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第091話 「説明は後でな」

どうも~月影ミケ乱デス!


PCを直して、設定に時間がかかりまくり。

かなり最新のなのに、壊れるのはすぐだよな。


では、つづきを。


PS:ホ○ットから「リクリル」に変更。

由来がリクに住む小さい(リトル)種族と言う意味。

巨大な滝の中央へと向かうと、皆が俺の方を見て心配な顔になる。


「問題ない。ルン」


「はい、マスター!ゲートオープンです!」


ルンの声と同時に滝の中から突き出てる岩が光を放つ。そして目の前に巨大な魔法陣が浮かび上がる。

あの突き出た岩が古代文明の遺産と言う設定になっていた。この魔方陣が「ホーム」の入り口なのだから。

魔法陣が完全に現れたら、そのまま前進を開始する。

魔法陣に先端が当たる、まるで水面に入るようにゆっくりと魔法陣へと消えていく。


「大丈夫ですよね?セフィー様」


「うん、問題無い」


「それにしても、すごい魔導具ですね?転送ですか?」


「古代文明の遺産ってことだけど、詳しくはしらないからな」


「古代文明!そんな古いのが動いてるのですか!?」


「解明されてないからな。動かし方は知っていても作り方までは知らない」


使えたとしても魔法陣の解析して転送ゲートを作るだけ、それを動かす魔力の供給やそれを投影する技術はまだ無い。

壊して取り出すにも滝の中だから無理。しかも、破壊するには上級魔法を千回続けて攻撃しないといけない。

トッププレイヤーやチーターの奴らなら可能だが、今の俺では難しい注文だ。


「動かすにもルンみたいな存在がいないと無理だし、暗号を知るすべがないからね」


「そうなのですか?」


遺跡とかなら基本は見つけるための謎や暗号がある。だが、個人の持ち物の「ホーム」の場合は本人以外無理。

未だ解明出来ていない場所や遺跡は、元プレイヤーのホームだと思われる。

SSO時代にロマン溢れる程の機械要塞風とか、どうやって行くのか分からない湖の城とかもあったからだ。

観光地として今でもその場所はあるし、機能を動かす事を夢見て泊まり込みで調べてる人もいる。


ゲートを進むとそこには多くの船が停泊していた。その数は大小合わせて50隻、普通に個人で持つには多い船の数だ。

しかも、巨大戦艦といえる200メートル級から2メートルほどの小型の船もあった。

多種多様な船の多さに圧倒される皆、ルンと俺は久しぶりの港にため息すらでる。


「こっこの船は何ですか!?」


驚きすぎて大きい声で叫ぶアーネスッテ、さすがに皆もこの状況は驚きを隠せない。

さすがに隠し切れないと思ったが、すぐに大きい声が聞こえて来た。


『ボス、第5港に停泊してください』


「了解。ま~説明は後でな」


「わかりました」


皆しぶしぶ了解するとすぐに船を操作する。すぐさま第5港へと向かう。

停泊する港に正面にタワーの上に人がいた。大きさからして子供くらいしかない「リクリル族」の一人だ。

この港の船の整備と管理を任せる程の腕はある。ドワーフ族が武器や防具とは違う分野の職人だ。

大きいのは作れないが、魔導具とかその回路を作れるのも彼等だけだ。


『オーライ!オーライ!ストップ!!』


『固定アーム展開、固定と同時に整備を始めるぞ!』


『タラップをかけろ~』


『第三班と第四班は消耗品の取り替え準備、第六班は洗浄準備を」


『内装は第二班に』


賑わい出す港、複数のタラップが船にかかると多くのリクリル族が乗り込んで来る。

皆俺に挨拶するとすぐに仕事を始める。最近は、整備以外はあまり出来なかったのだろう。

昔より技術も向上してるのだろう、整備の手際もすごくいい。

ある意味、家のメイドと同じくらいの練度かもしれない。

一人の老リクリルが俺の所へと来た。この港や魔導具を担当してる主任だ。


「ボス、久しぶりです!」


「ああっ、久しぶり。これはあまりいいタイプじゃないけど整備を頼むよ。皆は別荘の方?」


「了解です。皆ボスの帰りを待って居ました」


「すまなかったね。それじゃ~よろしくね、主任」


「了解です!ボス」


タラップから港に降りるとそのまま歩き出す。他の皆も同じように付いて行く。

横を通るリクリル族は荷物を持って、生き生きした表情をしていた。

さすがに人数が増えているのにはびっくりした。新しい顔ばかりなのもすごいけどな。

そして、俺達は港を後にした。別荘のある区画へと向かいながら。



つづく 

SSO劇場「ルンと白竜物語」

ル「久しぶりにホームへと帰って来たって思えるわね」

白「ミャ?」

ル「ん~お家とはちょっと違うのよ。私にしたらこっちがお家になるのよね」

白「ミャ~ミャ~ミャミャ」

ル「白ちゃんは向こうの方がお家になるわね。でも、この場所も白ちゃんのお家なの」

白「ミャ~ン」

ル「そうね、白ちゃんも嬉しいわね」

白「ミャミャミャ~ン」

ル「わかっているわ、ちゃんと案内もするから」

白「ミャ~~~ン」

ル「こら、くすぐったいわよ」

(皆が驚いてる後ろで、ほのぼの空気を出しているルンと白竜だった。チャンチャン)

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