第050話 「でもあと何回か見回りするか」
どうもミケ乱です。
あと少しで一章を終わらせるつもりです、正確には「幼少期」かなw
過去最高の話数を書いてる時点で、俺もびっくりだけどなw
応援してくれる皆さんありがとうです、
ではつづきを
家に戻ると直ぐに鍛冶屋のドグンと共に黒鉄で鎧を作った。ウチの町は基本兵隊は600名ほどいる。
薄く延ばして作る黒鉄の胸当てや腕輪と簡単な構造だ、鉄より軽く鋼より硬いので兵士達は喜ばれた。
残った黒鉄で俺の装備も作って貰った、軽い黒鉄は厚くしても問題はなかった。
一番時間をかけたのは細かい鎖で作った鎖かたびらだ、小さく作ったリングで布のような感じになっている。
普通の鉄で作るとどうしても強度に問題が出る、「黒鉄」で作ったので強度と軽さはいい皮鎧より優れている。
しかも小さいリングで作っているため突刺にも強く、普通の鉄の剣だと刺さらないし反対に刃が欠けてしまう。
俺が作った鎖布は鎧の隙間や外套の裏地に使い、他の装備の防御率を上げていた。
ドグンも俺の作った鎖布と同じ奴を作り、鎧の隙間布の間に入れていた。
時間が掛かる以外は基本簡単な構造をしている、ドワーフの技術ならさらに凄いのが出来る。
町の騎士や冒険者に人気が出て何処の鍛冶屋でも作るようになった、装備や町の発展で父様も忙しくなっている。
「んじゃ~言ってきます」
「行ってらっしゃいませ、セフィー様」
カラさんに見送られて俺は町を走りまわっている、下地として体の基礎を上げる作業をしている。
どんなにポイントやスキルがあっても、その力に振り回されていると自滅しかねないからだ。
スキルのアシストがあっても力とは難しいものだ、微妙な加減や緩急がないから上の人間には分かってしまう。
例で言うなら整備されていない銃を撃つのと同じだ、撃てないならまだしも暴発して怪我をする可能性もありうる。
整備すれば安心と信頼が出来るのと同じ感じ、どんな技や力も下地があってこそだ。
下地として重りをつけて走っている、いつも町の裏通りを走って回る。
最近は人口も町も大きくなってきている、それにつれて悪さする輩も多くなっていく。
警備隊や兵士隊も巡回はしている、だがそんな眼を掻い潜り悪さする奴らも多くいた。
「今日は居ないな」
「マスターに見つかるのが怖くなったのでは?」
俺が始めたランニング(ほぼ全力ダッシュ)の途中で見つけた犯罪者は、殆どがチンピラやらが多いため一瞬で捕縛されている。
恐喝や盗みやらをやる奴は、親指と小指を手の甲を内側にして針金で結び張り紙をつけて警備隊に渡している。
人攫いやお尋ね者は完全に無効化して、顔中に短所を書き込みさらし場で罪状を書いた紙をつけ強制さらし刑にしておく。
訳有りな奴らは確保後、情報屋や使い魔「ラットー」を利用して情報を収集して有無を決めている。
大抵が貴族関係のトラブルやらだったりする、そう言った貴族の交渉は父様に任せている。
交渉カードとして父様が色々と使っている、たまに暗殺者が送り込まれるが全て撃退している。
撃退してるのはうちのメイドさん達だ、一度俺が気づいて撃退しようとしたらメイドさん達が先に討ち取っていた。
怪我はあるけどみんな無事だったのを確認すると、俺は戻る前にメイドさん達の集まる場所にポーション類を何個か置てく。
次の日には笑顔でいるメイドさん達は、誰もが「ありがとうございます」と俺に言ってくる。
どうやら気づいていたらしい、それからは暗殺者襲来のたびにポーション類を置くことをしていた。
「でもあと何回か見回りするか」
「はい、マスター」
町を拡張するためのお金はこの前の「ゴリゴ遺跡」の金塊を使っている、もちろん少しづつ使うようにしている。
金周りがいいと妬みにもなるから出来るだけ慎重にやっている、今は「ゴールドビートル」の金塊数個だけで足りるからだ。
商人も金がどこから出てるか知りたがるやつらもいた、どうせ冒険者に頼んで探ろうとしているのだろう。
家族の出る時はちらほらと冒険者らしい奴らを見つける、父様も元は冒険者だからそれくらい直ぐに見抜いて撒いている。
しつこいようならギルドに言いに行くとまで言っている、俺の場合はランニングで殆どが付いて来れなくなっていた。
しかも不定期にコースを変えるため待ち伏せもされたことが無い、しかも裏路地だから一般人と冒険者はめったに来ない。
「あ?愚か者を発見しました!」
「見えた、誘拐だな」
「売って奴隷にするって言ってます、どうやら間違いないみたいです」
「なら捕縛確定だな」
「目標は3です、マスターやっちゃってください!」
一瞬で誘拐犯たちの所まで行くと、俺に気づいた奴らは驚いている。
「この町で誘拐はいけないな、フォーレスト家のお膝元で・・・」
「目撃者は殺せ!」
「ガキは引っ込んでいろ!」
剣やナイフを出してきたのを見て、こいつらが最近来た奴らだろと推測できる。
俺も腰につけてる剣に手をかける、だがこいつらは直ぐに襲ってきた。
ナイフを持った男はナイフを投げて牽制するように、剣使いは剣は直ぐに俺に切りかかってきた。
居合い切りみたいに剣を引き抜いて一気に両方弾く、剣の技術はそれほどでもないようだ。
一般人を攫うのだからそんな力はいらないのだろう、一応使える程度の技術だけなのだろう。
最初の二人はすぐに戦闘で勝てないのをみて逃げようとする、だが俺はポケットから石を出すと二人に投げつけ気絶させる。
最後の一人は最初から戦意喪失してるみたいだ、武器を外して両手をあげていた。
面倒なのでそいつも気絶させて、3人を仲良く抱きしめさせてから縛りつけた。
「さて、大丈夫か?」
「すまない、私が油断していたから」
「気にしない、気にしない」
攫われようとした人を見ると女の人らしかった、かおまで隠れる外套をつけている。
背丈はおれより少し高い程度、外套を押し上げる強調する胸が見て取れた。
「僕はセフィーランス、セフィーでいい」
「私はシーリアン、助けていただきありがとうございます」
「いいよ、でもなんで攫われそうになったの?」
「多分私の種族のせいです」
「種族のせい?」
外套のフードを取ると素顔があらわになった、肌は黒く髪は銀色でストレート燃えるような紅い瞳。
俺と同じように特徴ある尖った耳、そう彼女はダークエルフだ。
「私がダークエルフだから・・・」
悲しそうにそれでいて綺麗な顔立ちの美女との出会い、俺も一瞬見とれるほどの美人さんだ。
だがこの出会いは後の俺の人生に関係していた、今はまだそれを知らなかった。
つづく。
今日のSSO知識はお休み
襲ってきた襲撃者暗殺者の平均は5~6
ちなみにメイドさん達のスキルレベルの平均は6、家事系スキルは7ですw
メイド長さんは平均スキル8、家事系スキル8のある意味化け物www
次回もよろしくね~♪




