第023話 「大きいですね~」
どうもミケ乱です
今日は、ちょっと忙しかったために更新が遅れました(--;
最近、暑すぎて頭から湯気が出てる状態です。しかも服が重い<主に汗でww
では、つづきをどうぞ
王都バウンテッド。
王国と同じ名の都市。有名なのは王都と山を囲う巨大な城壁だ。
魔人戦争時代に自給自足を主とした都市を作り出したのが始まりで、山と森を合わせて城壁で囲った。
その当時は、かなり発展した技術や魔法でこの巨大な城壁を作り山や森を潤したという。
前線基地として使われ今では王都となった。名残で山や森に遺跡があり観光スポットにもなっている。
山に隣接した王城は終戦後当時の勇者が作ったとされ、今では再現不可能な技術もあるといわれている。
王族も当時の勇者と最後まで戦ったエルフの王族の子孫だといわれている。今でもその血脈は続いている。
彼らはハイエルフといわれ、実際子孫たちは高い魔法適正と精霊との適合もかなりの物となっていた。
エルフ特有な力が倍増する、王家ならではの力だがそれは増長する者も出てくる。
エルフは、出産率が低いため必ず複数の王妃が居る。そのために分家もかなり多くなり今ではエルフ全体の2割が血を引いている。
正統な血筋以外にも勇者の力が働いたらしく、たまに大きい力を手に入れる輩もいる。
王家を追い落とそうとする野望を持ったやつも多く、実際SSO時代に巻き込まれたイベントで王族を守るやつがあった。
半分アドベンチャー推理物になった感じの展開だったが、最後は分家の暴走だったというなんとも落ちがないイベントだった。
このイベントで一応貴族の地位を貰うことが出来るが、SSO時代だと煩わしい称号だった。
知り合いに貴族になったやつがいたが、貴族の闇の部分に嫌気がさした。学校でおきる嫌がらせより質が悪いと言っていた。
「大きいですね~」
「・・・ですね~」
「魔人戦争で戦った時の名残でな、あの壁に届くくらい大きいオーガ達が攻め込んできたと資料に残っていたらしい」
壁の大きさだけでも15mほどあり、届くとなるとオーガの大きさからして10m前後となる。
実際オーガの大きさは6~7mが殆どで10m超えは希少種か変質種のどちらかなのだろう。
「しかも、この壁は対魔法と対衝撃用の魔法が何十にも結界として張られているんだ。ちょっとやそっとで壊れたりしない」
「難攻不落の城壁ですか」
「当時の魔法技術もなかなかのものですね」
「今では再現の難しい技術だからな、魔法師ギルドも再現は難しくても似た物を作ったりしたぞ」
「テントですね?」
「ああ、アレは貴族や冒険者に人気あるからな」
それだけ需要が高い製品だと言うことだ。一番人気はアイテムボックス型のテントらしい。
大量に何でも放り込めるからという便利さが人気だという。
「ほら、そろそろ中に入るぞ」
門で一回止まるが父様を見て凄い勢いで敬礼をしてる騎士を見て、何気に父様が有名人だと言うことに気づかされる。
ついでに捕まえた盗賊たちを引渡して。後日、賞金を貰うことになったらしい。父様が騎士の人達に言っておいたらしい。
中に入るとそこは中世期の街中だった。高くても3階建てあとは2階建てばかりだ。
石畳で舗装された車道、汚れも少なく地球にありがちな汚れた中世期ではなかった。
ゴミ樽というのがあってそれにゴミを集めて週一で取替えられる、ゴミはゴミ穴と言われる巨大な穴に入れられるらしい。
だから町がゴミで汚れる事が減った、もちろんこれらも勇者が決めた事らしい。
っとにかく、中世期にしては綺麗なのだと言う事だ。海外でも綺麗だった町ってあまり無かったことを思い出す。
海外でも田舎に行けば今だボットン便所があり、外の離れた場所とかなり不便なつくりだったりする。
場合によっては道端にあったりと凄く汚れている。
映画で凄く綺麗に言われているが本当の中世期とはそれだけ外が汚れていた。
「かなり綺麗にされていますね」
「初代のときからずっと続けてきたことだからな、この国を見習って他国も同じような取り組みをしたといわれているぞ」
「それに活気があってみんないい顔してます」
「最近、貴族が馬鹿できなくなってきているからな。さて、何日持つかは知らないが」
どこにでも傲慢な貴族がいるらしく、この前の事が公になり他の貴族達も取り締まりが強くなったとか。
今騒ぎを起こすのは相当馬鹿な貴族か傲慢な奴くらいだ。
貴族が大人しくなったのはいいが傲慢なのはなにも貴族だけではない、冒険者も中には傲慢な奴はわんさかいるからな。
「ところで父様、今日泊まる場所はどういうところですか?」
「ん?泊まる場所はフォーレスト家の本家だ。家の実家でもある」
「父様の実家ですか?」
「一応この国の4大貴族の一つだ。王都では有名な貴族だぞ」
有名も何も4大貴族は王族と密接な関係をもつ貴族だ。王家の血が入ってる貴族だ。
王家に何かあればこの四家から王を決める事もあるらし。
そんな貴族の一つが「フォーレスト」家なのだ、父様はその家では三男坊で今は公爵をもっているのだから。
「父様はあまり乗り気じゃないのですね?」
「ま~俺の場合は結婚した時にかなりごたごたしたからな。後悔なんてしないぞ」
母様もどうやら実家ではあまりいい顔されないから今回は来なかったのか、たとえハイエルフだとしてもだ。
そうこうしている内に実家の門まできていた。森に隣接したその屋敷は自然と一体化されている。
「フォーレスト」家は森の管理と魔獣討伐も請け負っている。そのため文武両方を極めることが多い。
門から入っていき森の横道を通るとそこに大きい屋敷があり、作りは木造の洋館って感じで石もそれなりのものを使っている。
風景も森と一体化するように作られ、見た目に優しい雰囲気をだしていた。
そんな洋館の入り口前に、一人のメイドさんが立っていた。金髪ストレートでエルフの尖った耳、少し切れ目のある目、美人だが見方によってスパルタなお姉さんって感じだ。
馬車が止まって父様が下りたところで近づいてくる。本当にきびきびとした隙の無い歩き方だ。
「お帰りなさいませ、若様」
「久しぶりだな、イングス」
「長旅ご苦労さまでした。お疲れのところですが、旦那様がお呼びになっています」
「分かっている。俺は大丈夫だが、セフィーは大丈夫かな?」
「僕は大丈夫です」
「挨拶がまだだったな、イングス。こいつが俺の息子のセフィーランスだ。セフィーこいつはメイド長のイングスだ」
「よろしくお願いします」
「いえ、こちらこそよろしくお願いします」
「挨拶はコレくらいで、親父の所につれていってくれ」
「ではご案内いたします」
そしてメイドのイングスにつれられて屋敷に入っていく、初めてのお爺様にご対面となる。
つづく
今回はちょっと急がしかったので出来てません(><;
では次回をよろしくおねがいね!




