は今居るメンバーだけの料理をすればいいと思っていた。
だが、フィンの食欲と白竜の食事時間の正確さを忘れていた。
食堂には、多くの種族が食事をしていた。
俺たちが来たのをしると、その場にいた全員が俺に注目した。
挨拶を交わして厨房へと向かい、マッフルさんに事情を説明した。
料理を始めたのはいいが、そのにおいに釣られて人が集まる。
そして、冒頭のように全員の料理を作ることになった。
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「あと、「クールベリー」のソースはできてる?」
「はい、問題ないです」
「できるだけ、量を増やしていくよ!」
『はい!!!!』
厨房のみんなが一気に団結した。とにかく、多い人数を裁くため奮闘している。
「それにしても、量を稼ぐために作ってる料理って・・・クリスマス料理だよな」
「そうなんですか?」
「うん、シンプルで量を増やしてもおいしいからだろうけど」
「そういえば、昔はこの時期になると同じメニューが多かったような」
「イベントだからね。「ジャックパンプキン」のパイができたぞ」
SSO時代も同じことしてたな。料理コンテストみたいなのでクリスマスのフルコースとか。
俺は懐かしい思いにかられながら、新しい料理を作っていた。
つづく
SSO劇場「ルンと白竜物語」(フィンもいるよ)
ル「久しぶりですね。マスターの料理も」
白「ミャ~ミャ~」
フ「うん、主様の料理は天下一品だよ~!」
ル「フィンは変わりませんね」
白「ミャ~?」
ル「フィンはマスターが育てた一人なのよ。まさか、人化したのは驚いたけど」
フ「フィンは主様に抱っこやなでなでしてもらったの~」
白「ミャ~ミャ~」
フ「白ちゃんもされたんだね~気持ち良かったでしょ?」
白「ミャ~」
ル「キンリやセキナも卵から生まれた時も見守られたものね」
フ「キンリちゃんやセキナちゃんは主様になでなでしてもらいたいけど、恥ずかしがり屋だもん」
ル「あ~フィン」
フ「何?ルン姉」
ル「後ろ」
フ「ふえ?・・・にゃ~~~~」
(無言にキンリとセキナに連行されるフィン)
ル「まったく、あの子は天然だから・・・」
白「ミャ~ミャ~ミャ」
(その後、フィンはキンリとセキナに挟まれて食事をする。まるで、お通夜に来たように静かにしくしくと泣きながら。チャンチャン)
では、次回も~トライアゲイン!!




