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第011話 「僕は部隊長には向かないよ」

あーどうも、ミケ乱です。


最近、雨と太陽が交互におきるので暑さが半端無いですwww

執筆中は扇風機を全開中。水と塩は欠かせないアイテムになりつつあります。


では、つづきを

討伐前日、最終確認で集まったりしている。

情報として、今の所オークの数は560匹。オークナイトが奥にいるのが確認されたみたいだ。

倒すのは部隊中心のAクラスの奴ららしい。俺は、基本遊撃隊に配属らしい。

オークの集落は絶壁な山の洞窟で、奥はそんなに大きくない。

それを中心に扇上に集落がある。出来て間が無いからそんなに大きくない。

基本繁殖時期は爆発的に村を襲ったりして増やすようだ。女性ならどんな種族でも孕ませるらしい。

森で居なくなった冒険者が今の所犠牲だとか、たまに非合法な奴隷商人も餌食になる。


そんなわけで、森の手前で今は部隊の編制をしている。

総勢450人、町に居る冒険者の3割がここに来ている。

Aクラスが4組、Bクラス15組、Cクラス20組、Dクラス150名、後方支援部隊Eクラス20名。

オークくらいならDクラスでも一人2匹くらいまで大丈夫だ、Eクラスも後方支援が中心らしい。


今、俺は配属になった部隊に向かっている。俺の部隊はそれなりのやつらが行動している。

はずなんだけど、どうも嫌な展開になってきている。


「こんなところにガキが一人いるぞ!」


「Eクラスのやつか?それならあっちにいるぞ」


「あっちでミルクでも飲んでな、がははははは」


どの世界にも馬鹿はいる、どうやら俺を知らない馬鹿らしい。

この3人以外はと言うと、なんとも哀れな目で3人をみてる。

俺も今回は別に手は出さない、ようは勝てばいいんだよね。


「そういうあなた方は?」


「これでもDクラスのボゲルだ」


「同じくDクラスのマーゲル」


「同じDクラスのアフゲル」


「「「三人でゲルラーズだ」」」


「そうですか、僕はCクラスのセフィーランス・フォーレストです」


「フォーレスト・・・げっ!」


「まさか騎士候のフォーレスト家の!?」


「しかもCクラスだと!?」


「あなたたちの素行はちゃんとギルドマスターにも報告します。僕の場合ギルマスの指名依頼ですから」


俺はゆっくりと遊撃隊の隊長の方へと向かう。こいつらは下っ端だというのがわかる。


「お前ら馬鹿だな、あの子に下手に手を出さないことだ」


「マータスの事知ってるだろう?あの子がそうなんだよ」


後ろで、他の冒険者たちが何か言っている。どうやら登録の時の事だろう。

今は、気にしないでおこう。どうやらあのひげの人が隊長らしい。


「どうも、Cクラスのセフィーランス・フォーレスト今着任しました。

こちらがギルマスからの手紙と証明書です。ご確認を」


「ギルマスから聞いている。君は自由に戦ってもらってもかまわない」


「了解です」


「一応遊撃部隊の全体を考えてくれよ、君だけで戦っているわけではないのだからな」


「そうですね。集団戦は始めてですからね」


SSOでは、やった事あるが面倒だったので、遊撃を基本にしていた。

俺と同じ感じの奴らを集めてやっていたら、いつの間にか進撃の遊撃隊って二つ名を持ってしまったりする。

一撃離脱を繰り返す、大抵の場合横から倒すのは簡単だった。

高レベルでもこの戦い方を知られても、俺たちを止めるほどのが居なかったからかもしれない。


「君のために部隊はあるが、この中で少隊長みたいになるからな」


「言っておくけど、僕は部隊長には向かないよ」


「大丈夫だ、一応形式ってやつだ」


「そうですか」


「4人編成の小隊だ、3人はこっちで決めてお前はその小隊の隊長だ」


「いいですけど、さっきの3人以外にしてください」


「またあいつらか、腕はいいのに性格が悪いからな」


「やっぱりですか?」


「ああ、強くなったやつらがなる一種の病気みたいなものだ」


どの世界でも力を持つと起きる病気だ。いい人だったのに急に力ができたら性格が変わったりする。

冒険者の場合はクラスが上がれば上がるほど、自分が強くなるのを実感するからだろう。

実感できればそれは自信になり、過ぎれば過信になる。

人間は、ほどほどがいいって言う。戦うときだけ全力でってね。


「それと大丈夫だ、君と同じCランクの奴らだ」


「でも僕結構早いですから、ついてこれるのでしょうか?」


「それは大丈夫だろう、レンジャー系の獣人だから」


なるほど、亜人の中でも身体能力が高い獣人だったら俺についてこれるだろう。

ふっと後ろに気配を感じる、殺気ほどじゃないけど闘気が丸わかり。

目の前の隊長さんの目も揺らいでいる。後ろから叩くつもりなのだろう。

後ろへ、2歩ほど下がると背中にいた奴に当たる。目の前を腕が下ろされてきた。

腕を掴むとそのまま双手背負いをする、相手が体を捻ろうとしたのを合わせる。

完全に決まらなかった。だから直ぐに片腕を捻って足で留める。

腰からナイフを首筋に立てる。一応傷つけないように。


「ま・・まいった」


そこには、俺より年上の女性がいた。見るからに獣人らしい耳が頭についてる。

この出会いで色々と大変になるのは、後のほうだったりする。


つづく

魔石ランク定義:

魔物から採取できる核が魔石となる、属性魔石は環境か魔者の特性で決まる。

魔石はそのランクと属性によって色や濃さが違いが出る、

無属性は透明になるほど強くなる。

火=赤、水=青、土=黄色、風=黄緑、木=緑、無=透明、聖=白、闇=黒。

上級属性はその中に文様がハッキリと出る、この模様が数だけがランクになる。

超級は光力が強みによってランクが変わる、神級は種類はあるがランクがない。


今回は、新しい予感がする展開。みんなお楽しみに


では、次回まで

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