第064話 「引き分けかな?」
どうも~ミケ乱です~。
最近は二次系が少なくなってきてますね、人気どころも終わることが多かったり。
原作も終わったり、久しぶりに雑誌を見て寂しさを覚えます。
でも新しい物でも面白い物が多いですし、新たなアイデアが浮かびそう。
では続きをどうぞ!
まずは軽く様子みと思ったが、アーネスッテはいきなり踏み込んできた。
上段からの袈裟切り、いきなりだがすぐに剣を右に受け流す。
バックステップで体制を整える、切り込みに迷いなく真っ直ぐだ。
剣術だけでは中級か上級手前ってところだ、俺より2歳上でこれだけやれるのはすごい。
「最初から全開?」
「多分私より強いですよね?ですから全開で行かせてもらいます」
再び俺に襲い掛かる、身体能力はスピード重視になっている。
剣撃はそれなりに重いけど剣の重さを利用してるみたいだ、足への攻撃しても避けている。
だが攻撃のリズムが一直線、引くことも押すこともしない。
実戦さながらの訓練をしているのだろう、でも本当の実戦を知らない剣。
剣を受け流し、避けたりして確実に相手のリズムをズラす。
「さすがに手強いです、ならばこれならどうですか!」
「なっ!?」
全身が発光し始める、さらにスピードが上がり剣戟も強くなる。
まさか剣術スキルの剣技、「ブレイブハート」を使うとは驚きだ。
体術の仙人モードみたいなもので、中級剣術で会得可能な技だ。
超人モードより劣るが剣術の切れも上がる、一時的な上級クラスまで挙げる事ができるからだ。
「驚いた、まさか「ブレイブハート」が使えるとは・・・」
「驚いているわりにはすごく避けていますね・・・」
「伊達にワイバーンを倒さないよ!」
剣を受け止め鍔迫り合いをはじめる、体格はアーネスッテの方が上だが腕力は俺もかなりのものだ。
アーネスッテも俺の細腕のどこに押し戻す力があるのに驚いている、俺の剣撃を受けてかなり後退する。
「できますね」
「伊達にBランクまで上がってないよ」
いつのまにやら周りの騎士や兵士が見守っていた、俺達の戦いを見届けるみたいに静かにしている。
お互いに呼吸をすると同時に前に出る、ぶつかり合う金属が辺りに響く。
一合づつまるで踊るように剣技が飛び、剣撃は戦いの旋律を奏でる。
戦いの中お互いに顔が笑みを浮かべ、楽しそうに訓練所という舞台で踊っている。
その場にいた者はその舞いに魅了され、その音に戦慄を覚えるほどだ。
だが、そんな楽しい時間は長くは続かない。
「はぁ~はぁ~、・・・さすがに疲れますね」
「・・・どうする?次で決着にする?」
「そうですね・・・そうしましょう」
俺は剣を下段に構え体の後ろへ、アーネスッテは肩にかつぐように構える。
沈黙という威圧が場を支配する、誰もが息をするのも窮屈になるほどに。
誰もが緊張して汗をながす、一滴の汗が地面に落ちたと同時に時は動きだした。
「バスターストライク!!」
「ブレイクブラスター!!」
勢いよく出された二人の剣が交差する、ぶつかりせめぎ合う力。
かなりの威力が出ていたのだろう、衝撃波が回りに広がり地面にクレーターを作る。
拮抗していたがそれも短く、俺が切り上げる威力が増していくからだ。
だが決め手とならなかった、拮抗していた力が強すぎてお互いの剣が砕ける。
威力がでか過ぎて剣の耐久性がなくなったのだろう、そのため二つの剣が砕け散った。
「引き分けかな?」
「・・・いえ、私の負けです」
「そんなことはないだろう?お互いの剣が砕けたのだから・・・」
「最後の方は私は押し負けていました、剣が砕けていなければ負けていました・・・」
「でも結果的に引き分けだったんだ、それでいいだろう・・・」
「しかし・・・」
アーネスッテが何か言おうとした時、まわりの騎士や兵士が歓声をあげていた。
興奮で何言ってるかわからないほど歓声が響いていた、アーネスッテはいきなりの歓声にびっくりしたままだ。
端々に聞こえてくる賞賛の言葉、ここはある意味実力があれば普通に賞賛されるからだ。
「あの、セフィーランス様・・・」
「ん?どうした?」
教官に訓練に戻るように伝えた後、アーネスッテが口ごもりながら俺に話かける。
「私を、私を弟子にしてください!?」
「え?」
「もっと強くなって、セフィーランス様を守れるほどになりますわ!」
「ええ~!?」
つづく
SSO劇場「ルンと白竜のミニ物語」
ルン(略:ル)、白竜(略:白)
ル「今日こそは私が上だということ教えないといけないわ」
白「ミャ~?」(首かしげる)
ル「長年マスターと共に成長した私に敵う訳ないわ」
白「ミャ~ミャミャ!」
ル「え?マスターの昔話が聞きたい?」
白「ミャ~ン」
ル「何、教えてくださいお姉様?」
白「ミャ?」(上目使いに見上げている)
ル「そこまで言われたら教えてあげないとね」(胸を張りながら得意気に)
白「ミャ、ミャ~~ン」
ル「なら教えて上げるわ、私とマスターの出会いから・・・」
(6時間後ルンと白竜が一緒に寝ているのを主人公が発見する、チャンチャン)
それでは次回もよろしく~ねっ!




