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第089話 「実行したのは、あいつか?」

どうも~月影ミケ乱です~。


最近、近所の料理店の辛子攻撃でくしゃみが止まらない。

こう言うのは、海外特有だよな~


では、つづきを。

谷に入ると、そこは霧と川、それと無数の小さい滝が絶壁から流れていた。

滝の水しぶきからできる霧は、一定の高さ以上舞い上がらない。強風が山から谷へとふいていたからだ。

飛空船が進めば霧を切り裂いて進んでいる。まるで泉や川を進んでいる感覚になる。


時折、見える窪みや亀裂に空を飛ぶ魔物が見える。だが、なぜか襲ってくる奴らはいなかった。

本来なら縄張りに侵入したやつを攻撃する。でも、一匹すらこっちに近づいて来ない。


「ルン、聞きたい事があるのだが?」


「なんです?マスター」


「ここの魔物が、俺達を襲いかかって来ない理由を知っているか?」


「知ってますよ。多分、私を警戒しているのでしょう」


「なんでお前に警戒してるのかな?」


俺以外の皆がルンを見つめている。予測できるがちゃんと聞いておきたいからだ。


「簡単な事です、ちょっと出かける前に、五月蝿かった若い奴らを折檻したまでです」


「ほう、折檻したのか?その若いヤツってのは?」


「グリーンドラゴンです。ここの主になろうとして来たらしいですけど」


エレメント系グリーンドラゴンは嵐属性を持つ奴らだ。風属性が強くこの地なら十全に能力が仕えるだろう。

戦闘力も高く、俊敏性でいえば竜の中では1~2を争うほどだ。


「あの~グリーンドラゴンって、S級ランクの魔物ですよね?」


「たしか、速度だけではなく暴れれば村や町が一瞬で吹き飛ぶと言われているはず」


「そうですね。でも、そんなに強くありませんでした」


「グリーンドラゴンの事は分かった。でも、この周りの魔物達はどうなんだ?」


「折檻した時の音や魔力で格の違いを理解したのかもしれません」


「実行したのは、あいつか?」


「はい、その時は私も居ましたので」


俺とルンがため息をする。誰か分からない他のメンバーは首をかしげている。


「そうなると、このフィールドは安全に行けるのだな?」


「問題ないはずです。この場所の上位は私達みたいですし」


「ダンジョンでもないからな」


皆はなぜか納得した感じで、目の前に広がる幻想的な光景を見ている。

普通他よりも広いので、太陽もそれなりに入って来る。滝から上がる水しぶきで虹が出来ている所もある。

こちらに敵意がないのを察して、鳥類系の魔物が優雅に飛び出す。

岸壁の亀裂に住み着く「ロックバード」や、水辺を縄張りにしてる「アクアスワロー」

光を受けると羽根が虹色に変わる「レインボークジャク」とか、A~Bランクの魔物が多い。

実際強さより、発見と捕獲が難しいのでランクが高くなっている。

市場にでるのも、十年に一回くらいしか見かけない程の魔物達だ。


「セフィー様、綺麗ですね」


「これほどの場所なら姫様も連れて来た方が良かったかな?」


「あまり勧めるつもりはない」


「たしかに、この場所に来るにも飛空船が必要ですし」


ユーフィには教えてないのは、王家より貴族に聞かれる事を嫌ってだ。

飛空船も材料さえあれば作る事は可能だけど、それを売ってくれと五月蝿く言うやからが多い。

しかも、そんなやつほど後ろできな臭い事に手を出してる奴らが多い。

下手をすれば、町に迷惑がかかるからだ。


「面倒ごとが多いからな。さて、そろそろ現れる頃かな・・・」


「現れる?」


「マスター、あいつを感知しました」


「来たか。戦闘体制に移行」


「了解です!対空火器準備します」


「対物理と対魔法フィールド展開」


「フィールド維持100%、問題ありません」


他のメンバーは、いきなりの戦闘体制に驚いている。だが、すぐに自分たちも戦闘準備に入った。

全方位警戒してると、正面から何か近づいてくるのが見えた。

小さい影のように見えていたが、速度が違うのかすぐに正体がわかったからだ。


「りゅ、竜種が来た!!」


シーリアンが大きい声で来たヤツを教えてくれた。俺とルン以外は驚きと恐怖の顔になる。

竜種と遭遇はこの世界の人にとっては全滅を意味する。冒険者でもワイバーンは倒せても上級は無理だからだ。

エレメント系の竜種になると町が一つ吹っ飛び、レジェンド系は国が滅ぶ程だ。

来てるのは俺の知ってるやつで、はっきり言って馬鹿なやつだからだ。


「さて、あいつはどれだけ成長したかな?」



つづく

SSO劇場「ルンと白竜物語」

ル「今日は、白竜に手伝ってもらいましょう」

白「ミャ!」

ル「マスターのために、美味しく新鮮な魚を手にするのよ」

白「ミャ~ミャ~」

ル「美味しいわよ。かなり前だけど、お刺身を食べさせてくれたもの」

白「ミャ?」

ル「その時は、すごく世界が変わったって思ったもの」

白「ミャ~~ン」

ル「だから、マスターに美味しい物を食べさせたいのよ!」

白「ミャ!」

ル「やるわよ~白ちゃん」

白「ミャ~ン!!」

(この後、二人で周辺の魚を取りまくった。その時に、一緒に海で危険な魔物も一緒に狩っていた。数日の間、周辺の漁師が安全に大漁だったとか。チャンチャン)

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