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第032話 「たしかに気になりますね」

どうもミケ乱です。


最近、仕事が忙しく達筆に影響中です。夜も爆睡になり結構大変だったりします。

あとPVの累計2,181,721アクセスになりました、凄い量でびっくりです。


では、つづきをどうぞ

「さて、君はなぜ女王がいるのに王がいるのが疑問に思えるだろ?」


「たしかに気になりますね」


真剣な顔で言う王様、その頭に包帯が痛々しく巻かれている以外は普通だ。

たしかに疑問をあの場で聞くにも聞けないし、さっきの近衛騎士も王と女王と言っていたのは気になる。


「簡単な話だ、貴族たちの押さえのためだ」


「貴族ですか?」


「そうよ、この国自体は基本エルフの女王と勇者が作った。ほかの種族も入ってくるほどの多種多様な国なの」


「建国当初は問題もかなり多かったが、神の神託で種族差別はなくなったに等しいが・・・」


「今の貴族の殆どが人族で構成されているの。だから、エルフが女王だと変に摩擦が生じてしまうことが多いの」


「だから、ワシのような名目上の王が必要なのだ。貴族の反感を抑えるためにな」


女王と王が二人して説明してくれる。表だっての種族差別はなくなったがさすがに根本的なのは解決していない。

人族が多種族を妬むのもある。そして、悪知恵でそういうのを表に出にくくして裏で暗躍する。

どの世界でもそういったケースはあるのだろう。だから、王という盾を使うしかなかったのだろう。


「ニコニコと笑顔で握手をして背中にナイフを隠してるやつらが多いもんじゃ。最近じゃ、わしらの事も疎ましいく思えてきてるようなのじゃ」


「貴族派筆頭のやつですね。最近、力をつけてきていると報告がありました」


さっきの謁見の間で意見を言っていた貴族らしい。どうやら、貴族の中でも抜きに出てるのだろう。

多分半分は賄賂や後ろ暗い事が多いのかもな。派閥拡大は、自分の力を示しているのだから。


「気をつけておくことじゃ。どうやら、最近は私兵も増やしていると報告を受けておる」


「わかりました」


「暗い話はこれくらいにして。今日は、もっと他の話しましょう」


女王様に言われて話を変えるように考えるが、なにやら思い出したみたいでにやっと女王が笑う。


「そういえば、君はユーフィとどこまでいったのかな~?」


「どこまでって言われましてもまだあって間もないですから・・・」


「一緒にお寝むしたの」


俺が普通に説明する横からユーフィが喋りだす。王様の目が血走ってますよ。

そして、俺の腕を掴んでぎゅ~と抱きしめる。それを見た王様は、わなわなと震えだしてるし。


「こんなふうに寝たの、朝までなの」


状況の説明が、はじめてお使いに行った子供並の説明で。ところどころ、説明が省かれている。

普通に聞けばわかりそうなのだが絶対王様は勘違いしてるだろう。なんせ、血の涙を出してるくらいだから。


「そうなのね~ならちゃんと責任をもって貰ってあげないとね~セフィー君」


女王様は絶対にこの状況を楽しんでますね?だってその笑顔でわざと声を伸ばしてるのだもん。

あ~王様が再び剣に手を伸ばしてるよ、完全に切れかかっているのがわかるんですが。


「責任って僕まだ10歳ですよ」


「なんていい草だ!わしの天使に不満でもあるのか!!!?」


切れたよこの王様って切れる要点がそっちかよ?再び剣で攻撃してきたが直ぐに吹っ飛ばされる。

もちろん、女王様のメイスが再び王様のコメカミにヒットしたのを俺はばっちり見ている。良く死なないなあの王様。


「だめよあなた、なにも不満を言ってるわけではないのだから」


「セフィーを苛めちゃめ~なの」


トドメの一言が突き刺さってか動かなくなってしまっている。死んでいないけど逝ったな・・・主に精神が・・・。

さすがに、ダメージが大きいからその後は部屋から退場した。残った俺たちは紅茶を楽しみつつすこしだけゆったりしたのだった。


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*


お城から戻ってもユーフィが俺についてきている。

お風呂も夜寝る時も一緒って言い出すしまつだ。

言っておくが俺はロリでは無い、ロリではない!大事な事は2度言う。


「にしても王様も大変だったな・・・娘に殴られ詰られ」


ちなみに今は、ユーフィとは別の場所にいる。お着替えと髪の手入れだ。

服は直ぐだが髪が長いのと王家の髪を丹念に手入れするのは時間が掛かるのらしい、女性の身だしなみは下手すると1~2時間以上かかるのは現代でも同じことだ。

明日からギルドに行って、少し依頼をこなす事と後はあの試練がある。そのためスキルやレベルを上げないといけない。

安全に行くにはポイントを出来るだけ使う事になるな、できるだけ節約しないといけないからだ。

コレは10歳というハンデでもあるからだ。今でも異常だがもしポイントを全フリしたらどうなるか。

下手をすれば、人外になる上化け物扱いだ。今のレベルだから出来る範囲って言うのもあるが神の試練は届かないからだ。

SSO時代では神の試練は言ってみればイージーモードだったりする。今回は、さすがに最初からハードモードって感じに見える。

職業は無い分それにあった称号が多くあったからだ。人によってはスキルを入れるために試練を受ける人も多かった。

神殿で受ける試練の場合は二つの得点が多く、一つの試練で称号1つとスキル3つを貰うことが出来る。

称号もその神の持つ特性により変わってくる。武術と魔術の神アーシェの場合は称号に「魔法使い」「剣士」「魔法戦士」の三つがもらえる。

例外として「魔法戦士」の試練を受けると「魔法使い」と「剣士」の称号も一緒についてくるからだ、コレは試練の時に同じ試練を受ける事があるからだという。


「とにかくここだとユーフィが来るからステータスが使えない、ギルドの依頼の時にでも一人になってやるか」


纏まると扉からノックが聞こえてくる。返事をすると扉が開いて直ぐにユーフィが俺にダイブしてきた。


「一緒に寝るの!」


「姫様はしたないですよ」


姫様のあとに専属メイドさんがきた。ユーフィは俺の横ですりすりとすりついている。

さすがに今日は、色々とありすぎて疲れていたのだろう。俺もベッドで横になったあと急激に眠気が強くなった。


「おやすみ・・・」


「おやすみなの」


ユーフィがしっかりと俺の腕を掴んだまま眠りについた。俺もすぐに意識を手放したのだった。



つづく

今回は、お休みと言う事で。


では、次回もお楽しみに。

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